まだ北海道の後遺症が残るなか、暑さをしのげる標高の高い山として石鎚山に登ることにした。
家を出発すると、早速北海道の弊害が・・・・・・、カーナビのカードを車につけたまま修理(帰路、大阪辺りでフロントガラスが
割れた) に出して割引がなくなってしまった。 5000円余りの損害だ。
駐車場には車が数台のみ。ひんやりとした空気が気持ちいい。
しかし、天気はピーカン、今日も暑そうだ!鈍ったからだには堪えるだろうなぁー。
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駐車場から見る石鎚山
すこし雲が懸かっているが、そのうちとれるだろう |
ロータリーを石鎚神社に向けて進む |
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神社を過ぎたところに登山口がある |
登山口から遊歩道のような平坦な道を10分ほど
行くと国民宿舎分岐に着く。
昔、膝痛で足を引きずりながら降りたことがあった
今は膝痛もなく歩けるのは有難い |
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気持ちのいい木陰の道を行く |
鶴の子の頭のトラバース道は丸太の木道 |
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トラバース道を出ると最初の休憩所、シコクシラベの間から見る石鎚山は絶景だ |
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ここからは日差しの中を歩いていく。登山道脇のタカネオトギリを見ながら進むと第二休憩所に着く |
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峠を越えるたびに新らしい石鎚が姿を見せる |
美しい笹の斜面を緩やかに登っていくと小さな峠ねたどり着く。木陰の峠を越えると姿を変えた石鎚が目の前に聳えている。
振り返ると瓶ヶ森からの稜線が遥か彼方に霞んで見えている。
笹の道から樹林のなかに入っていくとまもなく東稜分岐の休憩所だ。木陰を涼しい風が吹き抜け最高に気持ちがいい。
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東稜分岐の休憩所 |
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期待したルンゼのお花畑もこれから。
クガイソウもミソガワソウも咲き始め |
瓶ヶ森がかすんで見える |
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ルンゼから見上げる石鎚北壁 数少ないクガイソウに群れるアサギマダラ |
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タマガワホトトギス |
イシヅチフウロウ |
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成就社からのコースと合流 |
二ノ鎖元鳥居 |
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二ノ鎖、見下ろすとかなりの高度感(マウス ON) |
カラマツソウを見ながら休憩 |
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三ノ鎖を登れば弥山山頂 |
弥山山頂到着。
ガスのなかで眺めは良くない |
弥山山頂で昼食。次々登山者が登ってきて、我々の昼食(ソーメン)を見て羨ましがる。
昼食も済んで元気が出たところで久しぶりに天狗岳に行くことにする。今日は快調だ! 三点支持も必要ないほど岩場をスイ
スイ歩ける。北壁を覗き込んでもなんともない。昼飯のエネルギーの性かも? 15分ほどで天狗岳に到着。
振り返ると弥山から行列になって、こちらに向かってくる。記念写真を撮って、さらに先に進む。新しく出来た崩落の後が痛々し
い岩肌を見せている。天狗岳から約15分で南尖峰に達した。ここは静かで良い!のんびりデザートを食べながら、素晴らしい
展望を楽しむ。天狗岳、弥山と四国の最高峰の二つのピークが同時に目に入ってくる風景は今日の最高のプレゼントだ。
天狗岳から聞こえる修験者のほら貝の音が峰々に木霊し、石鎚山らしさは最高潮になる。
花にはまだまだ1ヶ月も早かったが新しい石鎚山を味わえて、楽しい山旅になった。
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天狗岳にもガスが懸かっているが、行ってみよう! |
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今日は快調 岩稜をすいすい進む |
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岩稜を歩いて天狗岳へ |
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さらに南尖峰に向かい岩尾根を行く |
迫力のある東稜の岩場が目の前に |
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南尖峰から天狗岳、弥山を望む |
帰りは慎重に・・・・ |
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岩場に一株のマツムシソウ |
カラスウリ(昼間に咲くの?) |
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シシウド |
イワアカバナ |
ひとこと:副隊長に石鎚のお花畑を見せたかったが花は少なく残念! |