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大将軍山(だいしょうぐんさん):429.0m〜銭壷山(ぜにつぼやま):540.1m
 山口県岩国市由宇町

 山の概要
  大将軍山・銭壷山は周東山系の銭壷山地に属し、それぞれ標高は429m、540mの山である。
  大将軍山の山頂には霧峰神社が祀られ、その参道が登山道となっている。
  また銭壷山はこの山地の主峰であり、山の東側には瀬戸内海が迫っている。その地理的条件の為、山頂
  から見る瀬戸内の多島美は瀬戸内海の景色の中でも最も美しいと評される。山頂付近は公園[ふれあい
  パーク}となっており桜の木が数多く植えられ春は山腹が桜一色に染まるという桜の名所となっている。
  銭壷山へは大将軍山から車道や林間散策道を通り、縦走するのが一般的である。
  山頂には駐車場もあり、由宇駅から銭壷山公園線7.8kmの距離を車で上がることも出来る。

 Route Mapゆうたん駐車場から大将軍山登山口へ、大将軍山・銭壷山を縦走し銭壷山公園線を下り周回
 Road Map山陽自動車道玖珂ICからJR玖珂駅を目指し、国道88号線からゆうたんに入る
           

 2014年3月11日(火曜日)
  晴

ホーム6:40........8:50ゆうたん駐車場9:00→ 9:10ふれあいパークの標識→ 9:30大将軍山登山口

10:16大将軍山10:25→ 10:34林間散策道分岐→ 11:02ふれあいパーク駐車場→ 11:23銭壷山(昼食)11:48→
12:03銭壷山公園線→ 13:06千鳥ヶ丘団地 → 13:24ゆうたん駐車場13:30......15:50ホーム

 行動時間:4時間24分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:25分
春を探しに周南の山へ
今日は今週で一番天気が良く、温かな一日になりそうだ。のんびりと春の景色を楽しみながら山歩きをしようと山口県の周南地域に出かけることにする。
由宇文化スポーツセンターゆうたんに駐車させて頂き、身支度をして出発する。大将軍山・銭壷山は舗装路歩きが多いのでトレッキングシューズで歩くことにする。
JR山陽線の線路を横切り、国道を北に100mほど進み、ガソリンスタンドの手前の道を山の方に入って行く。小さく蛇行しながら登っていくと直ぐに団地の入り口に到着する。団地の入り口で左に分岐する坂道があり、その取り付きに「山口ふれあいパーク」の案内板が立っている。ちょうど通りかかった人に「大将軍山はこの道でいいですか?」と尋ねると「銭壷山まで行く」と言う。案内をしていただき一緒に行くが、歩くペースが速くて直ぐに汗が噴出してきた。
みかん畑の丘の沿った道を海を見ながらのんびり春を満喫との余裕も無く、もう一番奥の切畑集落に到着だ。
集落の突き当たりの切り通しの左手にコンクリート舗装した坂道が設けられており、手摺に「大将軍山」の標識が取り付けられている。地元の人は林道を歩くと言うので、ここで別れて服装を整えてコンクリートの道を登っていく。
「大将軍道」の標識に従って山道へと入って行く。 山道に入ると横木の階段になり、11丁の石丁を過ごすと竹林の中に入り、辺りは檜の植林帯になる。
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大将軍山への登山口 広い農道から山道へ(丸印 大将軍道の案内)
U字状の道は横木の階段 竹林入り口に十一丁の丁塚

落ち葉の積もった参道を丁塚に導かれ歩を進めるとやがて岩の露出した道になり、しだいに傾斜もきつくなってくる。
8丁を過ごすと再び竹林帯となり、竹林の中に7丁を過ごし、6丁の丁塚を確認すると道は左に曲がり平坦となる。
二基の燈篭を右手に過ごし、主尾根に沿った道をすこし行くと石段が現れ、左方向に向きを変え石段を登っていく。
更に石段を折り返すと大将軍の「一の鳥居」が現れる。
鳥居の先にある3丁の先の横木の階段を登るとテレビ局のアンテナがあり、右手に展望が開けてくる。
すこし行くと広場があり、その奥に「二の鳥居」が見えてくる。鳥居を潜るとその先に1丁の丁塚があり、石段を登ると「三の鳥居」があり、その先には長い階段が青空に向かって一直線に伸びている。
手摺の着いた石段をゆっくり登っていくと大将軍山・霧峰神社に着く。神社の縁側に座り、眼下に広がる瀬戸内海の眺望を見ながら休憩する。
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落ち葉の積もった参道を丁石に導かれ登っていく
岩の露出した道 六丁を過ぎ、平坦な道になると燈篭が二基
切石の階段横に4丁の丁塚 一の鳥居の先には三丁の丁塚
テレビ林道広場の先に二の鳥居 一丁の丁石の先にある石段を登ると三の鳥居
三の鳥居の先は長い石段(段数は? あとでクイズ有り)
大将軍霧峰神社と説明板

元気と取り戻したところで大将軍山を発ち、銭壷山に向かう。神社の左手から下に向かう道があるが、神社の裏手に回ると手摺の着いた階段道がある。この階段を降りていくとテレビ局のアンテナが立っており、展望の駐車場となっている。
階段に続く舗装路を降りていくと、地元の人と別れた登山口から続く林道(林道大将軍線)に合流する。合流点には代将軍山の標識が立っている。
合流点から道を左に採り、暫く進むと道の広くなった場所に着く。正面にある「林間散策道 尾根沿いの道」の標識に従って、舗装路から別れ未舗装の林道らしき道を進むと正面に登山道が現れる。
右下に舗装された林道(林道銭壷線)を見ながら、歩き易い道を小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいく。
檜の植林帯の道が少し急になり、ピークから右に曲がり、急坂を下ると山口ふれあいパークの駐車場に降り立った。
そのまま施設の横を通り、県道150号線に合流し、舗装路を山頂に向かう。車道とはいえ、かなりの傾斜だ。小鳥の囀りに励まされ、山頂手前の分岐に到着。アンテナの左、未舗装の道を進むと二等三角点のある銭壷山の山頂に着いた。
東屋のある展望台まで引き返し、最も美しいと言われる瀬戸内の多島美を見ながら昼食にする。
昼食後の帰途は思案のしどころだ。林道銭壷線・林道大将軍線を引き返すか、銭壷山公園線で由宇駅又は、神代駅に降りるか?
まずは、自然歩道入口から「ふれあいの森」に入って行く。落ち葉の積もった樹林帯の道を下って行くと、ロープの手摺が渡された快適な道を歩き、「若者交流棟」の裏にでる。交流棟の横から横木の階段を下ると舗装路に出る。
山口ふれあいパークの停留所から由宇駅まで7kmの銭壷山公園線をひたすら歩く。30分程歩くと銭壷山登山口バス停のある神代駅の分岐に出た。由宇4.6kmの標識がある。そのまま由宇駅を目指す。放置された畑に紅梅白梅の花が咲き、甘い匂いが漂ってくる。
千鳥ヶ丘団地を出るとゆうたんが見えてくる。長いい車道歩きも、やっと終わりに近づいた。車も少なく、長閑な春を楽しみながらの1時間20分だった。
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縦走路入り口は神社の裏 散策路にはクイズが・・・・・
大将軍山からの道 大将軍山林道終点広場からは林間散策路へ
尾根沿いの道は登山道 美しい竹林の道
マウス ON 木に隠れる控えめなお地蔵さん ふれあいパークの駐車場
ふれあいパークの前を通り、バス停を右折して山頂を目指す
東屋のある展望台 二等三角点のある銭壷山山頂
銭壷山山頂から大将軍山を
琴石山と三ヶ岳
瀬戸内海に浮かぶ大島
帰りは自然歩道を散策しながら下山
「若者交流棟」の前を降りると、ここに出てきました
思案のしどころ神代別れ 春、春・・・・・・・
 ひとこと:トレッキングシューズは正解だったか? 膝や足裏が痛くなり、舗装路の厳しさを改めて知った!・        
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