おしどり登山隊                                             |山便りへ ホームへ 

 前穂・奥又白池(おくまたしろいけ):2570・0m
     長野県松本市

 山の概要
  奥又白池は、前穂高岳の南東に位置し、前穂高岳から梓川の徳沢付近に流れ落ちる、奥又白谷と中又白谷に
  鋏まれた尾根のほぼ中間の台地にある。直径20mほどのやや楕円形をした小さな池で、前穂高岳北尾根から
  見下ろすと小さな瞳のようで可愛らしい。そんな小さな池でありながら岳人からは「奥又の池」とか「又白の池」と
  して親しまれ、前穂高岳北尾根や東壁などを登るクライマーの基地となっている。
  
 Route Map徳沢から奥又白池を往復
 Road Map広島駅よりJR利用、 

 2014年8月18日(月曜日) 広島駅〜徳沢
 

 広島駅6:19  11:04 松本駅。。。。13:50上高地14:00 → 15:15明神館15:20 → 16:00徳沢(キャンプ泊)
  
 行動時間:3時間55分(休憩時間含む)
 昼食時間:ー
重い荷物と引き換えに楽しいテント泊
 
奥又白池は一般登山者のほとんど立ち入ルことの無いクライマーの領域だ。小説「氷壁」で名高い前穂高岳の岩
 稜を仰ぎ見る穂高秘境の地だ。
 そんな秘境の地へ、このところ毎日続く悪天候を押して挑戦する。先日もこの山域で大雨の為、広島の登山者の
 遭難があったばかりだ。何とか天候が回復してくれればと祈るだけだ。
 広島を6人で出発し、松本で塚田ガイドともう一人の2人が合流して合計8人のパーティでバックパッキングしなが
 ら登る予定だ。
 松本で食料を調達し、上高地から今日の幕営地徳沢に向け、梓川の清流に沿って歩いていく。天気は曇り空、時
 には小雨が降る不安定な空模様だ。
 1時間ほど歩いて明神館で休憩。この後、荷物のあまりの重さに塚田ガイドの持参した「おにぎり(1升分)と新鮮
 野菜」をストックにぶら下げて2人がかりで持ち運ぶ。上高地から2時間ほどで徳沢のキャンプ地に到着する。
 キャンプにアクシデントは付き物だが、リーダーのTさんがテントを忘れてきた。又、食べきれないほどの食料と引
 き換えにザイルを残してきたガイドの塚田さん等。 でも、その思わぬ出来事を乗り越えていく楽しさがバックパッ
 キングのおもしろさでもある。
 テントを設営後、ビールで乾杯し、豊富な食材を使っての宴会の始まりだ。バーベキューやごった煮と盛りだくさん
 の料理に、焼きおにぎりと・・・・・・。
 芝生の上に張ったテントは狭くても(3人用に女性4人)寝心地抜群だ。 テントを叩く雨音を聞きながら眠りに着
 いた!
 
上高地 今日のキャンプ地、徳沢に向けて出発
猿がお出迎え まだまだ元気
明神館で休憩 もうダウン? 重い荷物(食料)を二人掛りで・・・
徳沢キャンプ場 我がパーティーのキャンプサイト
楽しい夕食 このときの為に重い荷物を運ぶ
バーベキュー&ごった煮と焼きなすと・・・・・ 焼きおにぎりに幸せいっぱいの笑顔!
 童心に返って夕食後の余興で腹ごなし
 ひとこと:宴会登山は楽しい!
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