おしどり登山隊                                             |日程表へ ホームへ 

 2014年11月14日(金曜日)〜11月17日(月曜日)
  晴

  ルクラ6:05.カトマンズ空港23:00 5:30香港国際空港11:1015:15福岡空港。18:36広島駅
11月14日(金曜日) ルクラからカトマンズへ
 今日も天気は快晴。飛行には問題ない天気だが、なにしろ世界一危険な空港だから・・・・・。
 滑走路から断崖絶壁に向かって飛び降りていく飛行機に思わず拍手を送ったりしながら早朝から空港で待機していたが、下
 界は霧が発生したらしく2時間遅れの搭乗。凄い爆音と共に滑走路を疾走し、ジャンプ一番無事テンジン・ヒラリー空港を離陸
 に成功。空港を飛び立ち、一路カトマンズのドリブバン空港へ。しかし霧の為、着陸できず上空を暫く旋回して、ようやく着陸 
 天気が良かったのでフライト予備日を使うことも無かったので、今日を含めて、延べ3日カトマンズに滞在することになった。
金色に染まるカリヤン、ヌンブル山肌 コン・デリの西峰ヌプツェも朝日に輝いている
フライトを待つツイン・オッター機と滑走路を飛び立つ飛行機
やっと搭乗 カトマンズ上空
カトマンズ観光
 1979年ユネスコの世界遺産に指定された古都カトマンズは人口およそ170万人のネパールの首都。首都として
 は小さな印象を受けるが、ここはネパール随一の大都会。喧騒と人混みの中を歩くと、いたるところに寺院や仏塔
 があり宗教都市の趣に溢れている。
カシュタマンタブ寺院
カーラ・バイラブ
カトマンズにある石像の中では最も大きく、
シバの化身であるカーラ・バイラブの像です
干物を売る店
旧王宮広場ナサルチョーク ハヌマン・ドカの塔
クマリの館
 1757年カトマンズ最後のマッラ王朝の王、ジャイ・プラカース・マッラによって建てられた、生き神様と信じられている
 クマリが住んでいる館です。クマリはタレジュー神の化身であると信じられており、ネワール・サキャ族の由緒正しい
 家の出身の、少女の中から選ばれるが初潮をみると館を出て普通の人となるそうです。一日に一度、顔を見せてく
 れるそうですが今日は午前中に顔を見せたそうです。
クマリの館
内部 顔を見せる窓
11月15日(土曜日)  ヒマヤラ遊覧飛行と市内観光
 今日はオプショナルツアーでヒマヤラ遊覧飛行です。費用は25,000円と割高ですが、もう二度と来ることも無いだ
 ろうと思い申し込みました。遊覧飛行と言っても、標高8,000m級のヒマヤラの上を飛ぶので、簡易飛行機では
 なく、与圧された国内線でも使われる普通のプロペラ機です。ルクラに飛ぶ飛行機より随分大きく、所要時間は1
 時間半ほどです。飛行が安定すると、一人ずつ操縦席に入れてもらえるが、時間的には1分もないので、じっくり
 写真を撮ることはできなかった。
 外の景色に夢中になっているうちに着陸、あっという間でした。
遊覧飛行に出発 操縦席からの写真
中央の一番高い山がエベレスト エベレストはヒマヤラ山脈の中でも奥のほうにあるので近づくのは限界がある
  帰りは自分の席が山側だったので、じっくり山容を見ることが出来た
スワヤンブナート
 午後は世界遺産カトマンズ盆地の観光に出かける。その中でも一番人気のあるスワヤンブナートです。
 土埃のなかをスワヤンブナートのある丘の麓まで来ると長い石段になっている。仏塔に辿り着くには385段の階段
 を露店や物乞い、獅子やカルーダの石像を見ながら進んでいく。また、この寺院は別名「モンキーテンプル」とも言
 われ、いたるところに猿の姿を見かける。
 約2000年の歴史を誇るこの仏塔はネパールで最も古い寺院で世界で最も壮麗な仏塔の一つとされている。仏塔
 の高さは15m、四方に全てを見通すというブッダの目が描かれている。境内には色々な宗教の建物が混在する
 ネパールならではの寺院です。
 ここは盆地の底部から77mの高さがあり、カトマンズ市街が一望出来、市民の憩いの場となっている。
埃が舞う歩道工事中の道を進む 寺院は市民の憩いの場
長い階段を登り、仏塔へ
色々な仏塔や仏像も・・・・・
金属加工した仏像などの土産物
手前はヒンドゥー様式の白い塔 スワヤンブナートからカトマンズ市街の眺め
ダルバール広場
 次の訪れたのはダルバール広場です。ダルバール広場とは王宮前広場のことです。カトマンズ近郊にはには幾つ
 もの小国がありダルバール広場も色々あって混乱します。ここカトマンズの広場には20数棟に及ぶ寺院が美しい
 装飾を競い合っています。周囲にはハヌマン・ドカと呼ばれる旧王宮もあり、観光客で賑わっている。そして近くに
 は庶民のバザールもある。
シヴァ寺院で寛ぐ人たち シバ・バールバティ寺院
2階の窓からシバ(破壊の神様)と
バールバティ(その奥さん)の木像が町を見下ろしている
旧王宮広場の賑わい プラタップ マッラ王の石柱とデグタレジュ寺院
旧王宮の正門 入りたくても入れないダレジュ寺院
今夜は素敵なレストランで夕食
11月16日(日曜日) ナガルコットハイキング後 空路香港へ
 今日はカトマンズ郊外のナガルコットからチャング・ナラヤンへのハイキングです。 今夜のフライト時間が遅いの
 で、ホテルを11時に出発する。1時間半ほど車を走らせナガルコットの峠へ。ナガルコットの標高は2100m、随
 分登ってきた。
 昔の日本の田舎道のような無舗装の道を歩くと、凄く足に優しく感じる。周りも古き良き日本の原風景が広がって
 いる。違っているのは遠くにヒマヤラの白い峰々が連なっていることだ。ガンチェンポ(6,297m)、ドルジェ・ラクバ
 (6,799m)などの高峰を見ながら、畑と農家に面した生活道を下って行くと、2時間ほどでタルコットのヒンズー
 寺院を経て車道に出る。
 自動車道から山道に入り、最初の20分ほどは登っていくが、その後は下りの道になる。眼下には畑が広がり、カト
 マンズ盆地が一望できる。畑の間を歩居ていくと、間もなく世界遺産のチャング・ナラヤン寺院が見えてくる。カトマ
 ンズ盆地で最古のヒンドゥー教寺院です。 16:00チャング・ナラヤン寺院へ。カトマンズの喧騒を離れて、4時間
 程の里山ウォーキングを楽しみました。
カトマンズのホテルからナガルコット
古きよき日本の田舎といった感じ・・・・・・
ヒマヤラの峰が頭を出す
ヤギ
ハイキングルートからヒマヤラ遠望
タルコットの村 チャング・ナラヤン手前の山の斜面を下る
チャング・ナラヤンへ チャング・ナラヤン寺院に入って行く
チャング・ナラヤン寺院に通じる商店街
ハイキングのゴール地点にあるヒンドゥー教寺院 チャング・ナラヤン寺院
11月17日(月曜日) 香港から日本へ
 カトマンズでの最後の夕食は日本料理店で。食べ放題の日本蕎麦だったが、私は豚のショウガ焼きを頼んだ。日本
 で食べるのと変わらなイクライ美味しい。ネパールでの全日程が終り、カトマンズを離れる時が来た。
 23:00 カトマンズ・トリブバン空港を飛び立ち、香港を経由して福岡空港に。土埃と喧騒から開放され、綺麗な日
 本に帰ってきた。
 懐かしい、そして優しい日本の里山が恋しくなった。
夕闇迫るカトマンズ 香港国際空港
香港ドラゴン航空 乗り継いで日本へ
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