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 龍王山(りゅうおうざん):575.1m・鷹巣山(たかのすやま):534.0m    広島県東広島市

 山の概要
  竜王山という名称を持つ山は瀬戸内海沿岸を中心に各地にある。地図上の地名には現れないが竜王山と呼ば
  れている山も多数ある。極論すれば集落ごとにあるともいえる。
  今回の龍王山は東広島市の市街地の後ろに聳える標高575mの山である。麓には「憩いの森公園」が整備さ
  れ市民の憩いの場となっている。また山頂からは市街地が一望出来る展望台がある。
  鷹巣山という名の山も数多くある。特に東広島市福富町にある鷹ノ巣山(標高922m)は中国百名山に選定され
  有名であるが、今回の鷹巣山は恋文字公園を挟んで、龍王山の東隣に位置する無名の山である。龍王山から
  続く古い登山道を辿り、山頂から北に向かい中国電力の鉄塔巡視路で下山することが出来る。なお、山頂は定
  かでなく展望もない。
   
 Route Map恋文字公園から龍王山をピストンし、鷹巣山は峠から周回する。
 Road Map山陽自動車道西条ICから国道375号線を北上し、造賀のファミマ手前で左の道に入り最初のT字路
          を左折。「恋文字公園まで3km」の標識がある 

 2016年11月12日(土曜日)
  晴れ

 ホーム9:20.。。。。10:05恋文字公園駐車場10:26 → 10:30峠登山口 → 10:34恋文字展望台 →

 10:39正面登山道合流 → 10:54稜線出会 → 11:00鉄塔 → 11:05龍王山山頂11:10 → 11:12東屋11:14 → 

 11:20龍王山山頂11:35 → 12:00恋文字公園登山口(昼食)12:45 → 12:50鷹巣山登山口 → 13:06境界標 →

 13:11鷹巣山山頂 → 13:20鉄塔(道迷い)13:28 → 13:37湿地帯 → 13:44鉄塔 → 13:47恋文字公園下山口 →
 13:51恋文字公園駐車場14:00。。。。14:35ホーム

 行動時間:3時間27分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:45分
恋文字公園から龍王山へ
 西条龍王山は南側の「憩いの森公園」から登るのが一般的だが、高屋側にあるロマンチックな名前の「恋文字公園」に惹か
 れて北側から登ってみる。恋文字(こいもんじ)公園の由来は2km程北にある恋文字地区の名称に依る。それにしても何と
 色っぽい地名で、古にはどんなロマンが秘められているのだろうか。公園自体は地域の住民の方により造られ、運営されて
 いる。まだ発展途上のような公園である。
 登山口は2か所あり、公園内のドッグランの横から登る正面登山口と、峠にある展望台経由の登山口がある。峠の登山口は
 荒れており、踏み跡も薄いが、今回はこの峠の登山口から登ってみる。取りつき道をのぼると、すぐ境界尾根に上がり展望台
 に出る。展望台からは恋文字公園が一望できる。さらに荒れた尾根道を進むと正面登山口からの道に合流する。そこから先
 は良く踏まれた登山道になる。植林帯の道を暫く登ると、コシアブラの黄葉が目立つ雑木林の道になり、ロープのかかる急坂 
 を超えると稜線の道に合流する。一旦下り、少し登り返すと次の分岐がある。憩いの森の東側尾根への道が左に分岐する。
 分岐を過ぎると明るい緩やかな尾根道が続いている。やがて鉄塔を過ぎると山頂はもうすぐだ。
 山頂のカエデは赤く色づき、展望台からは山々に囲まれた西条市街のパノラマが広がっているのが見渡せる。8年ぶりに訪
 れた龍王山は相変わらずたくさんの人で賑わっている。
 下山は名残のむかごを採りながら来た道を引き返し、恋文字公園の正面登山口に下山した。
 
恋文字公園案内図 恋文字公園駐車場
峠に向かう 峠の登山口
荒れた道を進む 恋文字展望台(マウス ON 恋文字公園全景)
正面登山道と合流 植林帯から自然林へ
ロープの架る急坂 稜線出会い 右手に向かう道もある 緩やかな尾根道
鉄塔を過ぎると山頂はもうすぐ 龍王山山頂と展望台
東屋のある広場 秋・秋・秋
この分岐は憩いの森の東尾根への道 恋文字公園 ドッグランの隣に正面登山口がある
恋文字公園から鷹巣山へ
 恋文字公園で昼食を採り、一息入れたら鷹巣山へ出発だ。東広島市の福富町にある標高922mの鷹ノ巣山とは違うが、
 龍王山は鷹の渡りの観察が出来る山であるから、その傍に鷹巣山があってもおかしくはない。
 登山口は龍王山の峠登山口の反対側にある。、雑草と茨に覆われた薄い踏み跡の登山口を分け入ると、よく踏まれた植林
 帯の道になる。登り続けると、やがて馬の背の痩せ尾根になり登り切ると境界見出し標のある分岐に着く。右は南の520m
 ピークに至る道だと思われるが20mほどで行き止まりとなる。左手の道を北に進むと右手の雑木林の中に開けた山頂が
 ある。立ち木に三本の黄色のテープが確認でき、山頂と分かる。雑木林に囲まれ展望は全くない。登山道まで戻り、荒れ気
 味の道を更に北に進むと鉄塔横の巡視路に出る。そのまま北に降りていくと道は右に曲がり、公園と反対側に向かい出した
 ので間違ったと気づいた。鉄塔の場所まで引き返し、鉄塔の中に入ると奥に道が見えた。やっと快適な登山道になったと
 思ったら、湿地帯が道を分断している。とても渡れそうにないので高巻して湿地帯を越える。再び歩きやすい登山道を下って
 いく。
 二つ目の鉄塔を過ぎると公園下山口は近い。
 1時間ほどの周回登山を終え、誰もいない静かな恋文字公園に帰ってきた。
 短い山登りだったが、なかなk楽しい登山だった。
 
恋文字公園から鷹巣山を見る 雑草と茨に覆われた登山口
よく踏みこまれた道を登っていく
痩せた馬の背尾根 境界線標石
境界線を北へ、南は行き止まり 鷹巣山山頂 山頂印?の三本のテープ
荒れ気味の急坂を下り巡視路へ
あれっ? 中電道は右に曲がっている 鉄塔奥の巡視路
再び巡視路に出て、一安心 湿地帯は高巻きする
快調の下っていく 二番目の鉄塔
恋文字公園下山口 無事帰着
ひとこと:近場の山で息抜き!
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