富良野
富良野・美瑛は北海道の中央に位置し、北海道のトップ観光地だが、富良野だけをみると何処にいけば・・・?という感じになる。TVドラマや
映画のロケ地、それと冨田ファームくらいしか思い浮かばない。
然別湖から、昨日通った道を引き返し鹿追町へ。十勝平野の広大な田園地帯の風景を楽しみながら日勝国道(国道274号線)から十勝国
道(38号線)へ入り、富良野を目指す。 室蘭本線と並行して走っていた十勝国道(国道38号線)は新得町で線路と別れ、狩勝峠で狩勝国
道と名前を変えて再び落合で室蘭本線と出会う。 去年の台風10号で決壊した空知川の護岸工事が進む南富良野町を過ぎるとやがて富
良野市の市街地に入っていく。富良野盆地をなんとなく北に向かって車を走らせているとラベンダーイーストの横に出た。ラッキー!
ファーム冨田と比べ、こじんまりして観光客も少ないが、ラベンダー一色の広大な畑が広がっている。 十勝岳・富良野岳を背にしたラベン
ダー畑の風景は素晴らしい。展望デッキのある売店でラベンダーソフトクリームを食べて、ラベンダーイーストを後にする。
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然別湖の夜明け |
広大なジャガイモ畑 |
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冨田ファーム 「ラベンダーイースト」 |
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「ラベンダーイースト」の看板とラベンダーの花 |
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十勝岳・富良野岳を背にラベンダー畑が広がる |
美瑛・北西の丘展望台
ラベンダーイーストを出て、今夜の宿営予定地の上富良野にある日の出公園オートキャンプ場に立ち寄るが、フリーサイトまで超満員状態 でごった返している。早々に退散。今夜の宿はは国設白金野営場に変更することにして美瑛に向かう。
美瑛は富良野と違って見どころが多い。四季彩の丘、青い池、パッチワークの路、せるぶの丘・・・・・。
まずは美瑛市街地から近い北西の丘展望公園へ。お花畑などの派手な演出はないが,ピラミッド型の展望台からは十勝連峰や美瑛のパッ
チワークのなだらかな丘陵が見渡せる。
テレビのCMに登場した「木」(タバコのCMでセブンスターの木やマイルドセブンの丘、車のCMでケンとメリーの木)が主な観光スポットになっ
ている。CMに登場した木といっても特に変わった木ということではなく、周りの風景に溶け込んで初めてその美しさが伝わってくる。
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展望台と展望台からの眺め |
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北西の丘展望台 |
ケンとメリーの木(写真は中国人のカップル) |
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なだらかな丘陵が連なる美瑛の風景 |
ぜるぶの丘
せるぶの丘は国道237号線を旭川方面に向かうと国道の左手に面してある。 便利さと派手な花壇の演出で沢山の観光客を招き入れて
いる。 確かにカラフルで美しい!
一番奥にある展望台に登ると、パッチワークの路の周辺の田園風景や、ケンとメリーの木を眺めることが出来る。
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駐車場 |
せるぶの丘 |
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見事なお花畑 |
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展望台からせるぶの丘を見下ろす |
パッチワークの路周辺の風景 |
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ケンとメリーの木が見える |
そっぽを向いてるヒマワリ |
青い池
美瑛市街から白金温泉に行く途中にある青い池は、季節や時間、天候によって色が変わり、立ち入りが解除された2010年ごろから観光地
として注目を集めるようになった。
2011年にこの池の傍を通った時は、今日のような観光客の車やバスでラッシュになるなど想像もできなかった。その時、ゆっくり見て回って
いれば良かったが・・・・。
今回、やっとその神秘の青い池を見ることが出来た。
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1988年12月に噴火した十勝岳の火山災害から美瑛町を守るために、火山泥流を溜める施設として、コンクリートブロックによる堰堤を
建設。そこに水が溜まり青い池ができた。
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青く見えるのは、白金温泉などからアルミニウムを含んだ水が美瑛川と混じり、その生成されたコロイドが太陽の光と衝突して散乱すること
により、波長の短い光が私たちの目に届いている為と考えられている。
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青い池が世界的に有名になったのは、米国アップル社が、パソコンの公式壁紙として美瑛の青い池を「Blue Pond in Biei, Hokkaido」として
紹介してからです。今では、北海道旅行、富良野・美瑛の旅行では欠かせない観光スポットとなっている。
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ひとこと:また、四季彩の丘が残ってしまった!・。 |