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東ヌプカウシヌプリ:1252.2m        北海道鹿追町
 山の概要
  東ヌプカウシヌプリは道内で最も標高の高い火山湖である然別湖の南西にある。アイヌ語の山名は「野原の上にいらっしゃる山」
  の意で、十勝平野から望む姿には納得のいく名前である。
  白樺峠から十勝平野を見下ろす山頂へ小気味良い登山道がある。山頂は紅葉が美しい場所である。一帯の岩場にはナキウ
  サギが生息する。          ーヤマケイオンラインよりー
  
 Route Map白樺峠登山口から山頂を目指し、往路を下山
 Road Map国設ぬかびら野営場から上士幌町に戻り、国道274号線を西進し、道道85号線で白樺峠へ 

 2017年7月13日(木曜日)
  晴れ 気温32.6℃(旭川)

 国設ぬかびら野営場8:45.。。。9:54扇ヶ原展望台。。。10:05白樺峠登山口10:20 → 10:30苔むした岩場の道10:50 → 
 11:15尾根に出る → 11:25東ヌプカウシヌプリ山頂(昼食)12:00 → 13:00登山口13:15。。。。15:30然別温泉

 行動時間:2時間55分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:35分

 国設ぬかびら野営場から士幌町まで戻ると道の駅ピア21しほろから国道274号線を一路西進、この日勝国道は約16kmの直線道路
 が延々と続き、十勝らしい景色を堪能できる道だ。鹿追町から道道85号線で高度を上げていくと扇ヶ原展望台に着く。十勝平野3、000
 平方メートルが見渡せる展望台だが、今日は霞んで遠くは見えない。
 東ヌプカウシヌプリが右手に見えてくると、間もなく白樺峠に着く。西ヌプカウシヌプリとの鞍部を通る道の両側に路側帯を広くとった明るい
 峠だ。 車はその広い路側帯に駐車する。峠からは正面にすぐのぼれそうな、なだらかな東ヌプカウシヌプリが見えている。
 登山口にある登山ポストに記入して登山開始。エゾフウロウやウツボグサが咲く笹原をしばらく歩くとトドマツやエゾマツの茂る森に入って
 いく。樹林に入ると間もなく急な登りが始まる。去年の台風で倒れた倒木が道を塞ぎ、迂回路があちこちに付けられている。
 苔むした岩がごろごろした急坂を登り、振り返ると西ヌプカウシヌプリがトドマツの間から姿を現している。回りを見渡すとシャクナゲの花が
 所々に咲いているのが見える。北海道ではこの時期にシャクナゲ??
 徐々に傾斜が増し、ハイマツが目に付くようになると稜線の一角にたどり着く。この辺りは美しいシャクナゲの群生地だ。ここからは傾斜も
 緩やかになり、明るいダケカンバの中を緩やかに登っていく道が続いている。開かれた尾根の展望所からは十勝平野と白雲山が見える。
 気持ちの良いダケカンバの林を抜け、何と言うことも無く東ヌプカウシヌプリ山頂に着く。山頂の木陰で涼みながら昼食を採る。
 山頂の南側にはナキウサギの生息する岩場や十勝平野が一望できる広場もあるようだが、踏み跡がはっきりしないので見送る。
 30分程休憩して帰途につく。次々と登ってくる登山者に出会う。皆、暑さと急坂にへとへとだ。それにしてもマイナーの山かと思っていたが
 結構人気の山なんだ。
扇ヶ原展望台からの眺め
白樺峠 東ヌプカウシヌプリ登山口
笹原の後ろに聳える東ヌプカウシヌプリ 登山口から笹原へ
エゾフウロウ
樹林帯に入る
去年の台風で荒れた登山道
苔むした岩の道 西ヌプカウシヌプリ
ゴゼンタチバナ シャクナゲ
直登の道から尾根道へ
緩やかな尾根道を行く 尾根の先に山頂が開ける
開けた尾根の展望台から見る十勝平野と白雲山
東ヌプカウシヌプリ山頂 木陰で休憩
岩の多い急坂下りから針葉樹林帯の道へ
登山口の向かいは西ヌプカウシヌプリ 無事帰還
然別湖
 今夜の宿は然別温泉唯一の宿、然別湖畔風水。窓から見渡せる然別湖は絶景。糠平湖に通じる道が去年の台風で不通。
然別湖 左:くちびる山、右:白雲山
ネイチャーセンター&カフェ 左奥はホテル福原(休館中) 今夜の宿:然別湖畔風水
ひとこと:白雲山にも登る予定だったが、熊情報が道の駅に出ていたのでパス!
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