苫小牧から名古屋港へ
苫小牧アルテンに隣接するゆのみの湯でゆっくりと時を過ごし、苫小牧港に向かうが19時出港までは更に時を過ごさなくてはならない。
北海道演習を終えた各地の自衛隊員が続々集まってくる。演習から解放された気楽さからか、どこか楽しそうだ。
大洗行のフェリーの後を追うように、私たちのフェリー「いしかり」も暮れなずむ苫小牧港を出港する。 夕日に染まる樽前山が私たちを見
送ってくれる。乗船するとすぐ夕食だ。旅の終わりに感謝して乾杯する。
目を覚ませば雨、仙台港は雲が低く垂れこめている。仙台を過ぎると乗客はめっきり少なくなる。ここからは陸路を関東方面に帰る人が
多いのだろうか?
きりに覆われた海上では僚船との出会いも見ることが出来ない。何も無い1日を、何もしないでだらだら過ごす。
その夜は波が高く、船は大揺れだ。ベッドから転げ落ちるそうなほどだ。
明ければ天気は回復。30℃を越える猛暑の名古屋が待っている。もうすぐ旅も終わりだ。
名古屋湾に架る「名古屋トリトン」を潜れば、名古屋港は目の前。後は広島までの長いドライブだ。
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苫小牧フェリーターミナル |
出港を待つ「いしかり」 |
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暮れなずむ苫小牧港を出港 |
入港してくる「サンフラワー」 |
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仙台港 |
「名古屋トリトン」を潜れば、もうすぐ名古屋港 |
ひとこと:・長かったような、まだ名残惜しいような・・・楽しかった北海道の旅だった!。 |
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