おしどり登山隊                                             |山便りへ ホームへ 

 堂ヶ森(ドウガモリ):1689.0m〜二ノ森(ニノモリ):1929.2m
  愛媛県久万高原町

 山の概要
   二ノ森は面河本谷を挟んで石鎚山と対峙し、端正な姿は石鎚山頂上から誰もが目にするところだ。標高1929m
   は徳島の剣山に次四国第3位にランクされ、シラベの南限地でもある。一方、堂ヶ森は石鎚連峰の西端に位置し、
   瓶ヶ森に似た準平原が広がる穏やかな山頂を持つ。頂上に立つ反射板が少々気になるが、これがまたこの山を
   特定する目印にもなっている。−「ヤマケイ 四国の山」よりー
   今回の登山ルートはかっての参拝道で長丁場にもかかわらず盛時には信者が長蛇の列をなしたというが、今で
   は交通至便な土小屋道にすっかり移行している。
   
 Route Map梅ヶ市の登山口から堂ヶ森・二ノ森縦走し、往路を下山
 Road Map松山道川内ICから国道11号線を東進し、国道494号線を南下、梅ヶ市の標識に従い登山口へ
  

 2011年7月14日(木曜日)
  晴

 ホーム4:00.。。。。 5:35来島海峡SE6:00 。。。。7:40梅ヶ市登山口7:50 → 8:07山道入口 → 

 10:03 1468ピーク → 10:13保井野分岐 →  11:02堂ヶ森山頂(昼食)11:27 → 12:36五代の分れ12:46 → 

 13:28二ノ森山頂三角点13:45 → 14:11五代の分れ → 15:04堂ヶ森 → 15:30保井野分岐 → 16:35山道入口 →
 16:47梅ヶ市登山口 → 16:50駐車場17:00。。。。 20:10ホーム

 行動時間:9時間00分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:25分
 
堂ヶ森から二ノ森へ
  
アルプス遠征の訓練として急登と長丁場の二ノ森にいくことにした。天気は上々、快適な山歩きが出来そうだ。
  国道494号沿いには今年4月に登った石墨山の登山口があるが、そのまま通過し、黒森峠を過ぎると下りになる。
  民家が見え出すと左折し、梅ヶ市集落を目指す。
  登山口のベンチの後ろには空き地があるが鎖が張ってあり停めることは出来ない。登山者と地区の人とのトラブルが有っ
  たらしい。100mほど行った所に駐車し、登山口に引き返す。
  登山口からは道端にホタルブクロが群生している林道を歩いて行く。。20分程歩くと林道から別れ、山の中へ。ここから薄
  暗い植林の中を2時間ほど急登を行くことになる。 ただひたすら登るだけ、花も展望も無し!  ブナの森になるともうひと
  ふん張り。目の前が開け、灼熱の太陽が照りつける草地にでる。ここを登り、1468mピークに立つと堂ヶ森のシンボル反
  射板が見える広い笹原に出る。 笹原の斜面を堂ヶ森の山頂に向かってに延びている登山道が印象的だ。振り返ると「石
  鎚山の絶景」を見た石墨山が控えている。
  保井野分岐を過ぎるとササユリが登山道脇に次々と咲いている。ここのササユリはピンク色が濃いように思う。
  それにしても遠くて、暑い。山頂を目前にしながら、なかなか到着できない。 
  山頂と白骨林との鞍部に上がると素晴らしい景色が待っていた。今までの疲れが吹っ飛ぶようだ!
  鞍瀬の頭を見ながら早めの昼食。山頂まで広がる笹原の真ん中に登山道が刻まれている。躊躇しそうなほどの迫力とそ
  の広大な笹原を登ってみたい欲望が交差するほどの緑のスロープだ。ちょっと躊躇したが気を取り直して二ノ森へ向かう。
  堂ヶ森から一旦下り、笹尾根をを暫く進むと広い笹原の登りになる。爽やかな風が吹き渡り、暑さは感じられない。この笹
  原に寝転び、青い空を見ながら昼寝したら、さぞ気持ち良いだろうな!
  五代の別れからは巻き道を通り、二ノ森へ向かう。この辺りから隊長は少々バテ気味・・・。 ペースが上がらず荷を軽くし
  てもらって、やっと二ノ森山頂へ。狭い山頂からは石鎚山の全景が・・・・  凄い!感激と感動!
  これでアルプス遠征はバッチリとはいかなかったが、真夏の青空の下、どこから登っても遠い山二ノ森を堂ヶ森からの素
  晴らしい縦走路で堪能出来、大満足の山行きでした!
登山口から100mほど奥の路側に駐車 梅ヶ市の登山口
マウスON 堂ヶ森3時間、二ノ森5時間の標識
 登山口から林道を20分歩くと山道入口に到着 林道を飾るホタルブクロ こればっかり ?!
鬱蒼とした植林帯の急登を1時間ほど黙々登るとなだらかな道になるが、又、すぐにキツイ登りになる。
ブナの自然林は美しいが急登は続く。登山口から2時間そろそろ急登も終わりにして欲しい。
やっと?強烈な日差しが降り注ぐ開けた場所に出る。
ここを登ると1468mピークだ。
 森林限界を抜け1486mピークに上がると
一面の笹原が広がり、反射板のある堂ヶ森が
遥か彼方に見える!
マウス ON 振り返れば石墨山
10分程で保井野との分岐 ここからはササユリが登山道脇に咲き、 山頂までの
近くて遠い道程(分岐から700m)を癒してくれる。
 反射板の下に
堂ヶ森山頂の三角点がある
登り切ると・・・素晴らしい眺めが待っている! 
鞍瀬の頭から石鎚、西の冠・・。二ノ森は鞍瀬の頭に隠れて見えない。
鞍瀬の頭への登りを見ると軟弱虫が騒ぐ。キツソ〜!
でも、やっぱり二ノ森まで行こう!
 
堂ヶ森の白骨林を右手に過ごし、鞍瀬の頭に向かう
 振り返れば堂が森・・・・・ 鞍瀬の頭への広い笹原がどこまでも続いている 
 
笹原にはバイケイソウが良く似合う ! やがて五代の分れに到着 。
鞍瀬の頭への登山道もあるが、今日は巻き道を通り二ノ森へ。
巻き道の先に二ノ森、振り返ると五代ノ森の五つのピークが・・・・・ 
 
二ノ森への登りに取り付く  深い谷に切れ落ちる急斜面も美しい
 山頂まであと一踏ん張り、隊長バテバテ・・・
 やっと来た!二ノ森山頂!!
石鎚が目の前・・・・素晴らしい!頑張った甲斐があった!(五代の分れから随分掛かった・・・)
 
石鎚の右手には筒上山、手箱山への稜線が見える  さぁ、帰ろう!
鞍瀬の頭ってあんなに高いの?登らなくてよかった!
今度にしよう・・・・ (標高1889m) 
 
堂ヶ森まで遠いな!  可愛い非難小屋を通過 
 
帰りは一目散と言いたい所だが急な登りは
下りも急坂・・・・緊張で余計疲れた。 
あぁ、疲れた!足がジンジンする。
登山口にへたり込む 。
 ひとこと:素晴らしい縦走路!どこから登っても遠い二ノ森・・・今度は石鎚から! 石鎚から西が繋がりそうだ!        
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