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 大比叡(おおびえい):848.3m
        滋賀県大津市坂本

 山の概要
   「世の中に山てふ山は多かれど山とは比叡のみ山をぞいふ」(慈円)と詠まれた。京都・滋賀県境に位置し、古事
   記にも淡海(おうみ)の日枝(ひえ)の山と記されている。京都の南の方から眺めると四明岳と大比叡の二峰を持
   つどっしりとした山であるが、京都御所より北から見れば大比叡は四明岳に隠れ、都富士ともいわれる三角錐の
   均整のとれた山容となる。
   山の東側には根本中堂を中心に多くの塔頭の建つ天台宗の総本山延暦寺がある。また、山頂の北の奥比叡は
   殺生禁断の地の為自然の宝庫で、鳥類の繁殖地として有名である。
   大原から東海自然歩道、叡山電車修学院から雲母坂(四明岳まで2時間30分)、滋賀県側は坂本の日吉神社
   からの表参道が山頂へ続く。山頂からは琵琶湖や京都市街を望み、北に比良連峰から京都北山を望むことがで
   きる。       − ヤマケイ「日本の山」よりー   
2015年12月12日(土曜日)  曇り
 ホーム7:00.。。。。 鞍馬駅 → 13:20鞍馬寺仁王門 →13:30由岐神社13:40 → 13:50鞍馬寺金堂 → 

 14:13与謝野晶子書斎 → 14:22木の根道 → 14:42奥の院・魔王殿 → 14:50西門 → 15:08貴船神社 → 
 15:30貴船口 → 。。。。雄琴温泉

2015年12月13日(日曜日)  晴れ
 雄琴温泉。。。。11:23坂本登山口8:05 → 比叡山本坂 → 10:10延暦寺根本中堂 → 阿弥陀堂11:10 → 
 11:50大比叡山頂 → 12:10駐車場 。。。。 18:00ホーム
12月12日(土曜日)  鞍馬・貴船歴史トレッキング
 鞍馬天狗や義経伝説の残る鞍馬寺散策は仁王門から始まる。仁王門のは湛慶作の仁王様を祀り、門前のは狛犬ならぬ阿
 吽の寅が配置されている。仁王門からは一部石畳だが、ほとんどは未舗装の山道を行く。義経供養塔あたりから傾斜もきつ
 くなった来るが、10分ほどで「鞍馬の火祭り」て有名な由岐神社に着く。
 「枕草子」で清少納言が「近うて遠きもの鞍馬の九十九折の道」と記した仁王門からの参道も今は急階段の道。由岐神社か
 ら10分程で鞍馬寺金堂に到着。朱色の本殿の前に、天のエネルギーが降臨すると言われている「六芒星」がある。この中
 心に立つとエネルギーが感じられるらしいが・・・・・・・。
 与謝野晶子の書斎「冬柏亭」を過ごすとすぐ奥の院入口。牛若丸伝説の地です。牛若丸が跳躍の練習をしたといわれる「木
 の根道」(登山をする者にとっては別段珍しいものではないが。)を進み、似たような御堂を幾つか過ごし義経堂へ 、義経堂
 を後にすると鞍馬奥の院・魔王殿がある。
 鞍馬寺西門貴船に着くと川音が聞こえ、右に向かい700m先の奥宮へ。そして400m下流の中宮を経て、貴船神社本宮へ。
 京都の北の奥座敷、鞍馬・貴船の2時間ほどの楽しい歴史トレッキングでした。
鞍馬寺仁王門 未舗装の山道 由岐神社
由岐神社の御神木 鞍馬の火祭りで有名な由岐神社 急階段
ここで一息 再び階段
鞍馬寺金堂 パワースポット「六芒星」で撮影
与謝野晶子の書斎「冬柏亭」 義経ゆかりの地 奥の院へ
義経背比べ岩 木の根道
似たような御堂を過ごし義経堂へ 、義経堂を後にすると鞍馬奥の院・魔王殿がある
名残の黄葉を見ながら貴船神社へ
また階段 ここは緩やかそう。 貴船神社
12月13日(日曜日)
 登山コースは、里坊のある坂本の日吉大社脇の階段から始まる標高差700m程の行程だ。延暦寺へのケーブルカーを左
 に見て、急坂を登り詰めると、参拝者で賑わう根本中堂に着く。ここで1時間ほど寺巡りをした後、丹塗が晴れやかな阿弥陀
 堂の堂塔の間を潜り抜け、山頂に向かう。阿弥陀堂から約40分で、一等三角点の鎮座する大比叡山頂に至る。そこだけが
 開発から取り残されたようなコブの上にある展望の無い山頂だ。教えてもらわなければ分からない!
 山頂の大鉄塔のある広場で昼食後駐車場まで下り、後は広島へ・・・・。
比叡山坂本登山口は左の階段 階段を登っていく
ここも階段 左にも登山道? 広い登山道
 
有れた道が山道らしくなってくる 黄葉を踏んで・・・・
延暦寺根本中堂 文殊楼
戒壇院 阿弥陀堂
阿弥陀堂を潜り抜け、山頂を目指す
北山杉の中を登っていく 山頂標識と大比叡一等三角点
 ひとこと:日本300名山ながら、登山を期待してはいけない山だ!        
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