おしどり登山隊                                             |山便りへ ホームへ 

 立山・雄山(おやま)
3003.0m
    富山県立山町

 山の概要 越中の平野から望むと、立山は特にピラミッドに聳えた峰でもなければ、左右に際立った稜線をおろした姿でも
     なく、つまり一個の独立した山というより、波濤のように連なった山といった感じである。(中略) そのような立山が古
     くから栄えたのは、立山権現のおかげだろう。(中略)立山権現の功徳もさることながら、この山が非常に変化に富ん
     でいて、登山の楽しみの多いことも魅力の一つであっただろう。芦峅から頂上までの旧道には、昔の繁栄を忍ばせる
     ような伝説や古蹟が至るところに残っている。      −「日本百名山」深田久弥著よりー

 Route Map :室堂平から雄山を往復
                          
2014年4月27日(日曜日)〜4月29日(火曜日)
 4月27日 (曇)  広島駅8:00 . 富山駅 +++++ 立山駅 ++++ 美女平。。。室堂 → 16:35立山室堂山荘 

 4月28日 (曇)  室堂山荘7:10 → 一の越 → 9:40雄山山頂 → 11:00室堂 → 雪の大谷散策 → 室堂山荘
 4月29日 (雨)  室堂山荘:6:10 → 室堂10:40。。。。。 11:30美女平11:40 → 11:47立山駅12:10 ++++ 

             13:17富山駅14:19    19:56広島駅
              
4月27日 晴れ
 今年のGWは去年に続いて残雪の北アルプス立山連峰の雄山に登る。状況がよければ大汝山への縦走も・・・・・
 しかしGW前半は天気はあまり期待できそうにないが・・・・・。初めての立山連峰に心が躍る。
 今回の山行きは10人の登山客、それにガイドにはネパール人のラマさんと添乗員二人の総勢13人のパーティだ。
 ガイドのラマさんはエベレスト2回登頂経験を持つ、ヒマヤラの一流ガイドだ。大きな身体に精悍な顔をした頼りになりそうな
 人だ。いつか一緒にエベレストトレッキングに行ってみたい。
 広島駅から7時間の電車の長旅をして美女平に。周りはまだ、見渡す限りの雪景色が広がっている。ここからは高原バスで
 雪の大谷を窓越し観光しながら室堂へ。今年の雪壁の高さは15mだそうだ。ちなみに去年は18mだったとか。
 室堂から30分雪原を歩いて、今日の宿、立山室堂山荘に向かう。立山室堂山荘は雄山の登山口に位置する山小屋だ。
 綺麗な風呂で旅の疲れを癒し、明日に備えアルコールは控えめにして寝床に着く。
 今日は出発前の天気予報と違い青空の見える一日だった。明日も天気予報が外れてくれるといいが・・・・。
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美女平の雪景色
立山が近づいてきた
 
雪の壁の中を進むバス
バスターミナルから立山に向かって進む
 
立山の麓にある立山室堂山荘
   
立山室堂山荘 明日も晴れますように!

4月28日 曇り
 AM7:00 出発。曇り空だが明るいし、見通しも利く。ラマさんを先頭に登山開始。凍った雪原にアイゼンが良く効き気持ちが
 いい。一ノ越までは比較的なだらかな傾斜を進んでいく。一ノ越に上がると後立山連峰が一望出来る。後立山連峰の背後に
 聳えるのは槍ヶ岳に続く表銀座の峰々だ。どの山も思い出に残る山ばかりだ。
 一ノ越から雄山へはアイスバーンの急登だ。一歩一歩アイゼンの効きを確かめながら登っていく。
 9時40分 立山連峰の主峰雄山山頂に初登頂。曇り空だが遠くまで見通すことが出来る。北アルプスの象徴槍ヶ岳も見るこ
 とが出来る。ガイドと添乗員が大汝山へのルートを調べに行くが状態が悪く、今回は断念する。
 展望を楽しんだ後、下山にかかる。雄山から一ノ越への急坂はアンザイレンで急降下。真っ白な雷鳥にも出会えた。
 午前中に登山を終え、午後は雪の大谷散策と室堂平をトレッキングして、残雪の立山登山は無事終了する。
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AM7:00 登山開始 山頂ではないが、いつものポーズ
一ノ越に向かって登る
後立山連峰(野口五郎、鷲羽岳、水晶岳)から黒部五郎岳、笠ヶ岳に続く北アルプスの連峰、
その背後に槍ヶ岳に続く表銀座の峰々が連なる
 
大日岳〜奥大日岳
一ノ越からアイスバーンの急坂を登り、雄山山頂へ
9:40 雄山山頂に到着
針ノ木岳を中心に後立山連峰 遠くに槍ヶ岳(右奥)
 
11:50 無事下山 バスターミナル&ホテル
 
沢山の観光客に混じって雪の大谷散策
室堂平をトレッキングして山小屋へ 凄い雪庇
 
立山連峰
 「ひろでん中国新聞旅行」のスナップ写真はこちら  
 ひとこと:立山連峰は夏のほうがおもしろいのかな!
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