地球が丸く見える開陽台
今日1日は北海道の広さと大きさを体感する日だ。そのために一度は訪れたいのが開陽台だ。
開陽台は日本一といわれる根釧原野より、知床連山武佐岳の裾野につながる、標高271mの小高い丘陵だ。
キャンプ場を出て、北海道遺産に登録されている格子状防風林の間を走るが、同じ風景が続くため標識を一つ見落とすと現在地が分から
なくなってしまう。お陰で、少し遠回りにはなったが、開陽台に向かう一直線の長い道路「通称・ミルクロード」を走ることになった。
酪農のミルクを搬送する道路だったミルクロードは、緩やかなアップダウンの多い真っすぐな道で、北海道ならではの壮大な景色が堪能で
きる。
開陽台への車道は混雑を避けるため、上りと下りが一方通行になっている。 今日も多くの観光客が訪れている。さすが根釧台地一番の
観光スポットだ。
駐車場から展望台への道を登ると次第に展望が広がり、根釧台地の大パノラマを一望できるようになる。幾つかのモニュメントを過ごし
展望台へ。
西側には開陽牧場が広がり、展望台から遊歩道もつながっている。東側は広大な原野が武佐岳の裾野に広大な原野が広がり、正面には
北海道遺産の格子状防風林に囲まれた農場が見て取れる。
展望台のカフェで素晴らしい景色を見ながら、名物のジェラードで暑さを凌ぐ。
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駐車場とトイレ、右上に展望台 |
開陽台 幸せの鐘 |
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乳牛のモニュメント |
開陽台展望台 |
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開陽台展望台から開陽台牧場を望む |
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格子状防風林が広がる道東の大地 |
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標高271mの小高い丘からの眺めは、周囲に遮るものが無いので地平線が丸く見える。
地球の丸さを感じられる視界を近くの武佐岳(標高1005m)少し妨げているところから、「330度の視界」とうたっているが、
展望台からの視界は360度見渡すことが出来る
r武佐岳の裾野に広がる根釧台地の全貌(左手の山が武佐岳) |
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「地球が丸く見える」の標柱 |
平成元年現在地に移設された二等三角点「武佐台」 |
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展望台にある「風の想」には
【中標津の開陽台は、オートバイで北海道を回る若者たちに、聖地と呼ばれている。そこに立つと知床山系から東側の景色を見渡す
ことができ、はるかな地平線は、地球の大きさと丸みを教えてくれる。夜、一人で見上げる空は漆黒(しっこく)の闇(やみ)となって
迫ってくる。
満点の星の美しさにまるで宇宙の中にほうり出されたような錯覚に陥り、星間の闇は、大自然の中でのたった一人、宇宙の中での
たった一人であることを分からせてくれる。宇宙飛行士は、漆黒の闇の中に青く輝く地球の美しさに感動する。そして、地球もたった
ひとつの生命であることを痛感し大きな節理に触れたように思うと述べている。】
とある。 |
地平線の見える大牧場・多和平
次のデッカイ北海道は多和平牧場だ。ここのうたい文句は「360度の地平線が見える大牧場」だ。
格子状の道を1時間ほど走ると標茶町育成牧場の入口に着く。牛舎を横に見ながら牧場の中を暫く登っていくと展望台のある広場だ。広い
駐車場にレストランとトイレがある。ここにも沢山の観光客。レストランの横からキャンプ場を左に見て登っていくと展望台に着く。
どこまでも緩やかにうねる根釧台地の広い牧草地が360度の地平線まで続いている。広すぎる・・・!
キャンプ場にはテントが�一張り。木陰が全く無いので陽射しを避けることが出来ない。今日のような暑さでは大変だろう。
駐車場まで戻り、レストランを覗いてみるが、この暑さでは食が進まない。室外のバーベキュウハウスは満員のようだったが・・・。
北海道の大地を堪能して、帰りは標茶町まで足を延ばし食料調達。今夜は焼き鳥でビールだ!
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格子状の根釧台地を走る |
多和平牧場のレストラン「グリーンヒル多和」 |
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多和平牧場展望台(マウス ON) |
多和平キャンプ場 |
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多和平牧場から(その1) |
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多和平牧場から(その2) |
ひとこと:デッカイ北海道を堪能!。 |