おしどり登山隊                                             |山便りへ ホームへ 

 大神ヶ岳(だいじんがだけ):
1177.0m・赤谷山(あかたにやま):1181.0m
     島根県益田市匹見町

 山の概要
   広島と島根の県境主稜から眺めると、島根県側にひときw高く特異な形状を示す山が大神ヶ岳だ。頂上部には
   20mはあろうかという玄武岩が露出し、登高意欲をそそる。名だたる山が、、リゾート開発の名のもとに自然破壊
   の運寧をたどっているが、西中国山地には、まだ自然を秘めた山が残っている。その代表格がこの山である。
   昔は山伏の修行の山で、それだけに歴史も古く、苔むした小祠が今も地区住民の尊崇を集める。
   広島県側からは吉和村から八郎林道で三坂八郎隧道を抜け、島根県側に下ると登山口がある。島根県側からは
   匹見町の三葛から三坂林道を吉和に登る途中の左側になる。踏み跡をたどれば、山頂まで50分。山頂南側の崖
   上に立つと展望が開ける。山頂から東へ約1時間縦走すると、赤谷山に着く。−ヤマケイ「日本の山検索」よりー
   
 Route Map三坂八郎林道登山口から大神ヶ岳山頂を経て、赤谷山を往復
 Road Map中国道吉和ICから国道186号線を西進し、大向長者原林道、三坂八郎林道と繋ぎ、登山口へ
 前回の大神ヶ岳:2007.07.05 

 2015年11月16日(月曜日)
  晴れ後曇り

 ホーム7:30.。。。9:45三坂八郎林道登山口9:50 → 10:16潜り岩 → 10:22三坂大明神・くにびき国体採火地 →

 山頂部周回(反時計回り) → 10:38大神ヶ岳山頂10:58 → 11:26笹原展望地(昼食)12:23 → 12:38立岩12:45 →

 12:50赤谷山山頂 → 13:00立岩 → 13:17展望地分岐 →13:45大神ヶ岳山頂分岐 →13:50くにびき国体採火地 →
 14:13登山口14:15。。。。 16:25ホーム

 行動時間:4時間23分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:57分

紅葉の終わった静かな登山道を山頂へ
 8年ぶりの大神ヶ岳だ。前回は天気が悪く薄暗い中を登ったので、何時か天気の良いときにと思っていた。
 今回は悪評高い国道488号線を避け、大向長者原林道でアプローチすることにした。それに先日の新聞には島根
 県側が全面通行止めの記事も載っていた。
 吉和の美濃木神社の起点を入ると488号線の東側の山中に舗装された立派な林道が延びている。これなら離合の
 心配もいらない。周りの風景を楽しみながら9kmほど走ると国道488号線に合流する。左折して吉和方面に300m
 ほど引き返すと三坂八郎林道起点の八郎橋が見えてくる。林道は八郎川に沿って曲折する走りやすい道だ。10分
 余りで県境の三坂八郎トンネルを抜けると島根県匹見町だ。視界が開け、前方には大きな山塊の安蔵寺山が姿を
 現す。ヘヤピンカーブの道を約700m下ると鳥居のある登山口に着く。 道路を挟んだ登山口の反対側が駐車場に
 なっている。
 駐車場には平日のせいか登山者の車の姿は無い。
 木の鳥居を潜って登り始める。いきなりスギ林の中の急登だが、数度ジグザグを切ると左手の山裾を巻く道となり、
 緩やかに登っていく。趣のある木橋を渡り、小さな渓流に突き当たると再び急登が始まる。大きな「平岩」を過ごすと
 朽ち果ててバラバラになった鳥居がある山葵天狗社に着く。滑りやすい岩場を慎重に登り、「潜り岩」を潜ると山頂
 基部にあるくにびき国体採火地の石碑と三坂大明神の祠が見えてくる。
 ここで登山道は左右に分岐している。左が山頂への順路だが、右の道を採り、圧倒されるようなカンラン岩の懸崖を
 見ながら大岩の下を周回してみる。大岩の西側で順路に合流し、懸崖の後ろから岩の間を縫うように登っていくと
 大神ヶ岳山頂に達する。
 山頂部は東西に長い岩盤の上で灌木の茂る周囲は断崖となって落ちている。中央部の展望のよく効く岩場の上か
 らは吉和冠山〜右谷山に至る寂地山塊、さらに右には小五郎山、谷をはさんで安蔵寺山を見渡せる。
 西方面にはこれから向かう笹の展望所や赤谷山も見えている。
 これらの展望を楽しんでいると瞬く間に20分が経っていた。
 
 
    大向長者原林道入口(マウス ON)             「ここは三坂八郎林道交差点です」の看板が立つ八郎橋
 三坂八郎トンネル トンネルをでると安蔵寺山が正面に見える
駐車場 山葵天狗社・三坂大明神の鳥居の立つ登山口
スギ林のなかをジグザグに登っていく しゃれた木橋も古びてきた
平岩 山葵天狗社の祠
潜り岩 急登を行く 山頂部の基部
山頂部東側の岩壁を見上げる
 山頂基部の三坂大明神&山頂東端部 山頂の岩上に立つ副隊長
これから行く赤谷山方面の眺め     右半分が欠けた白骨樹
山頂からの展望

 展望を楽しんだ後は、赤谷山へ向け縦走にかかる。灌木帯からスギ林の中を意外なほど下っていく。7〜80mほど下り、上
 りに転じ、最初のピークは南を巻き尾根に上がる。葉の落ちた明るい尾根道は、まだ細そくて若いブナの木が多い。木の間
 越しに赤谷山が見え隠れする登山道はやがて急坂になり次のピークを目指す。登り切ったところの分岐を左に取ると 草の
 刈られた1170mの展望地に着く。ここはほぼ360度の大パノラマが展開する素晴らしい展望台だ。中国山地の奥深い中
 央部にいることを実感できる景観だ。
 この大パノラマのなかで楽しい昼食タイムにする。 今日も最近お気に入りの鍋焼きうどんだ。
 
分岐から縦走路へ 杉林を抜け自然林へ
葉の落ちた明るい尾根道
1170m笹原の展望台から大神ヶ岳を振り返る

 1170mピークを後にして、北西に続く尾根道を赤谷山に向かう。緩やかに下る尾根道を進んでいくとそれまで樹間に見え
 隠れしていた大きな岩の塔が見えてきた。立岩だ! 広葉樹の裾野を引き連れ一際高く聳えている。このルートを代表する
 一番の絶景だ。紅葉に時期に、再び訪れて見たいものだ!
 登山道は尾根伝いに、この岩塔の先までロープにある急坂を登る。岩の上から再び絶景を楽しんだ後、急坂を下り鞍部から
 登り返し、山頂部の肩に乗るとほどなく赤谷山山頂に着く。二等三角点のある山頂は灌木に囲まれ眺望は無い。
 帰路は往路を引き返す。赤谷山の肩や立岩からは縦走路が手に取るように判る。稜線から垣間見える赤谷山と大神ヶ岳に
 分かれを告げ、鳥居の待つ登山口へ。
 赤谷山はガイドブックでは地元の人は立岩山と呼んでいるとあるが、なるほどその呼び名の方が良いかも・・・・。
 帰る車中から、三坂八郎林道で両端を切断したドラム缶を搭載した軽トラックに会った。挙動不審な怪しい軽トラは何をして
 いる人達だろう? まさか捕獲した熊を放獣していたのでは・・・??
 
このルート一番、立岩の絶景
立岩からルートを振り返る 立岩の岩上に立つ
急坂を下りて登り返す 赤谷山山頂
稜線上から見る赤谷山と大神ヶ岳
木橋を渡ればもうすぐ・・・・ 車が1台増えた登山口
 ひとこと:立岩から見下ろす赤谷山の紅葉はみごとだったに違いない・・・残念!        
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