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 カクイヌプリ(摩周岳):
857.0m
   北海道弟子屈町

 山の概要 カムイヌプリはカルデラ湖の摩周湖東端に聳える.。標高857mの山ながら切り立った山容が印象的な山だ。
         カムイヌプリはアイヌ語の「神の山」の意。
         登山口は摩周湖第一展望台の脇にあり、コースは湖の縁をぐるりと回って遠い頂を目指す。
              
 Route Map:摩周湖第一展望台から山頂を往復。
 Raod Map :国道52号線、摩周国道・国道391号線を経て、再び国道52号線に入る。
     

 2012年7月4日(水曜日)  晴れ、山上はガス後晴れ

 摩周岳第一展望台登山口7:20 → 8:21 684mピーク → 8:34休憩(登山口から3.9km)8:40 → 9:10西別岳分岐 →

 10:01カムイヌプリ山頂10:35 → 11:06西別岳分岐 → 11:57 684mピーク → 12:54第一展望台。。。。。。。。 
 
 行動時間:5時間34分(休憩含む)
 昼食時間:ー
  
 往復15kmの道のりは遠かった。
  山頂までの標高差300m程。第一展望台から外輪山を半周し、西別岳の分岐より摩周岳の急峻な火口壁を辿って山頂に
  達するコースだが、最後の急登を除けば緩やかな道が続く、なんでもない初心者向けの山だが距離はたっぷりある。
  「霧の摩周湖」の名前の通り、展望台は霧に包まれている。今日の予報は晴れ、そのうち霧も晴れるだろう。
   
登山口の登山届に記入し、案内を読んで出発する。
こんな天気の日は熊が怖いが鈴はしっかり着けたし、後は天に任すしかない
朝露に濡れた道端にはフウロウが群生し、見えない風景に代わり心和ましてくれる
ときにはハクサンチドリも目にはいってくる。
平坦な道ばかり続くと思っていると急坂も出て来、汗が噴出す
684mピークを越え樹林帯から抜け出すと、いっきに展望が開け広々とした笹原を下っていく
晴れていれば正面に西別岳の姿を見ることが出来るはずだが・・・・
前方の平らな稜線が中間地点、登山口から3.9km地点だ
振り返れば684mのなだらかなピーク 登山口から3.9km所要時間1時間余り
中間地点のここで休憩 霧が晴れて暑くなってきた
なだらかな丘陵を越えていく 広い尾根がカムイヌプリの外輪と出会う辺りが
西別岳分岐、ここから左に入っていく
白樺の茂る細い尾根道は涼しい風が吹きぬけ気持ちがいい
それも長くは続かない登山道は細くなり傾斜が急になってくる。
東側から回り込むように急斜面を登っていくとカムイヌプリの荒々しい火口壁が左手に迫ってくる
登山道から外れ細い踏み跡に登れば火口壁の全景が見渡せる
樹林の中の急登を息を切らして登ると明るく展望が開けた、カムイヌプリの岩場の山頂に立つ
山頂には感動の絶景が・・・・!
幸運にも霧が晴れ神秘的なエメラルドグリーンの水を湛えた摩周湖を見ることが出来た
 
険しい火口壁越しに見る裏摩周 湖面に映る摩周湖の外輪山の影が美しい   
左の方が第一展望台のある地点
狭い山頂の岩場に咲く可憐な花々
岩肌に咲くエゾツツジの鮮やかなピンクや素晴らしい景色を見ながら楽しいひと時を過ごす
 
遥か北には昨日登頂した雌阿寒岳が
阿寒富士を従えて聳えている
往路の急坂も帰りはスイスイ 
広い笹原を歩けば、朝、見えなかった西別岳の姿もくっきり 
湖の縁を巡る登山道からは深い蒼色(摩周ブルー)の湖、中に小さな小島(カムイシュ島)も見える
カムイヌプリを見れば切り立った巨大な火口がくっきりを姿を現している
   
暑さと距離に疲れた体を引きずって何とか下山。駐車場に暫くへたり込んで休憩し、今日の宿へ 
 ひとこと:素晴らしい山頂風景に感動!
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