高照寺山(こうしょうじさん):645.3m 山口県岩国市六呂師
山の概要
高照寺山は岩国市の南部に位置し、標高645.3mの山で岩国市の最高峰である。山頂部一帯は「高照寺山グリンパーク」と
いう自然を生かした森林公園となっている。
瀬戸内海の島々や、天気の良い日には四国まで望める、素晴らしい展望の「展望広場」をはじめ、多目的広場から展望広場に
登る途中の「実のなる森」、「せせらぎの広場」、「もみじの小径」、「みはらしの広場」などを結ぶ遊歩道が整備されている。
Route Map:多目的広場からグリーンパークを反時計回りに周回
Road Map :山陽自動車道岩国ICから欽明道路を走り、通津から県道115号線に入り高照寺山グリーンパークを目指す。 |
2019年2月17日(日曜日) 晴れ
ホーム8:15.。。。。10:05高照寺山グリーンパーク多目的広場10:22 → 10:40観音の滝 → 10:54せせらぎの広場11:00 →
11:05いこいの広場分岐 → 11:30みはらしの広場分岐 → 11:50みはらしの広場(昼食)12:40 → 12:53高照寺山山頂 →
13:02展望広場分岐 → 13:13展望広場13:18 → 13:26車道出会い → 13:35多目的広場13:40。。。。15:45国民宿舎大城
行動時間:3時間13分(休憩、昼食時間含む)
昼食時間:50分 |
GPS(カーナビ)を信じて山陽道玖珂ICを降り、祖生から県道115号に入り高照寺山を目指すが、狭い道幅はさらに狭くなり、周りの笹が道
に被さってきている。対向車の来ないことを祈りながら登っていくと、 ”うわ! 対向車だ!” 1tトラックだ!絶対絶命かと思ったが、相手
がわずかに広くなっている藪に突っ込んで離合してくれた。やれやれ!
高照寺山山頂を掠めて下っていくとグリーンパークの多目的広場着いた。支度をしていると反対側から車がやってきた。道を聞くと通津に
下ると道は広いとのことだった。帰りは遠回りでも通津に下りよう!
多目的広場の入口に立つ案内板で概略を確認し、案内板に向かって右手の舗装路の先にある「こもれび遊歩道」の案内標識のところから
散策をスタートする。
横木の階段を降りて杉の植林地に入っていく。去年の西日本豪雨で荒れ気味の階段をどんどん下っていく。階段を下り切り、橋を渡って右
折するとなだらかな道となる。スタートして15分、下の駐車場からの管理道が合流してくる。折り返すように左折し、大きくS字を書きながら
下り、ジグザグの急坂を下ると右手に小さな滝が現れる。これが「観音の滝」だ。
滝からは自然林に囲まれた沢沿いの気持ちの良い道を更に下っていく。多目的広場から標高差100m余り下って、やっと登りが始まる。
最低鞍部から緩やかに横木の階段を登っていき尾根を乗り越すと前方に広場が見えてくる。木橋を渡って「せせらぎの広場」に入っていく。
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グリーンパーク多目的広場 |
グリーンパークの案内板 |
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トイレ |
こもれび遊歩道入口 丸印 |
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こもれび遊歩道入口 |
横木の階段を下る |
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階段を下り切ると橋を渡り |
なだらかな道を下っていく |
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下の駐車場からの管理道が合流してくる |
大きくS字を書きながら下る |
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観音の滝 |
沢沿いの「滝の小径」 |
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最低鞍部から緩やかに登っていく。 |
せせらぎの広場 |
せせらぎの広場は自然林に囲まれ、せせらぎの音や野鳥のさえずりが聞こえる気持ちの良い広場だ。奥の小高くなった所に「木炭窯」と
岩国市政施行50周年の記念碑があり、そこに「タイムカプセル」が埋められている。
タイムカプセルは埋めた時から150年後の西暦2140年ごろ掘り出す予定のようだが、近頃の世界情勢をみたら果たして世の中どうなって
いることやら?
タイムカプセルの上のなだらかな道を登っていくと分岐があり、「いこいの広場」の標識に従い、右手の階段を登っていく。
今日のルートで一番急な傾斜をジグザグに登っていく。尾根付近まで上がって尾根沿いの道を南下していくと分岐から30分弱で「みはらし
の広場」の標識が立つ分岐に出る。直進が「いこいの広場」?見逃したみたいだ。案内に従い右手の横木の階段をジグザグの登り、みは
らしの広場を目指す。
尾根付近まで上がると平坦な道となり、「泉の広場」の分岐を左に過ごすとサツキに囲まれた遊歩道が現れ、やがて「みはらしの広場」に
到着する。
芝生の広場には立派な展望台が設置されているが周りの木々が成長したのか展望は余りない。高照寺山山頂では重機の音がしクレーン
が動いている。今日はここで昼食にする。
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木炭窯と説明板 |
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岩国市政施行50周年記念碑 |
タイムカプセル後のなだらかな道 |
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いこいの広場分岐 |
みはらしの広場分岐 |
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泉の広場への分岐は直進 |
みはらしの広場 |
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立派な展望台も展望は乏しい |
高照寺山山頂 |
昼食後、みはらしの広場から車道に降り、未舗装の道を山頂に向かって登っていく。展望台への分岐(帰りの道)を左に過ごし、次の分岐を
右に曲がり山頂に向かっていると、左手に「三角点入口」の手製の案内板が見える。藪の漕いでいくと中に一等三角点が鎮座している。
山頂広場は作業の車でいっぱいだ。みはらしの広場で昼食を採ったのは正解だった。
作業は老朽化した設備の撤去作業のようだ。
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未舗装の道を山頂方向へ |
分岐を右に、山頂へ |
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三角点は藪の中 丸印は手製の標識 |
一等三角点 |
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高照寺山山頂 |
山頂からみはらしの広場を振り返る |
山頂を後にし、未舗装の道を引き返し展望広場への分岐から遊歩道に入っていく。横木の階段を下りると広い遊歩道が緩やかに続いて
いる。なだらかな尾根を越えるとU字型の車道に飛び出す。左手の道を登っていくと展望台に着く。
展望広場への道は天空への道だ。広い芝生広場の中央に東屋がある。
南西方向に高照寺山山頂、南東方向にはこれから向かう広いなだらかな尾根が広がっている。冬だというのに春霞で遠くは見えない。
展望台からの下りは茅に覆われたジグザグの急坂道だ。坂を下りるとサツキに囲まれた遊歩道になる。所々茅が残る遊歩道はまだ未整
備なのだろう。10分も歩かないうちに車道に飛び出し、のんびりと車道を下っていくと出発点の多目的広場に到着した。
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車道から遊歩道へ |
展望広場への遊歩道 |
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平坦な広い道 |
車道は左手の道へ |
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展望広場へは天空の道を行く |
展望広場 |
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高照寺山山頂 |
これから向かう広いなだらかな尾根 |
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サツキの遊歩道 |
多目的広場への分岐 |
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車道をのんびり・・・ |
多目的広場に帰着 |
国民宿舎 大城
今夜の宿は、3年前笠戸アルプス縦走のときにはリニューアル中だった国民宿舎 大城(おおじょう)だ。温泉に浸かって明日に備えよう!
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夕陽 |
夕食 |
ひとこと:カーナビでは通津からの道は案内してくれない! |