塔ノ丸 剣山系の山々を見渡せる笹原の山頂へ
ラ・フォーレつるぎ山でゆっくり談笑しながら朝食、8時になったので出かける。今日も天気は良さそうだ。
剣山から天狗塚、三嶺の展望を期待して登山口に向かう。
登山口からはシコクシラベとダケカンバの林の山腹をなだらかに登って行く。30分ほどで広い尾根に出、暫く登る
とミツバツツジの咲く開けた所から剣山、次郎笈を振り返ることが出来る。ミツバツツジの混じる雑木林を抜けると
たおやかに続く大海原の笹原が広がっている。ウラジロモミノ小さな森や白い石峰の点在する笹原の彼方に塔の
丸の先端(頂上)が見えてる。左手には剣山から三嶺の屏風のような稜線が続いている。素晴らしい景観の中を
何処までも笹尾根の道が延び、ピークをひとつ越えると次のピークが待っている。
笹原にアクセントを付ける岩峰に何度も遊び、休憩し、岩峰が点在する塔の丸山頂到着した。
山頂からはあこがれの三嶺が目の前に、眼下には名頃ダムが見える。弁当もコーヒーも持って来なかった残念!
期待に胸膨らませた往路とは違い、帰路は以外に長く感じられた。
サァ! 次は剣山の展望台丸笹山だ。
登山口はラ・フォーレつるぎ山の駐車場の奥にある。登山口の標識に尾根コース(右方向)1700m、谷コース
(左)1800mの表示。谷コースを登り尾根コースを下ることにする。
登山口からは水平な道を行く。山肌にそって潅木の中を気持ちの良い道が続き、「貞光川源流の谷」という碑が
立っているあたりから傾斜が増してくる。苔むした道端にはコミヤカタバミが可憐なはなを咲かせている。緑濃い
苔に覆われた石の階段がを登りきると間もなく赤帽子山分岐(山頂まで530mの標識)に着く。分岐から少し下る
とトラバースするように苔むした斜面を緩く登り、ウラジロモミノ並木を過ぎると急登が尾根に向かっている。尾根か
らは雑木林の中をジズザグに登って行くと笹原に出る。緩やかに登って行くと剣山が目の前に聳える山頂に着く。
帰りは塔の丸に向かって真っ直ぐ降りて行く。笹原を過ぎると樹林の中、少しの急坂が終るとゆるやかな広い登山
道となり30分掛からずに降りてきた。
ラ・フォーレつるぎ山の昼食には間に合った。うどんを食べて我が家へ帰ろう! |
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ラ・フォーレつるぎ山 |
国道沿いにある塔ノ丸登山口 |
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登山口から暫くはシコクシラベとダケカンバの
森の中を緩やかに登って行く |
明るい広葉樹の道もなだらか |
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樹林帯を抜け、振り返ると剣山を次郎笈
ミツバツツジも間もなく満開 |
行く手には塔ノ丸山頂、その先には
三嶺の雄姿 |
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足取りも軽く、笹原を進む |
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何処までも続く笹原、点在する岩に立ち寄り風景を満喫 |
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なだらかなピークの先は又、笹原の丘。楽しい笹原散歩 |
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登山口から約2時間、岩の点在する笹原の山頂に到着。
山頂からは祖谷渓谷を隔てて、三嶺の雄大な姿が目の前に
爽やかな風に吹かれていつまでも見ていたい |
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南側には剣山から三嶺への長い縦走コースの稜線が連なり、北側には矢筈山、烏帽子山の峰々が聳えている。
目を下に転じると祖谷川に懸かる名頃ダムが見える。
奥祖谷かづら橋や三嶺の登山口はダムの上下にあるはずだ。
次々と沸いてくる夢を胸に、名残惜しいが帰途につく。
帰路の笹原の向こうにはこれから登る丸笹山が見えている。 |
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夫婦池の休憩所の冷たい水で顔を洗い元気になった。さぁ!次の山へ |
丸笹山 |
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ラ・フォーレつるぎ山の駐車場にある登山口
左が谷コース、右が尾根コース |
登山口から暫くは水平な道 |
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雰囲気の良い道が続く |
道端に咲くコミヤカタバミ |
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登山口から15分そろそろ傾斜がきつくなる |
雰囲気の良い苔むした石の階段 も急 |
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広く開けた場所に赤帽子山分岐 |
山頂間近のジグザグの上り |
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山頂から剣山の全景が望める |
帰途は尾根道を帰る |
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塔ノ丸目指して笹原を行く |
ラ・フォーレつるぎ山も見えてきた
後は樹林の中を下るだけ |
ひとこと:二日目は楽しくて楽な山・二座を登る |