おしどり登山隊

★ 三瓶山(1126m) 西の原より時計回りに周回
 ■ ホーム へ

 ■ 山便り

 ■ 年別山便り

 ■ 地域別山便り

 ■ 風便り(ブログ)

 ■ リンク

三瓶山の過去ログ
2009.10.04
2008.11.13
2007.10.12
2010年7月21日(水曜日)       コース図はこちら
■ 天候: 晴 各地で猛暑日
■ アプローチ:国道54号線晴雲トンネルを過ぎ1.2kmで左折県道40号線を25分で西の原
■ 登山口:西の原コース登山口
■ 駐車場:西の原駐車場
■ お弁当:女三瓶山山頂
■ 登山道:急坂のアップダウン(所々、小さな岩場あり)
コース
家出発5:35。。。 8:15西之原駐車場8:30 ⇒ 8:46姫逃池分岐 ⇒ 9:40樹林帯通過9:55 ⇒

10:35男三瓶山頂10:50 ⇒ 11:22兜山 ⇒ 11:40女三瓶山頂(昼食)12:25 ⇒ 12:37大平山 ⇒

13:16孫三瓶山頂 ⇒ 13:29風越13:35 ⇒ 14:14子三瓶山頂14:35 ⇒ 14:52分岐14:55 ⇒ 
15:34避難小屋 ⇒ 15:50駐車場16:10。。。。。 18:55帰宅

行動時間:7時間20分(昼食、休憩含む)
昼食時間:45分
レポート
 今週梅雨明けし、猛暑の一週間になりそうだが夏山登山に備えて訓練登山に三瓶を縦走することにする。
西ノ原の草原は青々として、秋のススキの原とは違った美しさがある。車を降りると涼しい風が吹き、一人当たり
2リッターの水を用意したのが無駄のように思えたが用心して持って行く事にする。低い萱の草原を男三瓶山に
向かって歩くが花はアザミしかない。 
 草原を過ぎ、潅木の中に入ると、風が無く汗が噴出す。 中国自然歩道への姫逃池分岐に出るとすぐ上に男
三瓶と子三瓶への分岐がある。ここを左にとり、カラマツ林のなかを北に向かってしばらく行く。ペースがあがらず
ずいぶん長く感じられる。道が南に向かい、広葉樹林の中をジグザグ登ると視界が開け尾根にでる。登山口から
1時間の道程だ。暑さと疲れで堪らず休憩。大江高山の特徴的な山塊がよく見える。ここからは尾根道になり、
足場の悪い急登が続くが高度感と素晴らしい眺め、そしていろいろな草花が苦しさを和らげてくれる。
 1000mの標識をすぎると緩やかな尾根道になり、堀割りのような坂を上がると頂上台地の草原が広がっている。この辺りは花も多く、楽しい散歩になる。最後の階段を上れば方位盤や展望台のある山頂広場に着く。前回
より30分も多く掛かっているし、疲れてもいる。
西の原駐車場(下山時に撮影) 緑の草原を雄三瓶に向かって行く
姫逃池分岐 樹林帯を抜けると大江高山の特徴ある山容が見える
ガラガラ道の急登も花に励まされて登る
あの尾根を過ぎれば 広い草原、その先の峠を越えれば
山頂直下の草原 男三瓶山頂上 
展望台と避難小屋 男三瓶山頂上
 山頂には60人ほどの高校生が休憩して賑やかだ。広々とした山頂で冷たい水で体を冷やし、エネルギーを補給
して女三瓶へ向かう。避難小屋のまえを通り急な丸太の階段を下り、犬戻しの岩場の急坂を慎重に下って眺め
の良い痩せ尾根に降り立つ。さらに岩場を下るとなだらかなユートピア、露岩の多い兜山の小さなピークを過ぎる
と女三瓶のアンテナ群は目の前だ。
 振返れば男三瓶の雄姿や子三瓶や孫三瓶が見渡せ、険しかった登山道が懐かしく思い出される。
 鞍部から一登りすると女三瓶に着く。疲れ果てて食欲も無いが兎に角昼食にする。山頂のベンチは陽に照らさ
れているが風は気持ちが良い。ソーメンを食べ、ゆっくり休憩するとようやく元気が出、縦走を続ける気になった。
 電波塔の林立する女三瓶から観光リフト終点に降り、間伐材を敷き詰めた遊歩道を大平山へ進む。 
縦走路から雄三瓶を振り返る
兜山標識 雄三瓶をバックに
子三瓶&孫三瓶 女三瓶山山頂の電波塔群 女三瓶山山頂
ヤマジノホトトギス 大平山山頂 奥ノ湯峠の標識
  大平山の頂上展望台からカシワやクリに囲まれた展望のない平坦な道を15分ほど行くと奥ノ湯峠に着く。
ここから上り道になり、道はしだいに急になる。岩場の急登を登り、周りが開けて明るくなると間もなく標高900m
の孫三瓶頂上に着く。山頂には先ほどの高校生が休憩していた。休憩場所も無く、無風状態で耐え難い暑さなので先に進む。
 孫三瓶から急坂を十文字の峠になっている風越に降り、すこし休憩して子三瓶の急登に取り付く。この急坂で
バテバテの状態、風のある所で2度の休憩、酸欠状態の魚のように風を吸って息継し、やっとの思いで登る。 
 子三瓶山頂に登り、分岐まで引き返し男三瓶を見ながら休憩、ここは気持ちの良い風が吹き、疲れた体を休め
るには絶好の場所だった。長い休憩の後子三瓶から急坂を下り、少し開けた平らな尾根を行き赤雁山の小さな
登りから峠に下る。
 峠から西ノ原に向け左に降りると道は笹薮の中だが、踏み後はしっかりしており迷うことは無い。植林帯にでる
と笹漕は終わり、ひたすら西ノ原に向けて進む。分岐から40分程で避難小屋が見え、男三瓶分岐に着く。
 樹林帯を抜け西の原が見えた時、今日の長くて苦しい耐暑訓練がやっと終ったと思った。
孫三瓶山山頂から子三瓶山 風越の分岐を孫三瓶山から子三瓶山へ
男三瓶山分岐から子三瓶山山頂を見る 子三瓶山山頂
微かに見える尖峰は石見冠山 丸い山頂の山は船通山
笹漕の道を下山 避難小屋の向こうで男三瓶からの道と合流
 
  あとがき:なまった体にはきつ〜い訓練だった! 重い水もほぼ飲みつくし、体液が入れ替わったハズだ 
        それにしても暑かった、早く帰って冷たいビールが飲みたい!

 

ホーム 山便り ページトップ

osidori登山隊