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 鍬柄岳(くわがらだけ):598.0m
        群馬県甘楽群下仁田

 山の概要
   鍬柄岳は群馬県下仁田に位置する標高598mの山である。その標高のせいかガイドブックのどには大桁山と
   セットで紹介されていることが多いが、鍬柄岳は経験者(上級者)向きと紹介されている。
   その山容は砲弾を逆さまに突き立てたように、岩峰が鋭く天を指している。登山ルートは基部から100mもの鎖
   を登る。岩峰の狭い岩尾根を渡り山頂に立つと、山頂からは素晴らしい展望が望める。
      
 Route Map鍬柄岳登山口から山頂を目指し、往路を下山
 Road Map 

 2016年5月7日(土曜日)
  晴れ

 内山峠.。。。。 12:00鍬柄岳登山口12:15 → 12:45尾根(南の肩) → 13:08鍬柄岳山頂13:40 → 
 14:23登山口14:30。。。。。。妙義グリーンホテル

 行動時間:2時間08分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:
 
 遠征二つ目の山は鍬柄岳。荒船山と違ってこの山は極端に尖っている。駐車場から見上げるととても登れそうにない岩峰が
 天を指している。間近で見ると凄い迫力だ。
 小さな駐車場(3台駐車可)から車道を10mほど下がったところに登山口がある。道標に導かれてスギ林の中に入っていく。
 しばらく行くとお堂があり、更に杉林の中をジグザグに登っていくと尾根に出る。ここで一休み。目の前には大岩壁が聳えて
 いる。
 南の肩から数分で岩頭部の基部に着き、指導票に従い左に大桁山への道を分けて右に進むとこの山のハイライトである鎖
 場に着く。ここから急傾斜の岩に取り付く。見た目は厳しいが、鎖が延々と設置されているのでさして危険は感じない。それに
 岩も足場や手がかりがしっかりしているので登る困難は無い。
 10分余り岩登りを楽しみ、東西に細長い頂稜の東端に立った。南北が切れ落ちて素晴らしい高度感。そのスリルを楽しみ
 ながら、松の生えた岩稜を左に辿る。途中、ワイヤーを手摺代わりに岩尾根を渡るところの方が注意を要する。
 南西神社奥之院入口と刻まれた石碑があり、そのすぐ先が鍬柄岳山頂だ。
 頂上は小広く、三つの祠が祀られた頂上の周囲は断崖絶壁で、いかにも西上州の山らしい。灌木のほかは樹木もなく360度
 の展望が開けている。鹿岳が間近に見え、午前中に登った荒船山の平らな山頂が遠望できる。
 この後大桁山に登る予定だったが、あまりにも平凡な山に見え中止することにした。
 のんびり休憩したあと、来た道を引き返し登山口へ。駐車場から鍬柄岳を振り仰ぎ、改めて感嘆しきり・・・・。
 
鍬柄岳駐車場 登山口から仰ぐ鍬柄岳の岩峰
鍬柄山登山口
鍬柄岳への登山道
尾根で休憩 目の前に聳える岩壁
いよいよこの山のハイライト   岩に取り付くと長い鎖が延々と続く
鎖を持って斜面を登っていく
もう直ぐ稜線へ 途中で迎えてくれた祠
細い岩稜を山頂へ 山頂で集合写真
山頂には三つの祠と旗竿
思い思いの姿勢て休憩
下りは慎重に・・・・
無事駐車場へ 岩峰を改めて仰ぎ見る
ひとこと:短い登山だったが面白かった!
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