おしどり登山隊                                             |日程表へ ホームへ 

 2014年6月23日(月曜日)
  晴

 ルートイン多賀城。。.。。松島・瑞巌寺・青葉城跡。。。。山寺(立石寺)。。。。蔵王温泉 
伊達家の菩提寺・瑞巌寺
 慶長14年(1609年)、伊達政宗が桃山時代の粋を集めて造営した建物の内、本堂・中門・御成門は平成28年3月ごろまで
 大修理の為、非公開となっている。
 さて、「瑞巌寺ほどの寺はない」と歌われた寺とは・・・・・・・・。
 
山門を潜ると素晴らしい杉並木が本堂まで続いているが左側は震災の為、枯れている
崖際には、修行僧が生活した場所、苔むした洞窟、石碑、石塔・石像残っている
本堂修理中に公開された国宝庫裡と位牌を一時安置し拝観出来る大書院
歴代藩主の豪華な大位牌 トンネルを潜って御霊屋へ
陽徳院御霊屋(伊達政宗の正室愛姫の墓堂)
平成18年から3年をかけ復元された
津波到達地点の標識
日本三景の松島と五大堂
 日本三景の一つとして名高い松島。ポッカリ浮いた奇岩の島が点在する不思議な光景に松尾芭蕉も感動したのだ
 ろうか。広島に住む身としては「松島や、ああ松島や」ほどの感動はないが・・・・。それでも観光客は非常に多い。
 さらに遊覧船で見て回る松島湾は、長門仙崎の青島遊覧にも及ばないと思われた。
 日本三景はやっぱり宮島が一番だ!
遊覧船乗り場 松島らしい風景 
島の名も岩の名も解らない
   
福浦島へ渡る全長252mの朱塗りの橋 五大堂と後ろは松島城観光ホテル
 
五大堂 1604年伊達政宗が再建した桃山式建築(マウスON 軒下の彫刻が細かい
瑞鳳殿・仙台城址
 瑞鳳殿は伊達家三代の豪華絢爛たる霊廟が深い緑に佇み、そのあでやかさが一段と輝いている。
 仙台市街から仙台城址は遠い。城跡のある青場山公園に車を乗り入れ、森の中を進むも二の丸跡の東北大学の
 キャンパスが続くだけで青葉城址までは暫くかかる。本丸跡は護国神社に占領され仙台城詰の門跡には大きな
 鳥居が目を引く。護国神社の先に駐車し、伊達正宗騎馬像に会いに行く。
 62万石の大藩の城でありながら、これほど何も遺跡の無い城址も珍しい(天守閣はなかったようだが・・)。下手に
 再現されたコンクリートの城があるよりはいいが・・・・・。 今はただ雄大な石垣からその大きさと往時を推し量るの
 みである。
 有名な正宗像以外は何も無いが仙台に来て一度は見ておきたかった正宗像を背に、正宗公と同じ視線で仙台城
 下を一望出来たのでまずまず満足した。
駐車場から瑞鳳殿への道は深い杉林の中
瑞鳳殿入り口 伊達政宗公の霊廟
伊達家2代,三代の霊廟
伊達政宗公の像 本丸に残るモミの木は山本周五郎の
「樅ノ木は残った」を髣髴とさせる
本丸から仙台市街を望む
山寺(立石寺) 宮城県から山形県へ1時間30分の旅
 山寺は「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の俳句で有名な寺だ。松尾芭蕉が元禄2年(1689年)、奥の細道をたどり、
 今の7月13日に訪れた立石寺でよんだ句だ。
 朱塗りの橋から見上げると五大堂は頭上遥か上に見える。みやげ物屋の駐車場に車を置き橋を渡り、右に曲がると 日枝神社鳥居があり、登山口の標識がある。ここから登ったが根本中堂への階段はもっと先だったようだ。
 これから先、この階段を手始めに次々と急な階段が五大堂まで続いていく。それは、まるで登山と言ったほうがいい
 だろう。年配のご婦人が「テレビで・・・さん(年配の芸能人)は簡単に登っていたのに」と愚痴をこぼし、あるオジサン
 は「ご利益はいらないから、ここで降りる」と駄々をこねている。山門を潜り、せみ塚、仁王門そして開山堂、そんな
 修行のような道を辿り、五大堂に着くと涼しい風が吹きぬけ、眼下に山寺駅から続く門前町の風景を見渡せるこの
 世の極楽を味わえる。これは登らなければ味わえない感動だ。
朱塗りの橋から見上げる五大堂 日枝神社
根本中堂 芭蕉の句碑
山門を潜るとそこは修行の場
どこまでも続く階段(800段を越える)
「せみ塚」 
芭蕉翁の閑さや・・・の句をしたためた短冊を
この地に埋めて石の塚を立てた所
せみ塚を過ぎると一段と急な階段
その先に仁王門が立ち塞がる
仁王門から先も急階段 開山堂
五大堂 山寺の展望台だ!
眼下に広がる山寺の町
出会い
 途中で立ち寄った広島(宮島)に行ったと言うさくらんぼ農家で意気投合し、さくらんぼ狩までやらせてくれた。おま
 けにたっぷりさくらんぼの土産も頂いて有難うございました。
 さて、いよいよ今日の宿蔵王温泉「きらく」へ。此処で又、広島からの熟年オジサン4人組と出会い、カープ談義で
 盛り上がっていると宿の仲居さんから注意を受ける次第に・・・・・。
さすが、さくらんぼの本場、見たことも無い大玉のさくらんぼがいっぱい。味も抜群!
蔵王温泉「きらく」 夕食の膳
 ひとこと:スタートは観光と楽しい出会いの一日だった!       
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