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 彦山(ひこさん):430.1m
熊ヶ峰(くまがみね)438.0m          広島県福山市水呑町

 山の概要
  広島県福山市の南部、沼隈半島東側、福山市洗谷から鞆にかけて海岸線に沿って連なる彦山、葛城山、熊ヶ峰
  などの連山を沼南アルプスと呼んでいる。その最高峰は熊ヶ峰で標高438mの山である。

 Route Map水呑大橋登山口から彦山、熊ヶ峰を回り金崎に下るコース
 Road Map国道2号線を東に進み、神島橋の手前を芦田川に沿って南下し水呑橋の手前を河川敷に降りる
 

 2013年10月3日(木曜日)
  晴時々曇り

 ホーム6:30.。。。。 8:10水呑大橋河川敷駐車場8:35 → 8:56妙見社9:03 → 9:25志田原信号 → 

 9:45第二溜池 → 9:50作業小屋 → 10:23第一鉄塔10:35 → 10:52第二鉄塔 → 11:25彦山山頂 →

 11:57グリーンライン → 12:13熊ヶ峰広場 → 12:24熊ヶ峰山頂(昼食)13:00 →13:18グリーンライン →

 13:36ファミリパーク入口 → 13:44駐車場 → 13:57高おかみ神社14:02 →14:41金崎バス停14:47。。。。
 (バス)。。 15:05河川敷駐車場15:10 。。。。。。 16:45ホーム

 行動時間:6時間6分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:36分
荒れた道にも秋の香りが・・・
 
今日は県北の天気はいまいち。それならと県南の山を目指す。「山歩きと山野草」さんのHPを参考に福山の沼南
 アルプスへ出かける。
  水呑大橋河川敷に駐車したものの見上げる県道22号線は通勤ラッシュ真っ只中。その車の列を横切って遊びに
 行くのは気が引けたが勇気を出して県道を横切り集落の中へ。道成りに進んでいくと消防団の格納庫に突き当
 たった。
  格納庫の横の石段を登っていくと墓所に出る。そのまま進み、民家の前を右に曲がるとさらに長い石段が現れる。
  階段を登りきると妙見社に着いた。もう汗びっしょりだ。眼下に広がる芦田川や福山市街を眺めながら小休止。この
 風景が今回の山行きで唯一なんの障害も無く見渡せた展望になった。
 妙見社の左奥から西に向かって広い地道を歩いていくと鳥居のある広場に出る。鳥居の左手から舗装された道を
 緩やかに下っていくと梅の木集落が見えてきた。集落の中を道成りに進んでいくと県道72号線に出る。その先の
 志田原のバス停を過ぎ、信号機のある志田原交差点で県道を横切りわき道に入って行く。細い道を暫く行くと南東
 に延びる道とぶつかる。左折して舗装路を広い谷に向かって緩やかに登って行く。花の少ないなかで一株のアケボ
 ノソウが目に付いた。花は無くても秋の実りは多い。アケビにムカゴ、収穫するのに忙しくなかなか前に進めない。
  そうこうしているうちに二番目の溜池に着いた。進入防止用の鎖の先は背丈ほどの草がぼうぼう。そのなかにワレ
 モコウが頑張って咲いている。草を分けながら進んでいくと広い谷に倉庫のようなスレートの建物が建っている。そ
 の手前で右折し、植林帯に沿った薄い踏み後の登山道に出ると福山山岳会の標識を見つけた。雑草と笹に覆われ
 た道を登っていくと赤テープのある分岐点にでる。ここを左手の道に入り、小川を渡る。ここから彦山頂上まで沼南
 アルプスで最も急な急登が始まる。まずは沢の中のようなガレ場の谷を詰め、次は左手の急斜面に取り付き、ジグ
 ザグに虎ロープを手繰り登って行く。汗びっしょりになって、やっと第一鉄塔に辿りついた。ここは涼しい風が吹き気
 持ちが良い。休憩だ!
 
水呑大橋河川敷 消防団の格納庫の横にある階段を登る
長い石段  妙見社 
左奥に梅の木集落への道がある 鳥居のある広場
ため池の側を下り、志田原交差点へ
突き当たりを左折 ため池の辺りはアケビの宝庫
二つ目のため池で車道は行き止まり 林道はブッシュに多い尽くされている     
 
林道終点?の倉庫? ここを右折 福山山岳会の標識
小川を渡ると急登が始まる
急坂を登りきり、尾根を右に進むと第一鉄塔

 第一鉄塔から一旦下り、登り返すと第二鉄塔に出る。蜘蛛の巣に閉口しながら急坂を登っていくとやがて平坦な場
 所に出る。ここから左にトラバースして行くと第三鉄塔が現れ、右折して一登りすると管理道に飛び出す。
 彦山山頂は変形三叉路の右側の道を進み、電波塔のフェンス手前の横木の階段を登った先にある。あまり展望の
 良い山頂とは言えないが一等三角点のある山頂だ。
 変形三叉路まで戻り、管理道を下っていくと左カーブの先に山道への入り口がある。鉄塔のある丘を越え、雑木林
 のトンネルを下っていくと桐林の先にグリーンラインが見えてくる。
 グリーンラインに出て100mほど歩くと右手に熊野へ下る林道がある。この道に入れば葛城山に登れるが暫く蜘蛛
 との戦いを休戦したくなりグリーンラインをそのまま歩くことにする。
 15分ほど歩くと前方に東屋のある広場が見えてきた。熊ヶ峰広場だ。随分広い駐車場だが車は一台も駐車してい
 ない。一番手前に案内板があり、その後ろから登山道に入って行く。山頂まで300mと書いてある。いままでの山道
 と違い広くて明るい道がまっすぐに延びている。300mだがけっこう坂道が続いている。平坦な山頂部には木組みの
 展望台があり、隣には三角点と共に「沼南アルプス最高峰 熊ヶ峰」の石柱が立っている。展望台の上で遅い昼食
 にする。残念ながら展望はあまり良くない。
 昼食後ファミリーパークの方に向けて下山する。途中、迷いやすい鉄塔巡視路の分岐を過ぎると再び蜘蛛の巣と格
 闘が始まる。
 グリーンラインに出て南へ進むとファミリーパークがある。コスモスが今を盛りと咲いている。そこからさらに500m程
 南下すると左手に駐車場があり、この奥に下山道がある。広い林道が緩やかに終点ピークに向かって上っている。
 林道終点から木の間に瀬戸内海を見ながら下っていくと高おかみ神社がある。ここでGPSの電池を入れ替える。
 急斜面を蜘蛛の巣を払いながら九十九折に下っていくと、仙水島や鞆の浦が見えてくる。
 急な斜面の先に下山口のむつみ橋が見えてきた。田尻の集落を下り、海岸に出て右折すると金崎のバス停までは
 100mほどだ。程なく来たバスに揺られて水呑橋へ。
 
 
階段の上が彦山山頂 一等三角点のある彦山山頂
 
管理道から尾根道への入り口  雑木林のトンネル
桐畑の中からグリーンラインへ、 熊ヶ峰広場
 
熊ヶ峰への登山道  展望台のある熊ヶ峰山頂
山頂標識と二等三角点 迷いやすい分岐
 
再びグリーンラインへ  ファミリーパークのコスモス
 
ファミリーパークから500m下の駐車場 駐車場奥に下山道
高おかみ神社 急斜面の下り道から見た酔水島と鞆の町
急斜面を下り下山口(むつみ橋)へ
小さい秋見つけた
 ひとこと:今夜のビールのつまみはムカゴ、ムカデじゃないよ!・        
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