重い荷物と引き換えに楽しいテント泊
奥又白池は一般登山者のほとんど立ち入ルことの無いクライマーの領域だ。小説「氷壁」で名高い前穂高岳の岩
稜を仰ぎ見る穂高秘境の地だ。
そんな秘境の地へ、このところ毎日続く悪天候を押して挑戦する。先日もこの山域で大雨の為、広島の登山者の
遭難があったばかりだ。何とか天候が回復してくれればと祈るだけだ。
広島を6人で出発し、松本で塚田ガイドともう一人の2人が合流して合計8人のパーティでバックパッキングしなが
ら登る予定だ。
松本で食料を調達し、上高地から今日の幕営地徳沢に向け、梓川の清流に沿って歩いていく。天気は曇り空、時
には小雨が降る不安定な空模様だ。
1時間ほど歩いて明神館で休憩。この後、荷物のあまりの重さに塚田ガイドの持参した「おにぎり(1升分)と新鮮
野菜」をストックにぶら下げて2人がかりで持ち運ぶ。上高地から2時間ほどで徳沢のキャンプ地に到着する。
キャンプにアクシデントは付き物だが、リーダーのTさんがテントを忘れてきた。又、食べきれないほどの食料と引
き換えにザイルを残してきたガイドの塚田さん等。 でも、その思わぬ出来事を乗り越えていく楽しさがバックパッ
キングのおもしろさでもある。
テントを設営後、ビールで乾杯し、豊富な食材を使っての宴会の始まりだ。バーベキューやごった煮と盛りだくさん
の料理に、焼きおにぎりと・・・・・・。
芝生の上に張ったテントは狭くても(3人用に女性4人)寝心地抜群だ。 テントを叩く雨音を聞きながら眠りに着
いた!
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上高地 |
今日のキャンプ地、徳沢に向けて出発 |
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猿がお出迎え |
まだまだ元気 |
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明神館で休憩 |
もうダウン? 重い荷物(食料)を二人掛りで・・・ |
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徳沢キャンプ場 |
我がパーティーのキャンプサイト |
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楽しい夕食 このときの為に重い荷物を運ぶ |
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バーベキュー&ごった煮と焼きなすと・・・・・ |
焼きおにぎりに幸せいっぱいの笑顔! |
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童心に返って夕食後の余興で腹ごなし |
ひとこと:宴会登山は楽しい! |
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