おしどり登山隊                                             |山便りへ ホームへ 
 旭ヶ丸(あさひがまる):1019.2m        徳島県名東郡佐那河内村

 山の概要
  徳島県佐那河内村の最高峰旭ヶ丸は、徳島市方面から見ると一番先に朝日が当たって輝く山で、この名前が付いたという。
  頂上から東に広がる大川原高原は村営牧場や風力発電の風車、家族休養村管理棟・ヒルトップハウスがあり、県内有数規模
  の口径500ミリ反射望遠鏡が設置されている。
  ひんやりとした風が吹き抜ける展望台からは徳島市街や吉野川、紀伊水道が眼下に広がり、早春にはカタクリやイワザクラ、
  イチリンソウやニリンソウ、ヤマシャク等の花が咲き、春五月になるとツツジが頂上付近を紫紅色に染め、夏には高原に植えら
  れた二万五千本のアジサイが満開になる。
  
 Route Map一軒茶屋駐車場から山頂を目指し、中腹道を下山
 Road Map大窪寺から県道2号線を経由して佐那河内村へ 

 2017年5月20日(土曜日)
  晴れ

 大窪寺11:20.。。。。13:20大川原高原一軒茶屋駐車場13:25 → 13:32旭ヶ丸登山口 → 13:47展望台9:18 → 
 13:55旭ヶ丸山頂14:05 → 14:16不動峠 → 14:40旭ヶ丸登山口 → 14:50一軒茶屋駐車場15:10 。。。。16:15かんぽの宿

 行動時間:1時間30分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:10分

 旭ヶ丸はツツジとアジサイで有名な山だが、この時期は山野草や、アワノミツバツツジはすでになく、アジサイはまだ咲いていないが・・・・。
 国道438号線を経て、佐那河内村に入り小学校手前を左折して大川原高原道路に入る。風車を目指して車道を登っていくとヒルトップハ
 ウスの駐車場と建物があり、一軒茶屋はその上の段にある。
 一軒茶屋の駐車場に車を停め、出発する。 一軒茶屋の裏の車道を進むと正面に「畜魂碑」があり、その左にゲートがある。ゲートには「こ
 こからは徒歩でお願いします」と表示がある。
 ゲートを抜け、大きな風車を見ながら牧場に沿って、車道を歩いていると、「ユキモチソウ」を発見! こんなところにと感激する。 舗装路
 が右にカーブする左に「生活環境保全林入口」の表示がある。ここが旭ヶ丸の登山口だ。ここから車道を離れ、牧場に沿って左側に延びる
 登山道を歩いていく。
 登山道と牧場の間にはドウダンツツジが植えられていて、白い花を一杯つけている。左手に生えている馬酔木とドウダンツツジに囲まれた
 回廊だ。
 駐車場から800mあまり、眼下に風車が見えだすと「四国の道」の看板のある展望台に着く。古いコンクリートの展望台に上がると素晴ら
 しい展望が広がり、南から西にかけては剣山系の山並みが続き、西へと延びる尾根にはミツバツツジやアセビなどが群生の上に風車が
 連なっている。
 
一軒茶屋駐車場 旭ヶ丸へは車止めの横から
牧場と風車を見ながら車道を進む モチユキソウ
旭ヶ丸登山口 馬酔木とドウダンツツジの回廊
風車を振り返る オンツツジ
四国の道の案内板 展望台
展望台からの眺め オンツツジ

 山頂へは展望台から更に西へツツジのトンネルを潜りながら平坦な道を進んでいく。アワノミツバツツジはすでに終わっているがオンツツジ
 はまだ健在だ。しばらく行くと、右側に山頂標識を一等三角点のある旭ヶ丸山頂に着く。周囲は灌木に囲まれて展望は無い。
 一休みして、更にツツジのトンネルを西に向かうとT字路に着く。左折して柴小屋方面に向かうと、暫く緩やかな下りが続く。送電線の鉄塔を
 過ぎ、横木の階段を下ると不動峠の分岐に着く。直進は高鉾山への巻道、右手の道は偽高鉾山への道だ。今日は時間が無いので、左手
 の中腹道を通り、帰ることにする。中腹道は途中で、一度だけスイッチバックするようにして急な登りがあるが、あとは殆ど平坦な道だ。
 やがて風車の音が聞こえだし、登ってきた道に合流する。登山口から車道を歩き一軒茶屋に着いたのが14時50分、1時間半の山行き
 であった。
 一軒茶屋で濃厚なソフトクリームを食べ、大川原高原を後にした。
 
平坦な道を進む 旭ヶ丸山頂と一等三角点
分岐は柴小屋方向へ どこまでも緩やかな道が続く
横木の階段を下ると不動峠
不動峠から中腹の道へ 青空に映えるツツジと風車
登山口から一軒茶屋へ
ひとこと:花の季節にゆっくりと四国に道を歩いてみたい!
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