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キャンプ場の駐車場 |
オートキャンプ場のゲート
皆ヶ山登山口の案内板もある |
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ゲートを潜ってキャンプサイトの中を進んで行く。よく整備された綺麗なキャンプ場だ。
キャンプ場の最奥にある水槽のタンクに向かって短い階段を登ると皆ヶ山の説明板がある。
ここが登山口、ここから山頂まで3.2kmの道程だ。 |
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説明板に「皆ヶ山(標高1159m)は岡山県と鳥取県の県境にあります。山の名前の「皆(みなが)」は
水の多い土地の意味でブナに覆われた水の豊かな山であることから名づけられたものといわれています。
登山道には、雑木林に埋もれて崩れかけた土塁が見られます。これは、明治時代に陸軍の軍馬育成牧場
となっていたときに築かれたものです。
皆ヶ山頂上一帯には、ブナやシナノキの大木が残されていて、コガラ、ゴジュウカラ、アオゲラなどの
鳥類が観察できます。」 と解説されている。
広く緩やかな登山道脇には花に代わって沢山のキノコを見ることができる。
登り始めて15分ほどで「キャンプ場から800m山頂まで2400m」の標識に出会う |
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シロオニタケ |
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ヤブレベニタケ |
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時折、木漏れ日の差す快適な登山道、適度な傾斜の坂を心地よい汗を搔きながら登っていく |
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キャンプ場から50分、標高815mの小ピーク(展望台)に着く
山頂までのほぼ中間点、これからの急登に備え、休憩するには絶好の場所だ。
木の間から見える蒜山高原を見ながら、ゆっくり休む |
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強い風とともにブナの葉を打つ雨音が聞こえるがまだ地面まで雨は落ちてこないが、
秋の時雨は突然強くなる。雨具を用意して、急な傾斜を登っていく |
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坂は益々傾斜を増してくる。気温は低いが汗が噴出す
この寒さの中、マムシが一匹鈍い動きで藪の中へ逃げていく。(今年は初めて出会った) |
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展望台から45分標高1080mの二俣山山頂に着く。全行程の4分の3を終えたことになる
二俣山山頂からは素晴らしい蒜山高原が望めるはずだが霧のため殆んど展望は得られない。 |
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二俣山から鞍部へ、皆ヶ山の山頂部を見ながら下っていく
山頂部の雲は足早に流れている。そのうち晴れるだろうとまだ楽観的な気持ちでいる |
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鞍部から胸突き八丁の急登を経て、山頂部の巨木が茂る平坦な道へ |
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淡い期待も空しく、いつの間にか辺りはモノクロの世界に変わり、山頂に着くや突風と共に激しい雨に襲われた
山頂は登山道の行き止まりのようなところにあり、山頂より先は藪に覆われている
雨のなかで湯を沸かし、帽子の庇から垂れる雫とともにコーヒーを飲みながら昼食と採る
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晴れそうも無い天気に見切りをつけ下山することにする。 |
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滑りやすい急坂を全神経を集中して下っていくと展望台に着くころには雨はやんだ。
駐車場には我が車が一台のみ。 駐車場横の東屋で靴を洗い帰途につく。
途中、三平山の登山口に立ち寄るが生憎の天気なので、次の機会に回そう!
中国道に出た頃には青空は広がっていた。 |
ひとこと:深山もみじに初時雨・・・・・・・・! |