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 2019年3月19日(火曜日)
  雨後晴れ

 鉄輪温泉5:00。。7:35文殊仙寺9:00。。17:05竹田津港14:20。。16:20徳山港。。。19:00ホーム
 
国東半島の旅(三日目)
 朝、目を覚ますと土砂降りの雨。今日予定していた天念寺耶馬(てんねんじやば)の登山は諦めるしかないようだ。さりとて、
 この雨では他のどこかに行きた気も起きないが、午後から天気は回復するようだ。
 国東半島の海岸線を反時計回りにドライブしながら、雨が止めば何処かのスポットに寄ってみよう。
 別府を過ぎ、杵築城を左手に過ごしひたすら海岸線を進む。大分空港に着く頃には雨の止み、いくらか空も明るくなってきた。
 道路標識の「弥生のムラ安国寺集落遺跡公園」に釣られて、左に曲がり、弥生村に向かうが今日は休園日、残念!道路から園内
 を見ると吉野ヶ里遺跡を小型にした感じだ。
 ここで、急に、国東半島のパンフレットによく出てくる仁王像を見てみたくなった。両子寺か文殊仙寺のどちらかだ? 車を
 走らせると文殊仙寺の案内が先に出てきた。「開運ロードとみくじ」を走り文殊仙寺へ。両子寺へ行くべきだったかな?

文殊仙寺 「三人寄れば文殊の知恵」発祥の地
 国東半島の中央部で両子山と千燈岳の間に立つのが文殊山(616m)。その麓に広がる文殊耶馬と呼ばれる美しい自然に抱か
 れているのが峨眉山文殊仙寺である。
 広い駐車場から長い石段を登っていく。提灯のある踊り場を過ぎると希薄に満ちた仁王像が迎えてくれる。この仁王像に会い
 たくて、ここに来たのだ。まだ霧の残る雰囲気の中では良好な写真は期待できないが・・・。
 仁王像から奥の院本堂に続く長い階段の途中には山門があり、ここから右に入ると客殿、鐘楼、日本一大きいと言われる宝篋
 印塔があるがまずは奥の院本殿へ。
 山門から更に石段を登っていくと参道の一番奥に「本殿文殊堂」が断崖絶壁を背にして建てられている。ここには、本尊である
 文殊菩薩が安置されていて、岩窟からは飲むと知恵を授かると言われる「知恵の水」が湧き出ている。周囲には樹齢約1000年
 のケヤキや樹齢約400年の杉が立ち並んでいて周辺の自然は大分県の天然記念物に指定されている。
    
駐車場からの参道 この石段の先に仁王像
左の仁王像 右の仁王像
山門からの奥の院文殊堂への石段 奥の院文殊堂と羅漢像
役小角(えんのおづぬ)像 日本一と言われる宝篋印塔
国東半島の旅の終わりに
 初めての国東半島の旅は、楽しかった岩稜歩きや謎多き六郷満山の仏教文化、古き良き時代の残る風景など心和む旅だった。
 来るときにはガラガラだったフェリーも帰り便はトラックでほぼ満車になった。これなら廃航路は免れそうだ!
 帰りの山陽道では2ヶ所の交通事故で渋滞に巻き込まれ、疲れが一度に出たが、またいつかの美しい紅葉時期に出かけたい!
   
ひとこと:まだまだ見どころや山歩きが多くのこる国東半島!3日では無理!
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