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 那岐山(ナギサン):1255m
  岡山県勝田郡奈義町・鳥取県智頭町

 山の概要
   那岐山は岡山県奈義町と鳥取県智頭町との境に位置する標高1255mの山であり、氷ノ山那岐山国定公園の
   代表的な山である。日本原高原から仰ぎ見る山並みは東から那岐山、滝山、広戸仙と続き、那岐連峰と呼ばれ
   るに相応しい堂々とした風格がある。
   登山コースは岡山県側からA(菩提寺)コース、B(蛇淵)コース、C(大神岩)コースがあり、鳥取県側からはイワ
   ウチワが咲く西仙コース、東仙コースがある。

 Route MapBコース(大神岩)を往復
 Road Map 中国道津山ICから国道53号線を北上し、案内に従い山の駅から登山口へ
 以前の那岐山:2013.02.21(雪のCコース)、2012.04.24(西仙コース〜東仙コース、
            2011.05.14(Bコース〜Cコース)

 2014年2月12日(水曜日)
  曇り

 ホーム6:00.。。。。。。8:54戦車道分岐駐車地8:58 → 9:03第一駐車場 → 9:14第三駐車場 →

 9:20BC登山口 → 9:23B.C登山口分岐 → 9:40林道出会9:58 → 11:09大神岩11:57 → 12:48林道出会 →
 13:12登山口 → 13:30駐車地13:40。。。 17:30ホーム

 行動時間:4時間32分(休憩時間含む)
 昼食時間:ー

思いがけず雪の多さに撤退
  
大雪の後だが休日が続いたのでルートはしっかり踏み固められているだろうと那岐山に出かける。
  津山ICを降りるが那岐連峰は山頂付近が少し雲に隠れているようだが、まずまずの天気だ。
  国道から「山の駅」の案内に従い那岐山に向かうが雪はない。「山の駅」を過ぎると道端に雪が残っているが問
  題なく登山口入り口へ。戦車道と合流したところに数台の車が駐車している。どうして此処に?と思ったが案の
  定、入り口の急坂で走行不能に。バックして皆と同じところに駐車すると次々登山者の車がやって来る。
  仕度をして出発。つるつるに凍ったところを避け雪の上を歩いていく。第一駐車場まで来ると辺りが伐採されて明
  るくなっており、那岐山は見えないが大神岩のピークは見えている。どの駐車場にも車は見えない。第三駐車場
  を過ぎると積雪も多くなり、登山口の橋を渡った先のゴロゴロ道も雪に覆われ歩き易い。
  山頂辺りは雲に隠れているがこの辺は風も無く日差しがあるので暑いくらいだ。着込んできたので汗が噴出す。
  大汗をかいて、やっと林道出会いに。先行者も後から来た人も防寒着を脱いで、身軽になっている。
  服装調節とアイゼン装着に随分時間を費やしてしまった。
  ここから積雪も多くなり傾斜も急になってくる。少し登ると学習の森に着く。学習の森を出ると明るく開けた雪原が
  広がっている。雪原を進み、折り返すと植林帯に入って行く。斜面に付けられた狭いトレースを辿りながら、ジグ
  ザグに登り高度を上げていく。檜林を抜けると広葉樹の森。トレースが雪の面に真っ直ぐ延びている。その先が
  標高1000mの大神岩だ。ここまで2時間余り掛かった。冷たい風が吹き抜け、いっぺんに体温を奪われ、寒くて
  休憩することもままならない。1071mピークを目指して暫く進むと雪の深さに腰まで埋まる。先を見るとルートは
  深い壷足の跡に埋め尽くされている。後から来た人も堪らずスノーシューに履き替えた。我々もワカンに履き替え
  たが膝上まで埋まる。それに壷足の跡を避けながら進むのも一苦労だ。今日はここまで、撤退だ!
  大神岩まで降りてくると3人の登山者に出会った。若いアベック?は軽アイゼンのまま山頂に向かった。我々は
  ここから引き返す地元津山の年配の人と一緒に下山することにする。
  林道出会いからは、少し汚れたバージンスノーの林道を楽しんで登山口に帰ってきた。
  .
戦車道の合流点 広くなった路側に駐車 第一駐車場 木が伐採されて大神岩のピークが見える
第3駐車場 まずは広い林道を・・・・
 林道が広くなった所に那岐山、滝山、広戸仙の
案内板が立っている。
その先の小さな橋が登山口
Bコース、Cコースの分岐、左手のCコースへ
Cコース2,4Kmの標識
気持ちの良い雪道 林道に到着
林道から一登りすると学習の森
学習の森を出ると、大きなジグザグの登りへ
 
急斜面に付けられた狭いルート
針葉樹の林を抜けると広葉樹の中に真っ直ぐなトレースが・・・
 
やっと標高1000mにある大神岩 大神岩から次のピークへ
 
断念して撤退
 
林道を通って下山
 ひとこと:初めてのワカン、調整不足で上手く装着出来ない、無理をして調整した副隊長は凍傷寸前に・・・・!・        
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