■3月10日(月) 晴れ コタ キナバルからラバンラタへ
朝 7時ホテルを出発。キナバル国立公園管理事務所パークヘッドクォーター(1536m)へ。
ここでパスポートを提示して登山者登録し、登山者カードをもらう。(このカードは常に携帯し、途中で何箇所かチェックを受ける)
現地ガイド3名(登山者5名に一人が義務付けられている)と合流、山小屋までの必要最小限度の荷物以外をガイドに預け、
身軽になって、専用車で登山口のティム・ポホンゲート(1866m)に向かう。
ティム・ポホンゲートで登山者カードを提示して入山。 いよいよ登山開始だ。
キナバルには二本の登山ルートがあるが、我々は最短距離のサミット・トレイルを登る。
Mt・キナバルへの一日目はラバンラタまで標高差1500mのロングコースだ。
登山ルートはこちら |
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コタキナバル(ホテル)7:00。。。。。8:30パークヘッドクォーター9:00 。。。。 9:15ティム・ポホンゲート →
17:00ラバンラタ・レストハウス(山小屋)
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プロムナードホテル |
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ホテルの朝食 |
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パークヘッドクォーター |
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ティム・ポホンゲートから入山 早速熱帯の花が出迎えてくれる キナバルバルサム |
ゲートから幅広い階段を少し下る。細い流れのカールソンの滝があり、辺りには色鮮やかなキナバルバルサムが沢山咲いている。
階段状の木の根っこを登り、薄暗い熱帯雨林独特の苔むした世界に踏み出した。登山道は良く整備されており、石や木の階段が交
互にやって来る。それに100〜200m登るごとにシェルターがあり小休止を取ながら、ゆっくり登っていく。今日の登りは長いだけで
緩やかだと思い込んでいたが、段差の高い階段は厄介で、すこしも楽な登りではない。
登山口から500mおきに地図と標高が示された案内板が立っている。おまけに各シェルターは水洗トイレ付き、至れり尽くせりだ。
周りの景色が望めない中で、珍しい花が顔を出してきて楽しませてくれる。オレンジや赤、そして黄色のシャクナゲ、日本のものとは
少し違うが色鮮やかだ。それに地表近くには熱帯らしいラン科の花が妖しく咲いている。そしてこの地の代表的な花、ウツボカズラも
姿を見せた。チョコレート色の、口に飾りを付けた花瓶型で、中には樹液を湛えている。すっごく大きくて、気味が悪い!
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カールソン滝 |
熱帯雨林へ |
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階段の登山道は結構キツイ |
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水洗トイレ付き休憩所 |
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イチゴ 酸っぱいだけ |
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リス発見(ボルネオ地リス) |
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地図と標高、距離が書かれた案内板 |
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こんな休憩所も |
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小ウツボカズラ |
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大きな羊歯が熱帯らしい |
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黄色のシャクナゲと???? |
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疲れの出る標高2500m辺り |
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ほっと一息 |
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標高2745m地点 |
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真紅のシャクナゲ |
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大きなウツボカズラ |
ジャングルの道は、徐々に岩の道に変わり、やがて黄色い土の急な坂道になる。樹高も低くなり明るくなってくる。
露出した岩場を少し登ると森林限界を超えたのか、周りの景色が見渡せるようになってきた。そして頭上には、真っ青な空を背景に
白い鋸歯状の山頂部が鮮やかに浮かび上がって見える。
再び、妙な形に捩れた樹が密生する林に入り、岩の急坂を登り切ると木の丈が次第に低くなり、タンポポやミヤマキンバイに似た
黄色い花の咲く台地の上にラバンラタ・レストハウスが見える。長い一日がやっと終わる。
標高3300m地点にあるこのレストランは、すこし上にある別のロッジからも食事に降りてくる。幸いにも我々はここに宿泊することに
なった。
夕食はビュッフェ形式で、白いご飯、ビーフンを炒めたもの、骨付き牛肉、ビーフシチュー、野菜炒め、卵焼きと品数も多いが、何となく
中華風の味付けで、あまり口に合わなかった。
二階が寝室になっており、二段ベッドが備え付けられている。広くてシーツも清潔だったが寝返りを打つと揺れるのが気になった。
いよいよ、明日は登頂だ!
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急な黄色い土の登山道 |
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ウツボカズラを手に |
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頭上が開け明るくなってきた |
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Mt・キナバルが見えてきた |
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ここは、もう雲の上 |
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Mt・キナバルの岩峰を目指し、岩の登山道を登る |
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ごつごつした岩を登り、最後の休憩 |
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もう一息だ! |
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ラバンラタ・レストハウスに到着 |
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