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 高野山(こうやさん):820.0m        和歌山県伊都郡高野町

 山の概要
  高野山は和歌山県の北部伊都郡高野町にある周囲を1000m級の山々に囲まれた標高約800mの平坦地に
  ある。高野山という名称の単独の峰はなく、八葉の峰(今帰峰、宝珠峰、鉢伏山、弁天岳、姑射山、転軸山、楊
  柳山、摩尼山)と呼ばれる峰々に囲まれた盆地状の平地の地域を指す。
  高野山は約1200年前、弘法大師が開いた日本を代表する真言密教の聖地であり、山内に点在するお寺は塔頭
  寺院といい、現在はこの境内にある117ある寺院の内、52の寺院が宿坊として一般の参拝客を受け入れている。
  山内は奥の院と壇上伽藍を二大聖地として人々の信仰を集めている。
        
 Route Map町石道 矢立から大門  Route Map:大門から奥の院

 2016年12月18日(日曜日)
  晴れ

 ホーム8:00.。。。。9:15九度山真田庵10:00。。。。矢立10:30 → 10:47袈裟掛石 → 10:50押上石 →

 11:22車道出会い → 12:55大門 → 13:10壇上伽藍13:18 → 13:23金剛峯寺13:30 → 14:15奥の院14:30 →
 15:00中の橋15:10。。 。。 21:30ホーム

 行動時間:4時間30分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:ー分
町石道(ちょういしみち)
 「高野山町石道」は高野山麓の慈尊院(九度山町)から大門を経て奥の院に至る約24kmの参道。弘法大師が高野山を
 開山して以来、信仰の道とされてきた。
 町石は鎌倉時代に道しるべとして建てられた高さ約3mの卒塔婆形の石柱で、根本大塔を起点として慈尊院まで180基、
 弘法大師御廟まで36基建てられている。
 かっては町石のひとつひとつに礼拝して登ったと言われる町石道。現在は道も整備され、昔の面影を残す180の町石を
 数えながら、ハイキングを楽しむことができる。
 平成16年に高野山とともに「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録さている。

 今回は九度山の真田庵に立ち寄った後、町石道の約半分の9.5kmを散策する。(矢立から大塔まで6.5km、大塔から
 奥の院まで3km)
今年のNHKの大河ドラマ 戦国武将の真田昌幸・幸村が
隠れ棲んだ屋敷跡に建つ寺院・真田庵
ここで生涯を閉じた真田昌幸の墓
真田庵からバスで矢立まで移動し町石道に入る 町石道は階段と曲がりくねった完全な山道
55町石を過ぎると袈裟掛岩がある 袈裟懸石を過ぎると一旦平坦な道になる
袈裟掛石から200mほど進むと押上岩がある。53町石(中の写真)は新旧2基の町石が並んで立っている。
鬱蒼とした杉林の植林帯の中をくねくねと曲がりながら登っていく          
41町石を過ぎると高野山道路の車道を横切る 町石道の石碑
国道を横断して少し急坂を登ると展望休憩所があり、再び高野山道路に接する地点から右手に下っていく
高野山道路のガードレールを時々見ながら緩やかに進んでいくと左手に鏡石が見えてくる
27町石を過ぎると眼下に渓流を望み小橋を超えると小川沿いの道になる。
こんな所で昼食?、薄暗くじめじめして座るところもない。もう少し良いところはないの? ガイドさん!
10町石を過ぎた辺りから徐々に上りとなり、最後の急坂を登ると明るく開けたところに大門が聳え建っている
壇上伽藍
 高野山の二大聖地のひとつである壇上伽藍は空海が曼荼羅の思想に基づいて創建した密教伽藍の総称で、高野山全体の
 総本堂である金堂をはじめ大塔、御影堂、不動堂などが立ち並んでいる。
 
 大門から歩いて10分、高野山の本堂ともいうべき壇上伽藍に着く。
大門から10分ほど歩くと壇上伽藍の中門に着く
壇上伽藍 金堂 町石道の基点根本大塔
金剛峯寺
 高野山真言宗の総本山で座主の住寺。寺には歴代天皇の位牌や高野山真言宗管長の位牌をまつっている。
 金剛峯寺境内にある「蟠龍庭」は日本最大の石庭である。
休憩所の横を通り金剛峯寺へ 金剛峯寺正門
金剛峯寺本堂(左が小玄関、右が大玄関)  屋ねの上にあるのは天水桶
奥の院
 空海の御廟と灯籠堂があり、参道には、皇室、公家、大名などの墓が多数並び、その総数は正確には把握できないものの、
 20万基以上はあると言われている。戦国大名の6割以上の墓がある。奥の院入口の一の橋から御廟までは約2kmの道程
 となっている。また、御廟橋から先は脱帽し、撮影禁止となっている。
奥の院入口 墓標の並ぶ参道
墓標の並ぶ参道 水向地蔵
御廟橋から奥の院 奥の院
ひとこと:去年に引き続き仏教の聖地高野山へ。ご利益あるかな?
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