3年ぶりにいつものコースを歩く(隊長)
立烏帽子から登るいつものお気に入りコースで新緑を楽しむことにする。(詳しいレポートは2013.05.22のレポートで)
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立烏帽子駐車場には土曜日というのに先行者の車は無く、広い駐車場はガランとしている。
快晴の空に、鮮やかな緑が映えて美しい。
小鳥のさえずりに導かれ、新緑の中へ踏み出すと、すぐ千引岩への分岐があるが、
ここは左に採り立烏帽子山山頂に向かう。山頂まで0.5kmの標識 |
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ブナの新緑が美しい明るい登山道をジグザグに登っていくと、大山の展望所に着く。きょうは霞んで良く見えない。
展望所を後にするとすぐ比婆山連峰最高峰の立烏帽子山頂の標識が登山道の右手にある。
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立烏帽子山山頂を過ぎる、明るい尾根道になる
池ノ段を正面に、左前方には福田頭を見ながら歩く稜線の道は、この山域で最も楽しい縦走路だ
鞍部に降り、朽ちた標識を右に見送り、登り返すと方位盤のある池ノ段に着く。
北方向にはこれから向かう比婆山御陵、大膳原から連なる吾妻山のなだらかな山並みが望め、
南側には福田頭が間近に迫って見えている。
立烏帽子山の左手にはかすかに大山の山影を見ることができる。
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ここから平らな尾根を南に行くと池ノ段山頂のお地蔵さんはあり
さらに南に下って行くと広々とした草原状の台地にミツバツツジの群生がある。
すでに終わりかけた花園の向かいには福田頭が聳えている
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素晴らしい景色を堪能した後、方位盤のところまで戻り、荒れた道を下って行く |
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池ノ段から荒れた登山道を下り終わるとブナ林の中の平坦な道となる。
何処を見ても、ブナブナ、ブナの新緑・・・・・・足下のユキザサとマイズルソウの群生はまだ花をつけていない |
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平坦な道からブナの根が登山道を覆う急なジグザグ道を降りると越原越の分岐がある。
ここからは御陵への登りになる。
ブナの新緑に染まった登山道を登り、植がブナからナナカシワに変わり、道が平坦になると御陵が近い。 |
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背丈の低い潅木帯から再びブナの森に入ると御陵の入り口門栂がある。
今日は今年のトレイルランに備えてロープが張って有り潜ることは出来ない。
安全の為か、栂の保護の為か・・・そういえば右手の栂は樹勢が衰えている
その先が比婆山御陵 何時もは泥濘状態の参道だが今回は珍しく乾いていて歩き易い
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御陵を過ぎるとブナの巨木と大岩の間を下り、鞍部から烏帽子山に向かう
烏帽子山山頂には次々登山者が登ってくる。
広い山頂に座り込み、ゆっくりと休憩。
展望は? 相変わらず大山は霞んでいるが、道後山・猫山から船通山までははっきり見える。
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横田分れまで急で長い下りになる。この坂が比婆山連峰最強の坂道だ。帰りはこれを登り返さないといけない。
横田分れから暑い日差しのなか、大膳原へ
きょうは今年一番の暑さだ。暑さに慣れない体には堪える |
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大膳原の広い原っぱを縦断して吾妻山へ
前方に羽を広げたような吾妻山、振り返ればみどりに包まれた比婆山連峰
この雄大な風景の中を歩いて行くのは気持ちが良い 最後のジグザグを登りきると稜線に出る。もう山頂は目の前だ
山頂は沢山のハイカーで賑やかだ
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汗が引くと強い日差しはあるが、涼しい風が心地よい
素晴らしい展望を見ながら昼食を採る
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眼下の吾妻山ロッジ |
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昼食がすんだら、もうひと踏ん張り
烏帽子山への急坂を登り、立烏帽子に向かって帰ろう
吾妻山」の南尾根(写真上)を下り、分岐から東斜面を下って行く
(写真下:左が烏帽子山、中央が御陵、右の尖がった山が立烏帽子山、その右は池ノ段)
烏帽子山への登りが今日は一段としんどい 、やむなく途中で休憩
御陵近道の分岐まで来ると後は傾斜も緩む
大岩が現れるともうすぐ御陵だ
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御陵を後にして下りに入ると膝が痛くなってきた。
たまらずサポーターをする。少しは楽になった!
越原越を過ぎるとすぐ千引岩への分岐(立烏帽子駐車場へ1.6kmの標識)
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千引岩への分岐(写真右上)を左に取り千引岩へ、こちらは緩やかなブナが茂るトラバース道
樹林の間から比婆山を見ながら歩くこと25分で千引岩を通過
間もなく駐車場に到着 |
ひとこと:今日は意外と苦しい山行になった。日頃の訓練不足か?、7時間もかかった。 |