急登を登るも期待の展望は無し
今日は生憎の曇り空だが、天気が悪化するのは午後3時以降の予報だ。午前8時45分下湯原温泉「ひまわり館」
到着。ここは露天風呂だけの温泉だ。入浴料はペットが1570円、人間は500円となっているふしぎな温泉だ。
駐車場の背後の山が雨乞山だ。手前のピークに反射板が見えている。
駐車場の横から登山道入口の林道に向かう。大きな案内の架る登山道入口からしばらくは、ウオーミングアップに
丁度良い緩やかな林道だ。出発してから約20分で案内板のある登山口に着く。登山口近くの林道脇に数台なら駐
車出来る場所があるが、周回して湯本神社に下山する予定なので「ひまわり館」に駐車した。
登山口からしばらくは、植林の切り出し道だった広い作業道を登っていく。台風の倒木被害の痕跡は既に無く、作業
道にも灌木が押し寄せ狭くなってきている。熊のプーさんの笑顔に見送られ、暫く行くと作業道から分かれ右手の山
道に入っていく。登山道は急登ではあるが、適度のジグザグ道で快適に登っていくことができる。振り返ると櫃ヶ山
の尖峰や眼下には湯原温泉街を望める。
スタートして1時間ほどで反射板のあるピークに到着。「おおうね頂上702m」と書かれた標識が転がっている。ここ
で小休止。素晴らしい展望が広がっている筈だが、雲に隠れてかすかにその眺望がうかがえるだけだ。
左手にはこれから向かう展望台のピークが見えている。
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道の駅「ひまわり館」 |
背後の山が雨乞山 |
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雨乞山登山道入り口 |
なだらかな林道歩き |
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雨乞山登山口 |
熊のプーさんの案内標識 |
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作業道終点から登山道へ |
雨乞山 |
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伐採地に育つヒノキ |
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落ち葉の積もる急登 |
急登が続く |
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キカラスウリ |
反射板に到着 |
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反射板 谷を挟んで展望台 |
三坂山がうっすら |
反射板からは一旦下り植林帯の中へ。冷たい風が吹き抜ける馬の背の鞍部を過ぎると、すぐ急登が始まる。反射板から20
分ほど頑張って登り切ったところが、「かみがしら山頂789m」で、雨乞山最大の絶景が広がる展望台だ。
「雨乞山展望台 平成15年10月」の案内板がある。平成15年(2003年)はこの南尾根コースが整備された年だ。
ここでも360度の大展望が見られないのが残念だ!
ここから登山道は90度方向を変え、北に向かう。目の前にはススキの野を隔てて雨乞山が迫っている。萱の道を進むと
灌木の中に入り、一旦軽く下るがすぐ急登の直登になる。傾斜が緩むとナナカシワの群生地になり、左手が植林帯に変わ
ると雨乞山山頂に着く。 万歳した熊のプーさんが笑顔で迎えてくれる。
山頂からは東側の展望が開け、津黒山や入道山、霰ヶ山を望むことはできるが、大山のある北側の展望は木々に遮られ
見ることができない。 11時早めの昼食。今日も鍋焼きうどん定食に舌鼓。
下山は湯本神社コースを下る予定だったが案内板やテープも見当たらず、踏み後さえ見つからない。仕方なく往路を戻る
ことにした。
きつかった登りは、下ってみると一段と急さが判る。軍手をして草木に掴まりながら下りていくと1時間足らずで登山口に帰っ
てきた。
展望には恵まれなかったが、急登続きの楽しい山だ。
天気が良ければ展望台で弁当を食べたり、景色を堪能したりと、ゆっくりしたいところだ。
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馬の背の鞍部を過ぎると急登が始まる |
雨乞山展望台 |
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反射板のピークは遥か下 |
櫃ヶ山は雲の中 |
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展望台から雨乞山を見る |
ススキの道を進む |
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雑木林の鞍部から急坂を登りナナカシワの林になると頂上は近い |
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雨乞山山頂 |
今日の昼食 鍋焼きうどん定食 |
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尖ったピークは入道山 |
後ろの尖峰は霰ヶ山 |
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雨乞山山頂直下の急坂 |
展望台からの下り |
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唯一見かけた花 |
無事、登山口に帰着 |
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2013.09.18 三坂山山頂から |
ひとこと:道案内は熊のプーさんだけ、リボンやテープはほとんど無し! |