コース |
家出発5:45 8:15西之原駐車場8:25 ⇒ 8:42姫逃池分岐 ⇒ 9:25樹林帯通過9:30 ⇒
10:10男三瓶山頂10:20 ⇒ 10:52兜山 ⇒ 11:08女三瓶山頂11:10 ⇒ 11:25大平山11:30 ⇒
12:05孫三瓶山頂(昼食)12:40 ⇒ 13:16子三瓶山頂13:25 ⇒ 13:43分岐 ⇒ 14:12避難小屋 ⇒
14:30駐車場14:35 17:45帰宅
行動時間:6時間05分(昼食、休憩含む)
昼食時間:35分 |
レポート |
広い西ノ原の草原に聳える男三瓶山が山肌を際立たせ、朝露に濡れた草花とススキが朝日を浴びて輝いている。はやる気持ちを抑えてゆっくり草原の中に一歩を踏み出す。爽快だ!
芝生広場の端に沿って草原の中を歩いていく。それはやがてススキの海のなかへと続く。クロカンコースが迷
路のようにススキの原を別けて造られている。ススキの原を過ぎ、潅木の中に入ると、アケビの実もなっている。
中国自然歩道への姫逃池分岐に出るとすぐ上に男三瓶と子三瓶への分岐がある。ここを左にとりカラマツ林の
なかをしばらく行き、広葉樹林の中をジグザグ登ると視界が開け尾根にでる。足場の悪い急登が続くが高度感と
素晴らしい眺めは満足感でいっぱいだ。おまけにホソバヤマハハコやヤマラッキョウ等の花が群生している。
1000mの標識をすぎると緩やかな尾根道になり、堀割りのような坂を上がると頂上台地のススキの原が広
がっている。草原を散策しながら進み、最後の階段を上れば方位盤や展望台のある山頂広場に着く。 |
|
|
西の原駐車場から見る男三瓶山 |
芝生広場の端にある登山口の標識 |
|
|
登山口からススキ原の広い登山道を行く |
男三瓶山90分の標識がある分岐 |
|
|
急登の尾根道 |
ガラガラ道も振返れば絶景が |
|
|
あの尾根を過ぎれば(マウス ON 峠の向は) |
一面のススキが原 |
|
|
最後の階段を上ると山頂 |
男三瓶山頂上 後ろに大江高山 |
広々とした山頂で展望を楽しんだ後女三瓶へ、避難小屋のまえを通り急な丸太の階段を下り、犬戻しの岩場の
急坂を慎重に下って眺めの良い痩せ尾根に降り立つ。逆コースの時はいつもここで休憩する。さらに岩場を下る
となだらかなユートピアを過ぎ、露岩の多い兜山の小さなピークを過ぎると女三瓶は近い。
振返れば男三瓶の雄姿や室の内の展望が開け、足元にはフウロウやアキノキリンソウなどが咲き乱れ、厳しい
登山道を美しく、楽しく装ってくれる。
紅葉には早いが絶好の行楽日和で、きょうは沢山の登山客で賑やかな縦走路だ。
電波塔の林立する女三瓶から観光リフト終点に降り、間伐材を敷き詰めた遊歩道を大平山へ進む。
女三瓶、大平山どちらの頂上からも三瓶の眺めは素晴らしく甲乙付けがたい。 |
|
|
|
美しい断層模様の山肌 |
アキノキリンソウ |
|
|
マツムシソウ |
女三瓶山から男三瓶山を見る |
女三瓶山山頂 |
|
|
大平山から三瓶全山 |
|
大平山の頂上展望台からカシワやクリに囲まれた展望のない平坦な道を栗の実を踏みながら15分ほど行くと
奥ノ湯峠に着く。前に一周した時はここから室ノ内に下ったが今回は見送り孫三瓶へ直進する。
道はしだいに急になり、息があがり出したころ、樹林の先が開け標高900mの孫三瓶頂上に着く。
日差しは強いが心地よい風を受けながら昼食にする。
ここからの眺めは急峻な男三瓶とまろやかな子三瓶を見るには絶好の場所だ。山頂を行き来する人影を見な
がらの休憩は飽きることが無い。
孫三瓶から急坂を十文字の峠になっている風越に降り、子三瓶の急登を行くことになる。
子三瓶の上りには団体さんの行列、道を空けてくれるのはいいが、この急坂、息継ぎもしないで一気に登らな
いといけない。(軟弱でも少しは格好つけて!?) やっと長い列も終わりになると急登も終わっていた。
子三瓶山頂には若い夫婦が一組食事中、分岐まで引き返し男三瓶を見ながら休憩。子三瓶から急坂を下り、
少し開けた平らな尾根を行き赤雁山の小さな登りから峠に下る。
峠から西ノ原に向け左に降りると道は笹薮の中だが、踏み後はしっかりしており迷うことは無い。植林帯にでる
と笹漕は終わり、ひたすら西ノ原に向けて進む。分岐から30分程で避難小屋が見え、男三瓶分岐に着く。
沢山の家族連れで賑わっている西ノ原の芝生広場を横切り駐車場に到着。
6時間の山歩き、天気も良くて楽しかったな〜! 紅葉はまだまだみたいだけど、、、。 |
|
|
孫三瓶山から子三瓶山 |
孫三瓶山から男三瓶山 |
|
|
孫三瓶山山頂 |
子三瓶山登りから孫三瓶山 |
|
|
|
笹漕の道を下山 |
避難小屋の向こうで男三瓶からの道と合流 |