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 磐梯山(ばんだいさん):1818.6m
     福島県北塩原村

 山の概要
  郡山を出た磐越西線の汽車が山地を通って中山トンネルを抜け出した時、不意に見に前に現れる猪苗代湖の
  明るい風景におどろくと同時に、旅客はその傍らに立つ磐梯山に、思わず声をあげずにはおられないだろう。昔
  から磐梯山は猪苗代湖と共に賛美されていたので、この山と湖とどちら一つ欠いてはいけない。多くに名所は山
  を望む湖畔に置かれ、多くの風流人は湖を控えた山を賞した。 −「日本百名山」深田久弥著よりー
  
 Route Map八方台登山口から弘法清水小屋を経て山頂を往復
 Road Map裏磐梯キャンプ場から国道459号線と磐梯山ゴールドライン経由で北方台駐車場へ

 2014年6月27日(金曜日)
  晴(山頂はガス)

 裏磐梯キャンプ場6:00。。。。。6:20八方台登山口駐車場6:30 → 6:55中の湯温泉 → 8:00お花畑分岐 →

 98:10弘法清水小屋8:20 → 8:50磐梯山山頂9:00 → 9:24弘法清水小屋 → 9:30お花畑散策9:40 → 
 10:30中の湯温泉10:39 →  11:00八方台登山口駐車場11:15。。。。 13:30岳温泉

 行動時間:4時間30分(休憩時間含む)
 昼食時間:ー
山頂はガスの中
 
早朝の八方台駐車場はまだ閑散としている。
 ブナ林の登山道は緩やかに始まるが、次第に傾斜を増して丸山の横を登っていく。一登りすると峠に出て、少し
 下ると展望が開け、磐梯山の雄姿も見えてくる。そのまま下った所に中ノ湯温泉がある。現在廃業中で小屋は
 ボロボロの状態だが、その規模からかっては結構大きな温泉宿だったことが察せられる。横の池からは硫黄の
 匂いと共に気泡と湯?が湧き出ているが水は冷たい。ただ奥の源泉にある小さな池は丁度手ごろな温度の温泉
 だった。
  、
トイレも休憩所も備えた八方台登山口の駐車場
八方台登山口 緩やかな広い登山道
中の湯温泉 右奥が磐梯山 一番奥の小さな池は丁度良い湯加減

 中ノ湯温泉を出ると湿地の縁を傾いた木道が暫く続き、やがて火口壁の急な尾根道になる。
 30分ほど急坂と格闘すると尾根のピークに達する。ピークにある小さな広場は樹木が刈られ荒々しい火口壁が
 が見渡せ、時間的にも登山口から1時間と休憩するのに丁度いい。
 ピークで尾根歩きは終り、トラバース道になる。 小さなアップダウンを繰り返し、高度を上げていく。30分程の道
 程だが、展望の無い登山道はそれ以上に長く感じられる。
 お花畑分岐から弘法清水小屋までは0.3kmだが、これも思いのほか遠かった。
ミツガシワ ツマトリソウ
コケイラン 中の湯温泉を過ぎると急坂
登山口から1時間、急坂のピークで爆裂口の絶壁を見ながら休憩
アップダウンが連続する登山道 お花畑分岐 お花畑は左200m 右は弘法清水小屋
弘法清水小屋 弘法大師に迎えられる

 弘法清水小屋でお茶を頂き、山頂を目指す。小屋からは岩場の急登だ。霧の中をひたすら登る。
 霧の中にぼんやり山頂の祠が姿を現し、8時50分、標高1819mの磐梯山山頂に立った。
 辺りは何も見えないが、可憐な花を付けたバンダイクワガタは見つけることができた。
弘法清水小屋からの急登をひたすら登る
登山口で会った神奈川のご夫婦
犬が妙に懐いてきた
ミヤマキンバイ
ガスに包まれた磐梯山(標高1819m)山頂
 
磐梯山山頂に咲くバンダイクワガタ
山頂直下にある岡部小屋 休日には開店とある

 帰りにお花畑に立ち寄ったが、チシマフウロウやミヤマキンバイ以外あまり花があるようには見えなかった。
 帰り道は人の波だ。老いも若きも次々山頂を目指して登ってくる。駐車場も大賑わいだ。観光バスも・・・・。
 
お花畑に寄ってみる まだ蕾のシャクナゲ
ヨウラクツツジ チシマフウロウ
登り始めて4時間半、登山口に帰ってきた 満車状態の駐車場
 ひとこと:磐梯山のお宝は何だったかな?!
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