おしどり登山隊                                             |日程表へ ホームへ 

 2014年6月29日(日曜日)
  雨時々曇り

 国民宿舎サンホテル衣川荘。。.。。平泉。。。。 国民宿舎サンホテル衣川荘
 
 世界遺産登録一周年を迎える平泉は藤原氏三代が奥州に築いた華やかな文化の香りを伝える史跡群である。今回はその
 内で代表的な中尊寺と毛越寺を訪ねる。
中尊寺
 奥州藤原氏初代清衡が造営したが、藤原氏滅亡後、度重なる火災により多くの堂塔が消失したなか金堂だけが創建当時
 のまま残り、その堂内には藤原氏4代のご遺体が安置されている。松尾芭蕉が、「奥の細道」で「五月雨の 降残してや 光
 堂」 と詠んだことでも有名である。
 巨木の杉並木の参道・月見坂を登っていくと八幡堂や弁慶堂などの堂塔などが両側立ち並び、昔の寺院の様子が伺える。
 中間あたりに本堂があり、更に進むと讃衡蔵という宝物館がある。ここで金色堂と宝物館の切符を購入する。
 いいいよ金色堂のある覆堂の中へ。極楽浄土を具現しようとした藤原清衡が往時の工芸技術の粋が集められた金色に輝く
 堂塔が目の前に現れる。堂内に流れる説明を聞きながら、平安末期、仏教美術の円熟期の素晴らしさを堪能する。
 讃衡蔵ではビデオをみながら、ゆっくりと金色堂を再び観賞できる。
 いにしえの栄華を今に伝える中尊寺の堂塔を巡り、次の毛越寺へ。
ホテル衣川荘から見る平泉平野 藤原氏を支えた豊かな緑が広がる
鳥居を潜れば境内 手入れされた松の植えられた砂利道の参道が美しい
杉並木を進むと中尊寺本堂に
平泉観光の中心、金色堂そして経蔵と旧覆堂
毛越寺
 広大な境内には、かって金堂円隆寺をはじめ嘉祥寺・講堂・常行堂・経桜・南大門などの堂舎が並び、その前庭に
 大泉ヶ池を中心とする浄土庭園が配されていた。 −毛越寺パンフレットよりー
 混雑する駐車場を抜けると観券発行所にでる。本堂への参道脇には悲運の武将源義経をしのび詠んだ「夏草や 
 兵どもが 夢の跡」の芭蕉の句碑が立っている。右手の土手に上がると大泉ヶ池だ。美しい平安時代の浄土庭園が
 雨に煙って落ち着いた風情で佇んでいる。
 平安の昔を偲び、堂塔や堂跡を巡り、雨の大泉ヶ池を周遊すし世界遺産の旅を終える。。
 
毛越寺拝観券発行所 朱塗りの本堂への参道
お堂や堂跡を巡り大泉ヶ池を周遊する
出島と池中立石を見ながら進むと「あやめまつり」のあやめが満開 
 色々な姿を見せる美しい浄土庭園
   
高台にある国民宿舎衣川荘 ホテルに隣接する城の前で・・・・
 
食堂 夕食
 ひとこと:さすが世界遺産・本物でした!       
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