おしどり登山隊                                             |山便りへ ホームへ 
 深入山(しんにゅうざん):1153.0m        広島県安芸太田町

 山の概要
  深入山は西中国山地にあって唯一火山ドームの山容で、周辺の明るい高原と相まって、ユニークなリゾート地として整備されて
  おり、県内でも有数の多くの登山者に愛されている山である。 −「中国地方の山100選」からー
  登山ルートは林間コースの西登山口、花と展望の南登山口、もっとも一般的な東登山口から登る「いこいの村ルート」がある。  
 Route Map南登山口から山頂を目指し、林間コースを下山
 Road Map中国道戸河内ICから国道191号線を西進し、松原の信号を左折し北上する
 今までの深入山:2015.07.032012.09.122011.07.072010.07.06  

 2019年6月24日(月曜日)
  晴れ時々曇り

 ホーム8:00.。。。9:40深入山駐車場9:50 → 10:45八合目出会 → 11:00深入山山頂 → 11:05見晴らし岩(昼食)11:35 → 
 11:43九合目小屋 → 11:52八畳岩 → 12:12西尾根休憩小屋12:22 → 12:50登山口13:00。。。。15:05ホーム

 行動時間:3時間00分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:30分

梅雨に入る前に深入山へ
 
今年はあちこちで熊の目撃情報が多発し、西中国山地への山登りは気が引けるし、近場の山は去年の水害の後遺症が残り登山道の様子
 が不安だ。ということで、梅雨入り前にササユリに会いに深入山に登ってみる。今年は梅雨入りが遅く、例年より19日遅れの26日(水曜日)
 になるらしい。
 天気は晴れの予報だが、ここ山間部は雲が多いが、日差しが遮られ涼しいを通り越して寒い。今の温度は17℃だ!
 駐車場に登山者の車は見当たらない。グランドゴルフも休みのようだ。
 アザミの花に迎えられ南登山口を出発。お目当てのササユリは?咲いていました。足元にはニガナとウツボグサ。急登が始まると花の姿
 は無くなり、ギボウシも蕾の状態だ。ササユリには、まだ少し早かったのか麓周りに見かけただけだったが、なんとか会うことができた。
 さて、これから長い梅雨の季節が始まる。山旅も暫くはお休みだ!
 
グリーンシャワーレストハウスは開店している グリーンシャワー駐車場に一番乗り
ウツボグサの咲く南登山口を出発。 ここにも熊注意の張り紙 今年は子熊が沢山生まれたようだ!
ニガナの群生 ササユリ ウツボグサ
登山口からいきなり急登。曇り空の下、ササユリを探しながら登っていく。次第に傾斜が増し、やがてクヌギ並木の急登へ
クヌギ並木はこのコース一番の急登だ。心臓が悲鳴をあげている。心臓も鍛えなくては・・・・・と思いつつ、休み休み登っていく。
南登山口から登るグリーンシャワールートは急登だが登るにつれ、一気に開ける展望と高度感が楽しい
急登を登り切ると一旦緩やかな登りに・・・左手に草原の中に西尾根休憩小屋を見下ろし、遠くには西中国山地の主峰、
恐羅漢山、砥石郷山、十方山が連なる絶景が広がる
山頂を見ながら、暫しの緩やかな道を行く        開花前のギボウシと山ツツジ
百畳岩の下を登っていくと八合出会いがあり、東登山口への分岐がある。そこから山頂への急な道が続いている
急登を喘ぎながら見晴らし岩に辿り着くと心地よい風に惹かれて、
グリーンシャワー公園を見下ろしながらまた休憩。左手丘が百畳岩だ。
先に山頂に着いた副隊長が呼んでいる。見晴らし岩からは2〜3分で深入山山頂に着く。
山頂は一段と気温も下がり寒い。ウインドブレーカーを持ってこなかったことを後悔する。
山頂から少し戻り、見晴らし岩で昼食。寒風吹く山頂と比べ心地よい風が吹き抜ける。
今日の昼食はソーメン定食だ!甘辛い出汁が美味しい!
帰路はコアジサイロードの林間コースへ。このコースは2007年9月に登って以来だ。ここがコアジサイの群生地だったとは・・・。
灌木帯を抜けると九合目小屋が見えてくる。
九合目小屋を過ぎるとコアジサイロードにヤマボウシの
白い花が混じってくる。
ヤマボウシ
九合目小屋から10分で八畳岩に着く。
八畳岩からは聖山、高岳そして聖湖が見渡せる
これもヤマボウシ
コアジサイロードは灌木帯から美しい自然林に変わり、緩やかに下っていくと水場がある。・冷たい水だ!
水場を過ぎて5分程行くと視界が開け、西登山口分岐の標識が立っている草原にでる。
その右手には西尾根休憩小屋がある。休憩小屋で、せっかく持ってきたスイカを食べる
西尾根休憩小屋の下から深入山の全容を眺める
雲がとれ明るくなった木漏れ日の道を進んでいくと林道に出会う。右は西登山口、ここは左手の南登山口へ進む。
赤松の混じる自然林になると遊歩道となり、テーブル付のベンチも設置されている
ピンク色が美しいササユリを右手の草原に見ながら進むとグリーンシャワー公園が見えてくる。 
12時50分 無事、南登山口へ帰還!
ひとこと:林間ルートが素晴らしい自然林のルートだったとは? 植林帯ばかり思っていたのに・・・・
ページTOP 山便りへホームへ 

osidori登山隊