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仙丈ヶ岳(3033m):北沢峠〜大滝ノ頭〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜仙丈小屋〜馬ノ背ヒュッテ〜藪沢小屋〜北沢峠
2010年9月6日(月曜日)晴れ
 仙流荘8.05。。。 8.55北沢峠9:10 → 10:45大滝ノ頭(五合目)10:50 → 11:54小仙丈ヶ岳(昼食)12:15 →
 13:15仙丈ヶ岳山頂13:25 → 13:45仙丈小屋13:55 → 14:45藪沢新道分岐14:50 → 14:57藪沢小屋 →
 15:17大滝ノ頭15:25 → 16:32北沢峠      <ルート図はこちら

 歩行時間 :7時間22分(昼食、休憩時間含む)
昨夜は仙流荘泊まり、運転の疲れを取り今日に備える。(昨日のうちに長衛荘に入っておくべきか?)
9月からシャトルバスの始発は8:00。遅くなるようなら小仙丈ヶ岳までと覚悟を決める。
それにしても戸台口からの道路が二車線になり、仙流荘バス停の駐車場もすっかり様変わりしている。
昨日の賑やかさとは一転して今日は登山者は少ないようだ。それでもバスはほぼ満員にして出発する。
北沢峠まで約1時間、運転手のガイドを聞きながら急峻な道を高度差約1200m、標高2030mまで登っていく。
登山シーズンなら登山客でごった返す北沢峠も今日は閑散としている。不必要な荷物を今夜の宿(長衛荘)に
預け、トイレ横の登山口から上り始める。原生林の中をジグザグに登っていく急登だが一合目を過ぎると傾斜は
緩み、2195mの緩やかなピークを越えて三合目辺りからまた傾斜がきつくなってくる。1時間30分程で藪沢分
岐点の大滝頭(五合目)に着く。下山休憩している人が「ここからが急さは本番だよ」と余計な忠告をしてくれる。
確かに傾斜は一段と増してきたが樹間から展望が得られ、楽しみも増えてきた。30分ほど頑張ると森林限界で
ハイマツ帯となり前方に小仙丈ヶ岳がガスの切れ間に見え隠れしている。晴れていれば甲斐駒や鋸岳が見渡
せるはずだが・・・。11時54分小仙丈ヶ岳到着。何とか仙丈ヶ岳まで行けそうだ。食欲は無いが、おにぎり一つ
頬張って仙丈ヶ岳に向け、小仙丈尾根を進む。藪沢カール縁の岩稜を行き、砂礫の急登を上がるとようやく仙
丈ヶ岳。山頂は岩が重なる狭い場所。登山者は一人いるのみ。今夜は仙丈小屋に泊まり明日は北岳を目指すとか。 ガスの切れ間に見える藪沢カールと仙丈小屋。登頂の達成感を胸に下山開始。 
仙流荘バス停 北沢峠 立派なトイレの向こうが仙丈ヶ岳の登山口
一合目 三合目
石のごろごろした登山道 大滝ノ頭(五合目)
ガスに隠れる小仙丈ヶ岳 登山道の傍にナナカマドの実
小仙丈ヶ岳山頂 小仙丈ヶ岳からの縦走路
最後の急坂を登れば仙丈ヶ岳山頂 右のピークが山頂
尾根道から藪沢カールへの烏坂を下り仙丈小屋へ。カールを見ながら小屋のベンチでしばし休憩。コーヒーを
飲んでのんびりしたかったがそんな時間は無さそう。
花の終ったお花畑の間を下り、ガラ場のような登山道を馬ノ背目指して降りていく。途中、稜線から小仙丈尾根
に続く仙丈ヶ岳に別れ告げ、急坂を馬ノ背ヒュッテへ。さらに急坂を下り大平山荘分岐へ。ここを流れる沢の水
で顔を洗い元気を取り戻す。藪沢小屋を経て、長いトラバース道を歩き大滝ノ頭へ。もと来た道、樹林帯の中を
足早に下り北沢峠に4時32分到着。なんとか5時からの食事に間に合った。
旨いビールで乾杯し、6時に就寝。広い二階に3人だけの泊り客。
 ガスは出たけど合羽は着なくて澄んだ。良しとするべきか!?
藪沢カールと仙丈小屋 仙丈小屋
丹渓新道分岐 お花畑が広がるカール(残念だが花は終っている) 大平山荘分岐
分岐にある沢 冷たい水が気持ち良い 藪沢小屋
帰ってきました 長衛荘
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