今年一番のロングトレイル
今回は日浦山が目的だがそれだけでは物足らないので高城山から縦走することにする。
蓮華寺山までは前回と同じコースを登る。やっぱり高城山は急登、急坂だったし、蓮華寺山までは小さなアップダウンを繰り
返す気持ちの良い縦走路だった。蓮華寺山山頂から400mほど先の中央広場の東屋で昼食にする。今までの暖かさが嘘
のように寒くなってきたので長居も出来ず出発する。
日浦山へは一旦畑賀に降りて登り返す予定だが初めてのコースなので少し不安もある。その不安が的中したのが大五輪塔
を訪れた後にやってきた。大五輪塔の説明板に感心し、地図とにらめっこして日浦山の登山口の見当をつけて下山し始める
が、五輪塔から少し引き返したところにある指導標には「畑賀(北谷橋)へ」とある。すっかり「影橋コース」の影橋の名前を忘
れていて指導標に従ってしまった。まったく方向違いとは分かっていたが、いつもの「何とかなるだろう」で降りていく。
竹薮の赤いテープに導かれて降り立ったところは遥か北の奥畑。日浦山も山陰で見えない。
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みどり坂団地最上部の邪魔にならないところに駐車 |
小学校のところから階段を降り、
フェンスを乗り越えて登山道へ |
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用水路に沿って暫く進むと登山口 |
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登山口から30分、急登に次ぐ急登、苦しい登りもあと少し、前方に稜線が見えてきた
尾根の肩からやっとなだらかな道に・・・・・ |
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343mピーク |
みどり上登山口分岐の標識 |
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何度も騙されながらピークを越えて・・・・・高城山分岐に至る |
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縦走路を離れて高城山山頂へ
大汗を拭きながら大休憩 |
山頂からの展望 鉾取山山塊の山々を一望 |
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山頂からの急坂を下る |
水越峠分岐 |
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なだらかな縦走路 |
仰々しくテープが垂れ下がる491mピークの三角点 |
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蓮華寺山まで0.9kmの標識 |
蓮華寺山まで0.4kmあたり |
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蓮華寺山手前の鞍部から急な横木の階段を登り山頂へ この階段が結構きつい・・・ |
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日曜日なのに静かな蓮華寺山山頂 登ってきたのは若い3人組だけ |
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中央広場で昼食 |
寺院跡が点在する檜林の中を五輪塔へ |
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いにしえの名残を留める大五輪塔 |
畑賀(北谷橋)の標識 |
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赤いテープを辿れば北谷橋登山口へ |
日浦山が見えないほど随分北側に降りてきた。畑賀は畑賀でも奥畑だ。出来るだけ車道を避け畑賀川に沿って下っていく。
それでも30分ほど歩くと影橋に出た。橋の名前を見て思い出した。北谷橋じゃなかったと!
これから先は地図を見ながら登山口を探して歩く。案内は全く無いが影橋から畑賀川を離れ細い道を進んでいく。突き当た
りを右に曲がり山手に向かっていくと登山口に着くが登山口を示すものはテープと数本の杖のみ。掛札くらいはあってもよさ
そうに思えるが・・・。
登山道は谷筋の竹薮の中の急登で始まり、尾根に出てもマサ土の急坂が続く。途中で出会ったご夫婦との立ち話しがいい
休憩になった。少し平らな道になったと思ったら鉄塔工事の資材が置いてある258mピークの広場に出た。広場の奥から
右手方向に林の中を一旦下り、鞍部から横木の階段を登って行く。長い階段と溝状になった急坂が終わると山頂部の巨岩
地帯に入る。平らな岩があちこちに有り、いちいち立ち寄っては展望を楽しむのでなかなか前へ進まない。
宴会するのに調度良い岩が並んでいる広場を抜けると三角点のある山頂に着く。低山ながら素晴らしい展望が広がってい
る。東側は鉾取山塊から絵下山の山並み、そして目を転じれば海田湾から広島市街を望め、西方には広島南アルプスの
山々が一望出来るが今日は生憎霞がかかっている。
帰りはBコースを下山する。Aコースの分岐を右にとり、山頂直下の岩場を右に巻くとよく踏まれた登山道が横木の階段を伴
って下っている。 雑木林のなかをしばらく下っていくと大師寺分岐に出るが、どちらを行っても先で合流するが左手の丘に
登ると小さな社と礎石がある。四国八十八箇所の石仏を見ながら下っていくと朱色の大師寺に着く。参道の階段を下ると
旧山陽道。右に曲がり海田市一里塚の石碑で左折し路地を抜けるとJR海田市駅に着く。
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日浦山影登山口 |
急坂の連続 |
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258mピーク |
長い横木の階段を登れば・・・・ |
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山頂付近の岩場へ |
振り返れば蓮華寺寺山が・・・・ |
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岩場から展望を楽しみながら山頂へ |
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山頂奥には岩の広場がある |
下りも横木の階段 |
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四国八十八箇所の石像を見ながら大師寺へ |
一里塚跡の石柱を左折すると海田市駅へ |
ひとこと: たっぷり歩いて筋肉痛になりました。次回は影橋コースを登り縦走しよう! |