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 知夫里島
        島根県隠岐郡知夫村

 山の概要
   知夫里島は、本州に最も近く隠岐の玄関口でもある。ここでは、カルデラを一望する絶景や、かっての火山の
   断面、隠岐独特の農法牧畑の名残を見ることができる。
      
 Road Map来居港からアカハゲ山を経て、赤壁へ
 

 2016年6月2日(木曜日)
  晴れ

 別府港11:51。。(いそかぜ)。12:09来居港12:20.。知夫里島観光(アカハゲ山・赤壁)。13:55
 来居港15:00。。(いそかぜ)。15:17別府港15:45。。(フェリーおき)。17:55七類港。。。21:15ホーム

 行動時間:1時間30分
 昼食時間:ー分
隠岐4島を巡る旅もいよいよ最後の島、知夫里島へ。
 西ノ島から18分、知夫里島の来居港へ。「いそかぜ」から港に降り立った時、周りを見渡し唖然とした。ここには街はおろか
 民家も無い。あるのは待合室とガソリンスタンド、それにもう一つの建物だけ。どこでレンタカーを借りればいいのか?
 堪らず電話すると「観光案内所に行け」とのこと。もう一つの建屋が観光案内所だった。ここでやっとレンタカーを手に入れた。
 そこで牛対策と食事が出来るところを仕入れた。「ホテル知夫の里」ともう一軒。
 ループ橋を登って、いざアカハゲ山へ。峠を越え、町を過ぎクネクネした道を登っていくと「ホテル知夫の里」がある。昼飯には
 まだ早い?。一旦下り集落を抜けると放牧地に入っていく。あちこちに放牧されて牛がいるが、今のところ忠告の牛対策は必
 要無いようだ。やがてアカハゲ山展望台へ到着。ここからは島で囲まれたカルデラを一望出来、遠くに摩天崖も望める。
 展望を楽しんだら、次の目的地「知夫の赤壁」へ 。展望所から少し下ったところから右へ曲がると牛が道を遮って動こうとし
 ない。やっと忠告の牛対策が役にたった。隠岐は鳥の多いところだ。道端で雄の雉2羽が喧嘩している。そうこうしている内に
 赤壁の駐車場に着いた。
 駐車場からは比高50m距離200m程の登りだ。足腰の弱っている人にとっては一苦労だ。5分程で赤壁展望所に着く。
 凄い光景だ。迫力ある赤い断崖が海に切れ落ちている。展望所の柵を出ると遮るものは何もない。落ちれば大変だ!
 暫く散策し、地球のダイナミックな鼓動に感激し赤壁を後にする。
 帰途も牛と格闘しながらノロノロ帰ってくると、食事処は何処も時間外になっていた。 まあ一食くらい抜いてもどうってことは
 ない!
 来居港には渡船が沢山停泊している。ここは釣りで有名な島らしい。岩壁の一部が史跡になっているのも面白い。
 別府港に着いたら食事と思ったがこれもダメ。フェリーのなかで食べたスナックとコーヒーがことのほか美味しかった。
島前内航船乗り場 船は「いそかぜ」 来居港
アカハゲ山展望台 カルデラを一望
アカハゲ山三角点
名勝天然記念物 隠岐知夫の赤壁
 切り立った赤い岩肌から地元では「あかかべ」又は、「あかだき」と呼ぶが。国の名勝に指定したときに中国の「赤壁の戦」に
 ちなみ「せきへき」と名付けられた。
 最も高い場所で200mあり、岩の大部分はアルカリ玄武岩からなるが、赤い岩脈は粗面安山岩質玄武岩に由来する凝灰岩
 に含まれる多量の鉄分の酸化による。黄色の岩肌は鉄分の分解の結果、鉄みょうばんを生じたものである。
 「竜宮乙姫の赤帯」とも呼ばれている赤い岩脈を垂直に断ち切る白っぽい岩は「龍のぼり」と呼ばれる粗面岩である。乙姫の
 帯にしては随分荒々しいが、沖から見れば納得できる。
  −下の写真の説明板よりー
駐車場から遊歩道を登っていく ここはNHK朝ドラ「だんだん」のロケ地
人が柵の中 赤壁展望台
記念撮影 どこまでも登れる 柵は無し
 赤い溶岩のしぶき
  この崖は元々この場所にあった小さな火山(火砕丘)の断面です。
  この岩が赤色になっているのは、噴火で飛び出した溶岩のしぶきに含まれる鉄分が高温のまま空気に触れて酸化した
  ためです。
  しぶきは繰り返し噴き上がったので、しぶきが降り積もった赤い岩には縞模様ができています。
  黒い溶岩は赤い岩石と同じ溶岩(玄武岩)ですが、しぶきにならず流れていったので酸化していません。一方の中央の
  白い部分は後から割り込んだ別の溶岩(粗面岩)です −現地の案内板よりー
凄い! 見終わって・・・・・
渡船の船着き場  中央に「大島の法華経塚」 「大島の法華経塚」の説明文
ひとこと:また昼飯にありつけず! 時間外!(13:30まで)
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