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三嶺(みうね・さんれい):1893.4m
    徳島県三好市・高知県香美市

 山の概要 三嶺(みうね/さんれい)は、四国の剣山国定公園の西端に位置し、高知県と徳島県にまたがる山である。
       標高1893m、高知県の最高峰だが山頂部は徳島県と二分している。高知県側では「さんれい」と読む。
       日本二百名山および四国百名山に選定されている。
       山頂には二等三角点が設置されている。1994年三嶺から西熊山、天狗塚に至る山稜部一帯は「三嶺・天狗塚の
       ミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」として天然記念物に指定されたが、近年、ニホンジカによる食外が目立つように
       なり、希少植物の消滅、標高の高い尾根筋の針葉樹の多くが被害を受けるなど深刻な事態となっている。
                                                                  −ウィキペデァよりー

 Route Map:名頃登山口から尾根道(新道)を辿り山頂へ、帰途は旧道を下山し名頃登山口へ。
 Raod Map :国道439号線を東に進み、名頃集落に入り「三嶺登山口」の標識に従い右折すると大きな駐車場がある。
    

 2012年5月18日(金曜日)  曇りのち晴れ

 ホーム4:30.。。。。 8:53名頃駐車場9:10 → 9:36 1142mピーク → 9:45林道出会い → 10:44ダケモミの丘 →

 10:48 旧道分岐 → 11:00右折地点 → 11:39水場分岐 → 11:56尾根分岐 → 12:06三嶺頂上12:23 → 
 12:35三嶺ヒュッテ(昼食)13:10 → 13:58ダケモミの丘分岐 → 14:47中尾谷登山口 → 15:20駐車場15:25。。。。
 かずら橋。。。。16:30ラフォーレつるぎ

 行動時間:6時間10分(休憩、昼食含む)
 昼食時間:35分
  
 剣山系の憧れの山・三嶺に登る
  何時かはと思っていた山・三嶺に登ることにする。それも一泊して、貴婦人(三嶺)貴公子(天狗塚)、二山を訪ねる贅沢な
  山旅だ。縦走するにはアプローチの手段が見つからず、それぞれ単独で登り、縦走は後日の楽しみとした。
  宿はすこし離れているが、お気に入りのラ・フォーレつるぎ山にする。
  曇り空の中早朝の出発。 何時の間にか夜明けも早くなり5時にはすっかり明るくなってきた。石鎚山系の山は雲に隠れて
  見えないが、徳島道に入ると西の空には青空も顔を出してきた。良い山登りが期待できそうだ!
  名頃地区に入ると人の姿は見えないが案山子の住人が道端で出迎え、4時間以上の長い道程の疲れを癒してくれる
  
「三嶺登山口」の標識に従い右折すると名頃登山口の駐車場に入っていく。
駐車場には登山者の車が2台ほど停まっているだけで広い駐車場はガランとしている。
ここでも愛嬌のある住人が笑顔で迎えてくれた。
帰りには又会いましょうと案山子と一緒に記念撮影して出発する


登山口に咲いていた花 クリンソウ?
旧登山道を登るには不安があったので尾根道の新登山道をの登ることにする。
名頃登山口を出てすぐ左に新道の入り口がある。旧道はそのまま林道を奥に進んで行く。
(帰りは旧登山道道を降りてきた)
登山口から駐車場の上に向かって登っていく。 新しい登山道とはいえ、丸太の階段は随分前の物のようだ。
樹林の中から開けたところに出ると伐採用のケーブルを潜り、鉄塔の横を抜けていく。  
横木の急な階段を続き、傾斜が緩くなってくると1142mの三角点が林の中に確認できる。
この辺りの笹も鹿の食害か?枯れてきている。
登山口から40分程で林道と出会う。林道を左に行った所に階段・・・・・・・
林道の終点は昔の上の登山口で、現在は使われていないようです。
階段を登り、鹿のわなの横を過ぎるとブナに囲まれた痩せ尾根の道になる。
傾斜も緩やかで気持ちが良い尾根歩きが楽しめる。
尾根が広くなってくると次第にモミノキが目立ってくる。  突然、鹿が目の前を横切っていった!
鹿食害防止ネットが張ってある所を進んで行くとモミノキが茂るダケモミの丘に着く。
さらに、鹿避けの網の間を進んでいく
右下側から旧コースの登山道が合流してくるダケモミの丘分岐は案内が一杯
広々とした登山道?を山頂に向かっていく
左上に登って行くと尾根のところに右に直角に曲がれの標識
真新しい標識だ。平成23年10月10日に直進して遭難した地点  今は立派な標識が立つ
マウス ON 上から見た標識
このあたりを過ぎると、突然強風が吹き出し、冷たい小雨も混じってきた。
手が凍えるように冷たく、堪らずカッパを着込む こんな天気になろうとは・・・・・・
大きな岩を過ぎるとダケカンバの木立が低くなり、岩の多い道になる。この頃には天気も回復し、青空が広がってきた。
次第に展望も開け、祖谷山系の山々を背後に背負って登って行く。 
ここは何処の山? 北アルプスを思わすガレ場 とザレ場の登山道、それに素晴らしい眺め!
水場分岐を左に過ごし、急坂を登って行く 
これが三嶺!山頂直下の崖の下に延びるトラバース道  吸い込まれそうな笹の急斜面が美しい!
テキサスゲートの傍には白骨死体 自然の掟の厳しさか?
左の写真 マウス ON
 
笹原の急登を登りきるとヒュッテと山頂の稜線分岐に着く
目指す三嶺山頂が見える。 後ひと登り?きつそう!  
振り返れば山頂池とヒュッテ 三嶺の定番風景!
標高1893m 三嶺頂上 人気の三嶺も今日は人影無し。360度の大展望を独り占め!
しばらくして、白髪山からの登山者が登ってきた。三嶺から天狗塚へ縦走するとか
いいな!いつか絶対いくぞ!
剣山から三嶺への稜線・ 次郎笈から17kmの縦走ルートだ 
 
西方向には天狗塚への稜線・・・・歩きたくなる感動の縦走路
・振り返れば三嶺ヒュッテ、遥か彼方に剣山
三嶺らしい光景を見ながら三嶺ヒュッテへ
三嶺ヒュッテ(マウス ON 綺麗な内部) いつか泊まるのかナ?
風を避けながら昼食 剣山系の山並みが美しい
ヒュッテ周りを散策後、下山開始
ダケモミの丘分岐の案内には「注意」の案内、”通行止め”ではない!
 注意して旧道を降りる 始はゆるやかなトラバース道 目印のテープもいたる所にある
 新緑が眩しいブナの森の中、荒れた急坂の登山道を下る
最初の急登が終ると緩やかなトラバース道、そしてまた、急坂
トリカブトの群生地を下っていくと崩落箇所もあるが危険な所は無い
Y字形の水路も健在だ
 
林道に出て、暫くいくと大きく崩れた所に出くわすが迂回路も付いていて難なく通過できる
崩落箇所から10分程で平尾谷登山口に着く。
   
林道をのんびりと・・・・ 気が付けばショートカットの道を見逃し、延々と林道歩き。それも又、楽し!
PM3::00 案山子の住人だけの静かな駐車場に帰ってくる
   
ミヤマカタバミ   ミヤマハコベ
 ひとこと:三嶺〜天狗塚縦走!絶対行くぞ!
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