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オーベルジュましけ |
にしん文化歴史公園 |
今日はオロロンラインの中でも、最も北海道を実感できる留萌から北に向かうルートを走ります。
しかし、残念ながら、海の碧さや空の青さが広がる風景の中を疾走するというような天気ではなく、空一面に雲が広がっている。
留萌を抜けると小平まで真っすぐな海岸線の道が延びている。増毛を出て1時間おびら鰊番屋に到着。
国道を挟んで反対側の海岸にはにしん文化歴史公園がある。夕日をイメージしたモニュメントのよこには
松浦武四郎(北海道の名付け親)の銅像とともに鬼鹿で詠んだ短歌が刻まれた石碑が立っている。
モニュメントが描く弧に、日本海に沈む夕日が重なる時がベストショットらしい。
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おびら鰊番屋 【旧花田家鰊番屋】 |
道の駅おびら鰊番屋は旧花田家鰊番屋に小平町観光センターが2015年に新たにオープンし、
にしん番屋の観光と共にドライブの休憩にぴったりです。(トイレはシャワートイレ)
旧花田家鰊番屋は規模からいうと道内最大、間口40m、奥行き20m以上ある。
その壮大さは群を抜き、在りし日のニシンの一網で一攫千金を勝ち取った人々の姿を今に留めている。
北海道内にあるいくつもの鰊番屋の中で国の重要文化財に指定されているのは旧花田家鰊番屋だけです。
しかも日本最北。内部の見学は無料です。
NHKの朝ドラ「マッサン」に出てきた鰊番屋の囲炉裏は一つだったが。ここの鰊番屋には三つの囲炉裏がある。
200人もの漁師、船大工等を収容していた、その空間の大きさにはびっくりする。
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魚型の |
陸上自衛隊の水陸両用車 |
門柱に設置された金網には色々な国と名前、日付が書かれた魚形に切り抜かれたアルミ箔が無数に掛けてある。
また、駐車場には陸上自衛隊の水陸両用車が駐車しており、珍しさに観光客がしきりに写真を撮っている。
改めて自衛隊の装備の多さに感心する。
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一本道を駆け抜ける |
道の駅おびら鰊番屋を出、鬼鹿(おにしか)の街並みを抜けると、再び、真っすぐな道がどこまでも延びている。
北海道を満喫するドライブウェイです。 |
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遠別町道の駅「富士見」のレストラン |
こちらが道の駅 |
道の駅おびら鰊番屋から苫前の市街を過ぎ羽幌町を抜け、オロロン鳥のモニュメントを見送ると遠別町道の駅[富士見]に着く。
おびら鰊番屋から1時間40分。留萌と稚内の中間点、休憩するには丁度いい地点です。
丘の上には素敵なレストラン「トンガリカン」が建っているが、ここのお目当ては駐車場の端に並んでいる道の駅の「唐揚げ」。
昼食には早いが、うどんと唐揚げで昼食にする。
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サロベツ原野駐車場公園&オトンルイ発電所の風車群 |
オロロンラインは天塩町を過ぎると国道232号線から道道106号線に変わり、クライマックスを迎える。
サロベツ原野の真っただ中を切り裂くように延びるオロロンライン!道路沿いにはエゾカンゾウ、スカシユリ、ハマナスが
群生している。これに利尻富士が加われば最高だが、今日は雲の中。
やがてオトンルイ発電所、合計28基もの直径50mの羽が回る風車群が現れる。
この風力発電機が3kmにわたり等間隔で並んでいる。高さも100m。海岸線の忽然と現れ忽然と消え去る姿は幻想的。
姿がよく見えるようにサロベツ原野駐車場公園に駐車。7年前は利尻富士の姿に感動したのに........。
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オロロンラインと別れ、サロベツ湿原センターへ。7年ぶり、しかも季節も違う。どんな風景が待っているか・・・・。
十勝のナイタイ高原や根釧台地の道路。富良野やオホーツクと北海道らしさ満点の風景があるが、
道北においてはサロベツ原野ほど北海道に似つかわしい景色は無い。
そのサロベツ原生花園の中心、サロベツ湿原へ
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どこまでも続く真っすぐな道 |
サロベツ湿原センター |
12:40 サロベツ湿原センターに到着。 駐車場は意外と空いている。(7年前と比べても)
センターの職員さん「戻り霜で花がやられた。オロロンライン沿いのほうが花が多い」と・・・・・。
センターの前は花が全然無し、葦が茂るばかり。木道を進むとエゾカンゾウがチラリホラリ。
更に進むとカラマツソウとコバイケイソウの白い群れが現れる。
が、期待していたエゾカンゾウやスカシユリの群生は密度が低く湿原を黄色く染めることはなかった。
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サロベツ湿原 エゾカンゾウ&カラマツソウ |
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エゾカンゾウ |
コバイケイソウ |
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カキツバタ |
エゾカンゾウ&ワタスゲ |
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散策を終え湿原センターへ |
兜沼公園キャンプ場入口 |
サロベツ湿原センターを後に内陸の国道40号線で兜沼公園キャンプ場へ 14:40兜沼公園キャンプ場着 |
ひとこと:サロベツ原野の花も年々少なくなっていくのか? |