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一万山(いちまんやま):488.1m        広島県三原市大和町和木

山の概要
 一万山は広島県大和町和木にある標高488.1mの山である。山は白竜湖み面し、山頂付近には「中国セルラー」
 の電波塔があり、山頂には虚空蔵菩薩を祀ってあるお堂があり、三角点が設置してある。
 山頂広場は樹木に囲まれて展望はないが、明るい空間が広がっている。登山としては歩行距離が短いので高城址
 竜王山とセットで登ると良い。
 Route Map大和特産直売センターから林道和木宇山線に入り、和木登山口から山頂を目指し、往路を下山
 Road Map高城址竜王山から国道486号線を西進し、和木交差点を左折すると大和特産直売センターがある 

 2020年4月28日(火曜日)
  晴れ

 高城址竜王山12:20.。。。。12:30大和特産直売センター駐車場12:37 → 12:51登山口 → 

 13:13植林帯13:22 → 13:26鞍部の峠 → 13:31電波塔 → 13:33一万山山頂13:52 → 14:12登山口 →
 14:30駐車場14:35。。。16:10ホーム

 行動時間:1時間53分(休憩時間含む)
 昼食時間:ー分

 今日の二座目の山は白竜湖の西に聳える一万山だ。地形図では無名の山だが、三原山の会では山頂に虚空蔵菩薩を祀ってある
 ことから虚空蔵山と名付けているが、登山口の標識には「一万山 虚空蔵菩薩堂」とあるから、地元では一万山と呼ばれている
 のだろう。
 高城址竜王山からは5kmほどの距離(車で10分足らず)にあり、山頂の電波塔が目印の山だ。
 大和特産直売センター駐車場に車を停めさせていただき、登山開始。駐車場をでるとすぐ道は二手に分かれる。
 「野呂観音堂入口3.5km」の標識に従い林道和木宇山線へ入って行く。野呂観音堂はこの林道を直進した先にある溜池の
 傍にあるらしい。
 林道を緩やかに登っていくと、やがて前方に一万山の電波塔が見えてくる。満開のツツジや新緑に彩られた道を進んでいくと
 分岐があり「一万山 虚空蔵菩薩堂」の立札が立っている。入口に注連縄が張ってあって、ここから清浄の結界ということだ。
 嫌なコンクリート舗装の道はすぐ地道に変わって、歩き易い登山道になる。次第に傾斜が増してくるとヒノキの植林帯に入って
 いく。
 林を渡った涼しい風が吹き抜ける登山道に腰を下ろし、汗が引くのを待つ。林を抜けたところで右に大きく曲がり、進行方向が
 南から西へと変わっていく。この辺りの急登を過ごすと鞍部の峠に着く。かっては四差路だった名残があるが、今は山頂への
 道だけが健在だ。
 峠から道幅が少し狭くなるが急坂は相変わらず続いている。傾斜が緩むと中国セルラーの電波塔が現れると間もなく山頂入口の
 急坂が目に入ってくる。一登りすると山頂広場に上る。奥に虚空蔵菩薩堂が見えている。
 展望は無いが明るく広々とした山頂だ。
 虚空蔵菩薩堂の奥に三角点があり、その後ろには磐座と思しき立派な岩が鎮座している。
 虚空蔵菩薩堂は何かの都合で再建されたらしく、かっての礎石の上に柱を渡して建てられ、周りには鬼瓦を含むおびただしい
 瓦や朽ちた柱が積んであり、古いお堂の大きさや立派さを偲ばせている。
 帰りはのんびり植物観察をしながら下山し、ワラビも収穫した。 
野呂観音堂の標識に従い林道和木宇山線へ 一万山の電波塔が見えている
満開のツツジ 和木原登山口
注連縄を潜る コンクリート舗装はここまで
良く整備された道 ヒノキの植林帯
急坂が続く 鞍部の峠
電波塔の傍を通る 電波塔
急坂の先が山頂入口 山頂 or 虚空蔵菩薩堂境内
三角点 これ磐座?
帰りは快適 結界を出る
スミレ タチツブスミレ ヒメスミレ
キケマン トキワイカリソウ チゴユリ
ひとこと:久しぶりの山道らしい登山道を歩いた!案外いい山だ!
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