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国道9号線にある高岳山の標識 |
駐車場所(マウス ON 丸印の注意看板) |
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林道桐ヶ峠線を歩いていく |
木の橋を渡る |
[高岳 登山口]の標識には渡渉やガレ場などの細かく描かれている登山道の案内地図がある。登山道にはここを拠点に何合目の道標が山頂まで設置されている。植林帯の中を進み何度か渡渉を繰り返し急なガレ場を越えると4合目からは緩やかなトラバース道になり一息つける。トラバース道を回りこむとネットでよく見かける桐ヶ峠に到着する。
トラバースしただけ地形図の位置より南に寄った場所にある。直進すると古江堂、右に向かうと三ツガ峰への笹漕ぎの縦走路だ。覗いてみるとやはり登山道は笹に覆われている。今回はパスして高岳山を目指して左折する。
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高岳山登山口の標識 |
登山口のすぐ上にある渡渉地点 |
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1合目は杉の落ち葉に埋もれた道 |
小さな流れを渡る |
2合目標識 |
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滑りやすい岩の上を渡渉 |
3合目標識 |
急なガレ場を登ると4合目 |
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4合目から斜面をトラバースするように登っていくと5合目の桐ヶ峠に到着する |
峠からは明るい自然林の尾根道だ。高岳山の名物、尾根道の急登はまだ暫く先のようだ。小さなピークを越えると6合目の鞍部。ここが地形図にある桐ヶ峠のようだ。906m独標を越えると高岳山の山頂が木の間から見えるようになる。独標から下り7合目の鞍部を過ぎると目の前に急登が現れる。真っ直ぐ山頂に向かって尾根道が延びている。気合を入れなおして急登に取り付く。8合目あたりからは大きなブナの木やイワカガミも見られ、楽しい気分になるが9合目から一段と傾斜がきつくなってくる。息を切らして急坂を登りきると高岳山山頂の標識が迎えてくれるが山頂らしい雰囲気は無い。展望台に向かう登山道の曲がり角の笹の中に三角点がひっそり立っているだけで広場も展望も無い。
山頂から50mほど進むと徳佐盆地を見下ろす展望台があり、正面には美しい山容の十種ヶ峰、右手には津和野の青野山,遠く長門方面には日本海も見ることが出来る。素晴らしい景色を堪能しながら昼食。
帰途は来た道を引き返す。 山頂辺りから見えていた弟見山・莇ヶ岳の稜線も今は弟見山のシルエットだけ。
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桐ヶ峠から左の尾根に入ると木漏れ日差す明るい自然林の道になり、ハイキング気分で歩いていく。 |
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6合目標識のある鞍部は地形図上の桐ヶ峠のようだ |
こんな道が続いてくれれば・・・・ |
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906m独標 標識は無くなっている |
906mピークを越えると木の間から山頂が望める |
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7合目標識を過ぎると目の前に急登が現れる。ここから高岳山の本番だ |
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8合目は急登の真ん中だ。ブナの森が広がり、足下にはイワカガミが群生している(マウスON) |
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小さな岩場を登り、9合目の標識を過ぎると「もうちょっと」だが傾斜は一段と急になる |
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急傾斜を踏ん張って登ると山頂標識。エッ?ドコガ山頂?
振り返って、左を見ると笹の中に三角点があった。 |
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山頂から左に曲がり50mほど行くと徳佐盆地を一望できる展望台がある。
正面には十種ヶ峰、右の方を覗き込めば、津和野の町並みと青野山を見ることが出来る。
今日は徳佐盆地の田園風景を走るSLを見ることは出来ないが、素晴らしい展望を楽しみながら昼食を採る。 |
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8合目付近から見る弟見山 |
帰りは慎重に・・・こんな所も |
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ひとこと:山頂の掛札に「きつい山!」の表示。納得! 誰にも会わない静かな山でした! |