おしどり登山隊                                |山便りへ ホームへ 
宮島・弥山(みせん):529.8m〜焼山(やけたやま):490.0m   広島県廿日市市宮島町
 山の概要  弥山は広島県廿日市市宮島町の宮島(厳島)の中心に聳える山。弥山山麓は、世界文化遺産として
     登録されている厳島神社の世界文化遺産区域にあたる。
     北側斜面には国の天然記念物となっている「彌山原生林」が存在し、山頂付近には御山神社(みやまじん
     じゃ)、山頂付近から山麓にかけては大聖院の数々のお堂、裾野には厳島神社を配し、信仰の山として
     古くから参拝者が絶えない。  −ウィキペディアよりー
 Route Map :博打尾コースから弥山、焼山を経て前峠コースへ
 以前の宮島:2013.01.09(博打尾コース〜大砂利コース)2012.01.06(博打尾コース〜大元コース)
 
 2015年1月9日(金曜日)  晴れ
ホーム7:00......8:10宮島口8:15〜 9:30宮島→ 8:54紅葉谷登山口→ 9:10博打尾→ 9:22包ヶ浦分岐→

9:38大砂利分岐9:48→ 10:16榧谷駅→ 10:43獅子岩駅→ 11:06霊火堂11:11→ 11:20弥山山頂11:30→ 

11:43仁王門 → 12:02焼山(昼食)12:45 → 13:23前峠 → 13:50大元公園 → 14:04厳島神社 →
14:30桟橋14:45 〜15:00宮島口........16:055ホーム

 行動時間:6時間00分(休憩、昼食含む)
 昼食時間:43分
 今年はやっぱり宮島へ
毎年恒例の宮島詣で。去年は大三島の大山祇神社に浮気をしたが、今年は再び宮島に帰ってきた。

2年ぶりの宮島、松大汽船の乗り場が変わっているぞ。駐車場の目の前だ。宮島に上陸すると宮島桟橋も改装中だ。その為いつもの正月の飾付けが無い。人影のない参道を厳島神社に向かう。旅館岩惣を過ぎ、紅葉橋を渡ると紅葉谷公園だ。鹿の姿も目に入らない静かな公園を通り過ぎ、紅葉谷橋を渡るとロープウェイ駅への車道に出る。
車道を左に採り、紅葉谷から包ヶ浦自然歩道にはいり登山開始。いつも歩く博打尾コースの道だ。博打尾を過ぎ、包ヶ浦への分岐から弥山への山道に入り、急斜面を登りきった尾根が大砂利への分れ道だ。大砂利への標識は無いが「弥山登山」の標識の後ろに巻き道の登山道があるが、入り口から羊歯に覆われ、踏み入る人も少ないようだ。 今日は弥山への登山道を真っ直ぐ登っていく。 花崗岩の風化した道は掘れて荒れ気味だが羊歯の緑とのコントラストが美しい。
410mピークから深く掘れた登山道を一気に下るとロープウェイの乗り継ぎ駅、榧谷駅に着く。
榧谷駅の下を潜り、急な坂道を尾根に登り返すと巨岩を廻る、絶景の尾根道になる。岩の上に座り、行き交うロープウェイを見ながら一休みする。目指す獅子岩へはもう一息だ。
獅子岩から弥山に向かい、紅葉谷コース分岐を右手に過ごし、遊歩道から分かれて山道を進む。いきなり急登となるが、それを我慢すると緩やかな道となり、10分足らずで弥山本堂下の石段に出る。
本堂で今年の安全祈願をした後、弥山山頂に向かう。今日は何処も、人が少なく静かな山だ。新しくなった展望台に上り、展望を楽しむ。駒ヶ林に沢山の人が登って行くのが見える。
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正月の装いが無い宮島桟橋(マウス ON 例年の風景) 誰もいない参詣道
宮島のビューポイント 千畳閣と五重塔
紅葉橋を渡ると紅葉谷公園 紅葉谷橋
包ヶ浦自然歩道が博打尾コースの入り口 ヤマガラやエナガを見ながら博打尾へ
博打尾の合戦跡 開けた尾根から鳥居を見下ろす
包ヶ浦自然歩道から分かれて弥山へ 岩場が現れると尾根は近い
尾根に出ると「大砂利分れ」 標識は無し 宮島名物、羊歯に覆われた道
開けた尾根から見えた獅子岩とロープウェイ駅 深く掘れた登山道
ロープウェイ榧谷駅の下を潜り、急な坂道を尾根に登り返す
尾根道から見下ろすロープウェイのゴンドラ 開けた尾根から見えた獅子岩とロープウェイ駅
遊歩道から離れて山道へ 獅子岩駅を振り返る
霊火堂(きえずの火) 文殊堂と観音堂
 
くぐり岩 宮島弥山山頂
 
再建された展望台 展望台から見る駒ヶ林と焼山

弥山山頂から干満岩を経て、仁王門へ。立派な仁王さんが睨みを利かしている門を潜り、大聖院コースを右に過ごし、駒ヶ林へ。ここから駒ヶ林の取り付きまでの階段道がなかなか厳しい登りになる。駒ヶ林の取り付きから左に別れ大元コースの道を辿ると大きな岩の下に三釼山窟と掘られた石仏がある。焼山の別名三釼山はここからきたのだろうか? 石仏の少し先にある大元公園下山口から左の岩場を登ると、急な坂の先に焼山山頂がある。三角点も標識も無い巨岩の散らばった山頂だ。
昼を過ぎ、吹き始めた冷たい風を避け、岩陰で昼食。最近お気に入りの鍋焼きうどんだ。熱々のうどんでおにぎりを頬張り、食後はコーヒーで楽しい時間を過ごす。
下山は眼下に見える大岩に向かって急坂を下り、大岩の下をトラバースし、更にとんでもない急傾斜を降りていく。
最後に急な岩場を下ると前峠に降り立つ。少し進むと倒木が横たわる前峠乗越しがある。左手に踏み後のハッキリした前峠山への登山道が確認できる。倒木を越え、右手の倒木を潜ると大元公園への道が続いている。
美しい樅の木の巨木が茂る大元公園へは自然道を歩いて、ここから40分程の行程だ。
大元公園から賑わいを取り戻した商店街を通り桟橋まで、更に40分程懸けて帰ってきた。
再建された仁王門 大元コース分岐、直進は駒ヶ林
三釼山窟 大元公園下山口、左に焼山登山口
岩場を登り焼山山頂へ。見下ろせば大岩の先に前峠山・ 
焼山から西方を見る
焼山からは急坂の連続
 急な岩場を下ると前峠、少し進むと前峠乗越し(前峠山登山口)がある
崩落地にはロープ 大元公園登山口
・・・・・・・ 新装なった反橋
 ひとこと:新展望台には売店が見当たらなかったがどうなるのでしょうか?
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