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石城山(いわきさん)362.0m
  山口県光市

 山の概要 石城山は山口県光市塩田(旧大和町)にある標高362mの山で古代朝鮮式山城のある山である。山頂
   付近には春日造りで知られる石城神社があり、8合目辺りの山腹を神籠石と呼ばれる列石が取り囲んでいる。
   神籠石は全長約2.600mにも及ぶ花崗岩の切石で7世紀頃に造られたもので、国の史跡のも指定されている。
   石城山最高峰の高日ヶ岳には高日神社があり展望も良い。

 Route Map:伊賀登山口から山頂を経て三鍛冶屋登山口へ周回
 Road Map :山陽道熊毛ICから三国志城へ
 
 2013年1月26日(土曜日)  晴れ
ホーム7:30......9:25伊賀登山口9:30  → 10:00三鍛冶屋分岐 → 10:12石城神社10:17 → 

10:20随身門(駐車場)10:27 → 10:30日本神社10:33 → 10:40高日ヶ岳 → 10:50東水門10:55 → 

11:03北門→ 11:10北水門11:15→ 11:25西水門→ 11:37石城神社→ 11:40石城大師堂(昼食)11:12→ 

12:16鶴ヶ峰→ 12:32三鍛冶屋分岐→ 12:48三鍛冶屋登山口→ 12:55三国志城→ 12:57駐車場13:00→ 
.........15:10ホーム

 行動時間:3時間27分(休憩、昼食含む)
 昼食時間:31分
再び古代史の山城へ
先週に続き古代朝鮮式山城がある山口県の石城山に出かける。三国志城の先の広場に駐車し、伊賀登山口から登り始める。すぐ竹薮の中に入り、道は急な傾斜の登りになる。強風に煽られ荒れた竹薮が騒々しく音を立てる。頭上から折れた竹が今にも落ちてきそうな気がする。笹の葉の積もった急登を30分ほど行くと社が現れ、三鍛冶屋登山口の道と合流する。
傾斜が緩み、山頂部の平坦なところに出て、石城神社の標識に従い左にトラバースしていくと石城神社のある広場にでる。
神社から駐車場に向かって進んでいくと茅葺屋根の随身門がある。中は武者人形(随身と言うらしい)が安置してあるから仁王門ではない。随身はお雛様の左大臣・右大臣?
随身門を出ると綺麗なトイレを備えた広い駐車場があり、その先が石城山公園線の道路になっている。道路の付け根のところに左に入る細い道が神籠石の周回ルート入り口になっている。ここから東回りに日本神社 →東門 → 北門 → 北水門 → 西水門 → 石城神社と巡っていく。
帰途は三鍛冶屋へ下山する。本来、三鍛冶屋からのルートがコンクリート舗装されメインルートであったのだろうが現在は少し荒れ気味のようにに思える。

柳井市から田布施町に至る熊毛半島の付け根にあたるところは中世以前は海で九州から都に至る航路であった。その北方にある標高350m前後の円錐形の山頂に築かれた石城山から見える柳井平野や、土穂石川が注ぐ柳井の津、そして瀬戸内海の景観と鬼ノ城山から見る風景とはあまりにも良く似ている。
  
伊賀登山口&駐車場
間もなく竹林に 荒れた竹林の急登
 登山口から30分で社のある分岐へ
標識に従い左へ 石城神社
随身門 東水門への入り口(案内標識が倒れている)
日本神社と四季桜(マウス ON 早咲きの桜 さざれ石
石城山最高峰の高日ヶ峰にある高日神社&展望(琴石山の尖峰が霞んで見える)
東水門 神籠石
 
神籠石に沿って進むと北門へ 
 
素晴らしい石列の神籠石 龍石
北水門 (マウスON 山姥の穴 ) 西水門
大師堂前の陽だまりで昼食 電波塔がある鶴ヶ峰(展望は無し)
 
コンクリート舗装された道は落ち葉で滑りやすい 標識に立掛けた竹の杖
 
三鍛冶屋登山口 登山口手前の駐車場
 ひとこと:  神籠石は土塁の土留石か、神域の磐境か?
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