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一峰寺山(いっぽうじさん):449.3m        広島県呉市大崎下島

 山の概要
  一峰寺山は瀬戸内海に浮かぶ大崎下島にある標高449.3mの一等三角点の山である。山頂一帯は一峰寺公園として整備
  され遊歩道を歩いて山頂に登る。山頂には一峰寺水分神社と一等三角点が鎮座している。
  山頂からの展望は無いが、直下の展望台からは、大小の島々やそこに架る橋など瀬戸内海の絶景を楽しむことが出来る。
  又、一峰寺山の麓にある御手洗は風待ち・潮待の港として栄え情緒豊かな町並みは平成6年重要伝統建造物保存地区として
  国から選定されている。
  
 Route Map久比港登山口から山頂を目指し、往路を下山
 Road Map安芸灘大橋を渡って「とびしま海道」を走り、大崎下島の久比港へ 

 2020年1月31日(金曜日)
  曇り時々晴れ

 ホーム8:30.。。。。9:40久比港駐車場9:50 → 10:12分岐1 → 10:30分岐2 → 11:27電波塔 → 11:35遊歩道分岐 →

 11:45一峰寺山山頂 → 11:50展望台 → 11:53休憩所(昼食)12:35 → 12:38トイレ → 12:45アスレチック広場12:50 →
 14:08久比港14:15。。17:15ホーム

 行動時間:4時間18分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:43分

 呉市の南東に位置する下蒲刈島から愛媛県今治市の岡村島を7つの橋で結び「安芸灘とびしま海道」が出来て20年以上が過ぎた。近く
 にありながら未だにドライブもしたことがない。今回、ドライブと「ももへの手紙」のロケ地観光を兼ねて一峰寺山に登ることにする。

 呉市の川尻町小仁方から安芸灘大橋を渡り、「安芸灘とびしま海道」を出発。下蒲刈島は朝鮮通信使が立ち寄った場所として蒲刈観光
 の中心地となって観光施設も数多くある。次の橋、蒲刈大橋を渡ると上蒲刈島だ。暫く走ると七国見山の登山口のある「蒲刈ウオーキン
 グセンター
」がある。七国見山に登ったのは、もう12年も前だ。さらに進むと「県民の浜」があり、温泉施設や藻塩の製造所がある。
 県民の浜を右手に過ごし、3つ目の橋、豊島大橋を渡ると豊島になる。豊島を時計回りに海岸線を進み、北側に出ると山頂部に3本の電
 波塔が並んで立つ、山頂の平らな山、一峰寺山が見えてくる。
 4つ目の橋・豊浜大橋を渡り、海沿いの道を走ると久比港に着く。島は暖かいはずだが今日は寒い。港の隅の方に駐車して登山開始。
 
豊島から見る一峰寺山(中央) 久比港

 「一峰寺公園」の案内標識に従って、JAのガソリンスタンドの左手の道に入り、ループ橋を登っていくとミカン畑の道になる。遅採りのミカン
 がたわわに実り、まだ沢山残っている。最近は人手不足もあり、収穫期の違う雑柑(温州みかんに対してレモンやデコポン等)が多く植え
 られているようだ。山の急斜面が段々畑状に切り開かれたミカン畑の中を縦横無尽に農業用モノレールが走り、散水設備も設置されてい
 る。そんなミカン畑に若木が植えられているところもあるが、無残に放棄され、錆びて朽ちたモノレールとミカン小屋が草木に埋もれている
 畑もある。
 出発して20分あまりで最初の分岐にでる。道路が分岐しているところには必ず案内標識があるので迷うことはない。
 案内標識に従い、左折して急坂を登ると一段上の道に出る。道幅が狭く、勾配も急になり車の離合が難しくなる。ただ展望は開け、眼下に
 は久比の集落、海を隔てた本土には野呂山の大きな姿が横たわっている。前方には一峰寺山の山頂部に建つ三つの電波塔が見え、向
 かいの山に斜面にはミカン道路が何筋も走っている。
JAのガソリンスタンドの横を行く 案内標識に従い・・・
久比ループ橋 たわわに実るミカン
急斜面に広がるミカン畑 山頂部はまだ見えない
一つ目の分岐 上の段の林道へ
久比港を見下ろす 三つの電波塔が建つ山頂部

 出発してから40分で二つ目の分岐。案内に従い左折して、更に上の道路に上がる。随分登ってきた気がするがまだ標高は150mだ。全
 体の三分の一しか来ていない。
 久比港から1時間、尾根を乗り越して南側に回り込むと、眼下に沖友の集落が見えてきた。ここからはミカン道路は本来の林道に変わり、
 急さも増してくる。暫く行くと道は北に向きを変え、やがて遥か頭上の右手に山頂への林道が見えてくる。まだ先は長いぞ!
 林道は山頂部の方へは直接向かわず、尾根を乗り越して左手の方から回り込んでいく。その先端あたりに電波塔がある。ようやく山頂部
 にたどり着いたようだ。緩やかになった道を進んでいくと広くなった道の右手に「大長多目的保安林」の大きな案内板がある。案内板の後
 から遊歩道が上がっているが、ここは帰りに寄ることにして100mほど先にある遊歩道を上がっていく。
 横木の階段を登ると落ち葉でフカフカの尾根道がなだらかに延びている。 楠の巨木の間を抜けていくと前方に一峰寺水分神社が見えて
 くる。傍らには大きな一等三角点が白杭とともに鎮座している。山頂には展望広場が設けられているが、樹木が葉を落とした冬場でも多く
 の展望は望めない。
 石段を下り鳥居を潜って、そこから遊歩道を下っていくと舗装路に出る。道路の終点には展望台が設けられていて、そこからの眺望は絶
 景と呼ぶにふさわしい多島美の景観だ。
 眼下には大長の町並みが見え、人待ち瀬戸を跨ぐ安芸灘オレンジライン(大崎下島と愛媛県の岡村島の間を三つの橋で結んでいる)が
 走り、その先には大崎上島が続いている。
 
二つ目の分岐を曲がると一段と急な道となる 案外と急斜面
先のカーブを曲がると山頂部が見えてくる 電波塔に到着
管理歩道へ 緩やかな尾根道
巨木が茂る管理歩道 山頂広場
案内板 一等三角点
一峰山 水分神社 展望台
瀬戸内海の多島美の絶景

 展望台を後にして、舗装路を少し下ると休憩所がある。ここの休憩所も素晴らしい展望が広がっている。正面に来島海峡大橋が見え、
 その右方向には四国の山並みが連なっているが、石鎚山の姿を見ることは出来ない。

 ここで昼食にしようとラーメンを作っていると雪雲に覆われ雪が降ってきた。温かいはずのミカンの島で今年の初雪に会うとは・・・・。
 気温もぐんと下がってきたが、熱々のラーメンで体を暖め、戻ってきた陽射の中を下山を始める。
 少し下ると駐車場を備えたモダンなトイレがあるが、今は使用禁止となっている。さらに7〜8分下るとアスレチック広場への入口がある。
 緩やかな日だまり尾根を進んでいくと椿の花に囲まれ、猪の運動場と化したアスレチック広場に出た。アスレチックの器具は古びて補習
 無しでは使えそうにない。
 広場を出ると登ってきた舗装路を下っていく。長い下り道だ。展望を楽しみながら下っていくと久比の港が見えてきた。
 
休憩所 来島海峡大橋
モダンなトイレ アスレチック広場への道
気持ちの良い尾根道 アスレチック広場
満開の椿 久比港に向かって下る
御手洗観光
 下山後、御手洗方面に向かう。島の北端辺りから安芸灘オレンジライン(大崎下島と愛媛県の岡村島の間を三つの橋で結んでいる)に
 入っていく。まずは斜張橋の平羅橋を渡り、平羅島へ、つぎはニールセンローゼ橋の中の瀬戸大橋を渡り中の島へ、七橋最後はニール
 センロー ゼ橋の岡村橋を渡り岡村島へ。岡村橋の袂には人待瀬戸の展望台があり、とびしま海道イメージソング「安芸灘の風」の歌詞
 と共に沢山の願い事が掛かれた木札が掛かっている。
 来た道を引き返し、大長・御手洗へ。大長ではブランド美柑を購入し、重要伝統建造物保存地区の御手洗を散策する。狭い地域に見所
 満載の町並みに感動する。
 
ニールセンローゼ橋の岡村橋と人待瀬戸(岡村島) 歌はこちら 安芸灘の風
御手洗港 町並み
江戸の風情が残る町並み しおまち館と古風な散髪屋
若胡子屋跡 テレビで馴染みの時計屋
満舟寺の石垣 乙女座 風情をプラス
ひとこと:安芸灘大橋の通行料730円は高いが7つの橋の料金だと思えば安い。                       
  さらにとびしま海道エリアの指定施設で1000円以上買い物すると帰りの料金は無料になる。
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