おしどり登山隊                                     |山便りへ ホームへ 
野呂山・弘法寺山(こうぼうじやま):788.8m   広島県呉市川尻町
 山の概要 瀬戸内海国立公園の野呂山は、広島県呉市に位置する標高839mの山で、膳棚山(839.4m)と
  弘法寺山(788.8m)を結ぶ東西2kmの高原の総称である。高原の頂上部には国民宿舎をはじめ各種の施設が
  あり、「さざなみスカイライン」を通り車でも行くことが出来る。
  登山コースとしては 広石内、又は郷原から登る「勸農坂コース」 安芸川尻駅から登る「兜岩コース」、岩海を
  登る「どんどんコース」、安登駅、又は中切から登る「三本松公園コース」がある。
 Route Map 岩海遊歩道入口から兜岩展望台に登り、弘法寺山、大重ね岩、十文字ロータリーを経て駐車地へ
 Road Map呉市川尻町から「さざなみスカイライン」で岩海遊歩道駐車場へ
 前回の野呂山:2011.12.19(勧農坂コース)2011.02.24(兜岩コース・どんどんコース)
         2012.11.15(弘法寺参詣コース)、2016.02.26(大懸山コース)
                         

 2020年11月25日(木曜日)
  晴時々曇り 

 ホーム9:40.。。。。10:20岩海遊歩道駐車場10:25 → 10:50大滑岩分岐 → 11:00大滑岩11:07 →

 11:16兜岩展望台11:22 →11:40星降る展望台(昼食)12:24 →12:32弘法寺12:40 → 12:48弘法寺山山頂 →

 13:06国民宿舎 → 13:21大重ね岩13:40 → 14:08十文字ロータリー → 14:50岩海遊歩道駐車場15:00。
 。。。。。15:40ホーム

 行動時間:4時間25分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:44分
野呂山楽々散策コース(岩海遊歩道コース)
 
”紅葉の名所は人が多いだろな”と思っているうちに季節が進んでしまった。半ば諦めで最後の紅葉を野呂山で楽しんでみる
 ことにする。
 野呂山も久しぶりだ。今日は十数年ぶりに重ね岩も訪ねてみよう。
 今日は麓から登らず、八合目辺りにある岩海遊歩道駐車場からの楽々登山だ。川尻町の国道185号線から「さざなみスカイ
 ライン」を走行し、岩海遊歩道駐車場に車を停める。先着車が2台泊まっている。
 石畳の遊歩道にはいると 「かぶと岩展望台へ 1.5km」の案内がある。 明るい山の斜面に付けられた遊歩道からは、
 紅葉した山並みと眼下に瀬戸内海が望まれ、予想外の絶景だ。5分も行かない内に、左手に階段が現れ上には東屋が見える。
 かっては展望台だったのだろうが、今はその役目を果たしていない。
 続いて「ドンドンコース」の分岐があり、入口には迂回路の案内板が立っている。度重なる水害で、今はどんな登山道になって
 いるのだろう?
 遊歩道に降り積もった落ち葉を踏みしめ晩秋を楽しみながら登っていくと東屋が現れ、「桜ヶ谷岩海」と呼ばれる岩海が現れる。
 野呂山の岩海は宇根山の岩海(2018.02.17)と違って、切り立った岩が重なりあう荒々しい岩海だ。
 駐車場から25分で大滑岩の直登分岐に着く。ここに道標は無く、遊歩道を直進すると「かぶと岩コース」に合流する。 ここを
 左に取り、急登を10分程頑張ると平らな岩が広がる大滑岩に着く。4人組の中年の御婦人方が賑やかに休憩していた。
 我々もここで休憩。  
岩海遊歩道駐車場 岩海遊歩道入口(兜岩展望台へ 1.5km)
遊歩道最初の展望台  眼下に瀬戸の海
「ドンドンコース」分岐の案内板 遊歩道の紅葉
落ち葉を踏みしめ晩秋を楽しむ
岩海東屋と桜ヶ谷岩海
秋色・・・・・
大滑岩への直登分岐(標識は無し) 大滑岩

 大滑岩を出発し、アオキに囲まれた道を登り、地道の林道を横切る。「かぶと展望台」の標識の先に横木の階段が続いている。
 階段を登り切ると剪定されたサツキが並ぶ園地に出る。「かぶと岩」の標識の先に重なった岩が鎮座している。芝生の生えた
 丸い丘を登り、ドンドンコースに合流すると目の前に兜岩展望台が見える。
 展望台の南方向は、朝方の雲が残り折角の展望を遮っている。昼食は星降る展望台で採ることにする。展望台の上は周りが見え
 ないので展望台の下の草地で、今日の昼食「うどん定食(うどんと巻き寿司)」を食べる。 
 
アオキの回廊 コナラの紅葉
兜岩 兜岩展望台へ
兜岩展望台からの眺め 星降る展望台

 昼食後は弘法寺へ。弘法寺を参拝後、飛岩から瀬戸内海を望み、お決まりのポーズで記念写真を撮る。
 弘法寺を出て、弘法寺山の山頂を目指す。仏塔入口に立つ山茶花の横にある「三角点まで90m」の案内に従い、登っていくと
 三等三角点が鎮座する山頂に着く。
 三角点から更に奥に進むとキャンプファイヤー場に出る。
 直進すると「小重岩」に向かうが、今回は左折してキャンプ場内に進む。
 キャンプ場を通り、ビジターセンターのある遊園地の上の県木の森を抜けると国民宿舎の入口に着く。
 「大重岩 0.5km  小重岩 1.0km」の案内を左に見て舗装路を北に5分と行かないうちに分岐があり、大重岩の標識
 に従い車道から分かれ地道の林道に入っていく。林道を暫く行くと分岐があり「大重岩 490m」の案内があり、右に曲がり
 山道へと入っていく。
 小さな湖畔を抜けると苔むした岩場が次々と現れ、岩を縫って緩やかに下っていくと大重岩に辿り着く。
 古代の遺跡を思わせる奇岩だ。中央部にある空洞が自然のなせる業には到底思えない。不思議な岩だ! 
   
弘法寺 遥かに瀬戸内海を望む弘法寺の飛岩
弘法寺仏塔の横から山頂へ 弘法寺山の三等三角点
弘法寺山山頂からキャンプ場を通り、ビジターセンターのある遊園地へ
 
国民宿舎入口を右へ (大重岩 0.5km 小重岩 1.0km) 舗装路から山道へ
「大重岩490m」地点の分岐で林道から遊歩道(山道)へ 右に直角に曲がる
 
小さな湖畔を抜け 「大重岩 290m」の標識を過ぎる
古代の遺跡のような大重岩・・・

 大重岩を後にし、「大重岩 490m」地点の分岐まで帰り、林道を西に向かう。枯草が被り、倒木も横たわる荒れ気味の道を
 進むと国民宿舎の裏手に出る。自然一杯の道を20分程歩くと十文字ロータリに飛び出す。ここにも案内標識は無い。
 晩秋の風景を楽しみながらさざなみスカイラインを40分ほど歩くと岩海遊歩道駐車場に帰ってきた。 
 
「大重岩 490m」地点の分岐から西に向かう 落ち葉の絨毯に苔むした岩のコントラストが美しい
荒れ気味の林道を下る 十文字ロータリーに出る
十文字ロータリーから「さざなみスカイライン」を歩く 落ち葉のオレンジ色に隈どられた道
晩秋の山並み 駐車場に帰ってきた
 ひとこと:楽々散策でも距離はほぼ10km。ちょうど良い運動だ!    
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