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若杉山(わかすぎやま):1020.6m     鳥取県三朝町

 山の概要
   鳥取県中部が岡山県側に大きく垂れ下がった部分の中央に聳える独立峰。原生林の山々に囲まれて、
   坊主頭の草山はひときわ目立つ。「てっぽんかっぽんの唄」というローカルTV番組があったが、その
   舞台となった大谷の開拓地から登る。1960年代につけられた林道が草に埋もれている。6合目から
   は風衝草原となり、斑糲岩の巨岩が散乱する頂上に達する。往復3時間のコースである。
   南東の肩には水場もある。     −「ヤマケイ 日本の山1000」からー
      
 
Route Map 大谷登山口から登り、山頂を往復
 Road Map 中国道湯原ICから国道482号線を北上し県道116号線.282号線を経て、若杉山への林道へ
        左折
  
秋の花と展望の山、若杉山に感動
 
先に登った津黒山は少し期待はずれだったが二山目の若杉山は・・・・?!
 基幹林道が「通行止め」だったので若杉山へのアプローチは勉強不足。県道282号線を山に向かって
 進み、不安になったころ三軒屋の標識を見て安心する。ここから先の地図は持っている。若杉山の標柱案内
 が立つ三叉路を左に進めば間もなく廃屋が点在する舗装路終点に着く。おむすびをひとつ食べ腹ごしらえを
 して出発する。

 2012年9月22日(土曜日)
  晴後曇り

 津黒高原10:40→ 11:25林道舗装終点11:35→ 11:40登山口→ 12:01「山頂まで1.77km」の標識→ 

 12:21鞍部→ 13:02前衛峰→ 13:06若杉山山頂→ 13:10岩海公園(昼食13:26→ 13:30若杉山山頂→ 
 13:50オキナグサ保護地 → 14:25駐車地14:35........18:30ホーム

 行動時間:2時間50分
 昼食時間:26分
県道282号線から若杉山に向かって左折。
林道を進めば間もなく舗装終点へ。
(マウスON 標識拡大、右は大谷峠)
終点付近に駐車し登山開始。
ミゾソバの咲く林道を進んでいく
若杉山頂の標識を過ごし、緩やかな傾斜の道を進んでいくと広場にでる。ここが登山口のようだ。
山頂まで2.3kmの標柱とオキナグサの保護の看板が立っている。(マウス ON)
昭和40年代に造られた町営牧場用の林道は殆んど平坦で
登り始めて20分ほどで山頂まで1.7kmの標識に出会う
緩やかな傾斜の道の両側はミゾソバやツリフネソウが群生している。
道端に一株のマツムシソウを見つけるとやがて辺りは秋の花の饗宴する花園となる。
花に囲まれた楽しい散歩道を歩いていくと更に大きな感動の風景が広がる
展望のない登山道から稜線鞍部に出ると景色が一変、風衝草原に覆われた若杉山の前衛峰が美しく聳えている
足下にはマツムシソウ・サンヨウシャジン・ウメバチソウ、
それにキュウシュウコゴメグサまで美しく咲き乱れている
爽やかな風が吹き渡り、幸せな気分で周りの花や展望を楽しみながら登っていく
山腹に縫うようにつけられた大きなジグザグ道も山乗様の分岐からは直登になる。 
高度が上がるにつれ、背後の津黒山の展望がオキナグサの保護地の向こうに開けてくる
前衛峰からの最後の登りは緩やか。 平坦な若杉山山頂
日本海まで見渡せる展望もガスには勝てず・・・
昼食は山頂から北へ50mほどのところにある岩石公園で採る。
素晴らしい展望が広がっているはずだが、生憎ガスが出てきて良く見えない。
ここの岩石は「若杉斑レイ岩」で、通称「青御影」と呼ばれている
ホソバヤマハハコ キクアザミ アザミ キュウシュウコゴメグサ
 ひとこと:今日の二座目は楽しい山だった!      
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