天気予報に反して、時々小雨の降る曇り空。岡山県の東端、福井投手のふるさと西粟倉村はさすがに遠い。
西粟倉小学校手前を右折し、林道を真っ直ぐ北上、鬱蒼とした植林帯を抜け、高度を上げていくと標高950mの黒岩峠に 至る。トイレや休憩舎を備えた大きな駐車場の反対側に「駒の尾山登山口」がある。
小雨の降る峠は気温5℃、寒い。しかし、いくら軟弱といっても、この程度で断念するわけにはいかない。
立派な登山口には立派な木の階段。登山道は広くて緩やかな横木の階段には上り下りを分ける手摺まで付いている。
5,6分で標高1000m標識のある尾根にでる。横木の階段を登ると暫くなだらか、を繰り返す。
20分登ると第一休憩舎には、戸や窓が無いから避難小屋にはならない。さらに10分で第二展望所、ここは櫓の展望台。
ムシカリの白い花が所々に咲いている若葉の林を登って行く。登山口から約50分で駒の尾山山頂に付く。
駒の尾山頂上からは根曲がり竹の壁に囲まれた回廊の道だ。100mほど下ると避難小屋がある。避難小屋の前で左にダルガ峰への分岐を見送り尾根を東に進む。根曲がり竹が風避けになって寒さが和らぐ。 鍋ヶ谷山・1235.3m三角点を通り、駒の尾山から50分で標高1334mの船木山に達する。
山頂手前には後山キャンプ場からのメインルート、すこし先には鍋ヶ谷林道への降り口が根曲がり竹の中に踏み後を確認することができる。
後山へは船木山から25分のところにある。余り広くない山頂は東西が開けているが生憎の天気で展望は無い。
軽食を補給しながら天気の回復を待つが寒さに耐え切れず、下山することにする。
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林道ダルガ峰線 黒岩峠駐車場 |
駒の尾山登山口 |
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尾根に向かって登って行く |
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第一展望所(マウスON展望所前の案内板) |
新緑の山 |
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第二展望所(マウスON 展望所前の標識) |
第二展望所から第一展望所を見下ろす |
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山頂はもう少し先 |
駒の旺山荘登山口分岐、すぐ上が山頂 |
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駒の尾山山頂 |
避難小屋(マウスON 内部) |
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ダルガ峰と後山の分岐 |
霧の中に唐松の芽吹き |
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賑やかな案内と標識はキャンプ場からのメインルート |
標高1334m 船木山山頂 |
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船木山から後山を遠望 |
ガスに霞む後山 |
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ブナのある登山道 |
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山頂まであと一登り |
後山頂上(マウス ON) |
10:40下山開始。帰路はもと来た道を引き返す。
ガスの切れ間に一喜一憂しながら曲がり竹で展望の無い縦走路をひたすら歩く。船木山を過ぎた辺りから、次第にガスが 切れ展望が開けてきた。 駒の尾山のなだらかな山容がきれいだ。鍋ヶ谷山辺りでは時々日も照りだした。 副隊長は今夜の惣菜集めに余念が無い。根曲がり竹の竹の子は高級食材だ!
この時間帯になるとハイカーもドンドン登ってくる。賑やかになってきた。
晴れてきても気温は低い、風に吹かれるとなおさら寒い。昼食は避難小屋で採ることにする。
先客は一組のご夫婦、ラーメンを作っていると団体さんが入ってきて部屋は満杯になった。
昼食を済ませ外に出ると天気は回復し、青空が広がっている。駒の尾山の広い山頂からは360度の展望だが、氷ノ山、那岐山はまだ雲の中だ。
青空の映える新緑の道を気持ちよく?(膝が痛くなってきた) 降りて行く。
登山口の駐車場には沢山の車。
帰りは大規模林道を「道の駅あわくらんど」へ。 8本ほどの「根曲がり竹の竹の子」が270円だった。
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根曲がり竹の回廊を歩いて行く |
ガスがとれ駒の尾山のなだらかな峰が見え出した |
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鍋ヶ谷山の新緑 |
1235.3m峰三角点&鍋ヶ谷山の印 |
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駒の尾山山頂 |
北方向 氷ノ山は雲の中 |
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北東方向 山の名前はわからない |
東方向 後山 |
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西方向 雲を被っているのは那岐山か? |
後山に別れを・・・・・・ |
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青空の下、明るい新緑の道 |
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登山口には沢山の車 |
ひとこと:寒かった! ソーメンでなくラーメンで正解! |