経小屋山、未踏のルートを歩く
宮浜温泉から駐車場横の道を経小屋山に向かって登って行くと源泉の碑がある三叉路に出る。「トレッキング経小
屋コース スタート地点 → 300m」の標識に従い右に進む。高速道路を潜り、5分ほど行くと登山口があり、山道
に入っていく。
初めは緩やかな道だが頭上に大岩だ見え出すと次第に傾斜が増してくる。270m地点の標識で下界を見ながら最
初の休憩。大岩が遥か下に見え出すと300m地点の標識が出てくる。左手上方に展望岩らしき頂が見えるが、そこ
に行くには尾根伝いに大きく左に曲がり、その先には急峻な登りが待っているように思える。たしかに目の前のピー
クを登ると下り気味に左に曲がり、そして急登に大汗を掻いて展望岩の尾根にたどり着く。尾根を右に行くとすぐ展
望岩に着く。
展望岩を後にして山頂に向かう。妹背の滝分岐を過ぎ暫く行くと車道に出る。車道を150mで山頂に達する。
山頂周辺は公園として整備されているが山頂からの展望は乏しい。
山頂から一周コースを歩き、東屋のある南展望台を過ぎた辺りの風の当たらないベンチで昼食にする。
食後は一周コースをさらに進み西展望台に向かう。西展望台休憩所の東屋を過ぎたところに半周コースの分岐が
ある。半周コースの岩山への道は去年より随分荒れた感じがする。分岐を後にして暫く行くと岩に囲まれた西展望
台に着く。今日の楽しみの一つ鳴川コースの尾根が海に向かって延びている。
岩の間から急坂に飛び出すと道はさらに傾斜を増し、ロープ無しでは降りられないほどの坂になる。傾斜が緩み、小
さなピークを越えると岩の塊が見えてくる。そこから先は大きな岩の塊が次々と現れ、岩と戯れる楽しいひとときを
過ごす。とやがて遥か下に鳴川タンクが見えてくる。鉄塔を越えタンクの側に出て、山陽道の側道まで降りるが「煩
いし、アスファルトの道は嫌」(副隊長)と言う一言で中電の鉄塔巡視路分岐まで引き返し、管理道に入る。適度な
アップダウンのある気持ちの良い整備された道が標高160m付近の山裾を縫うように続いている。
「もう一山登ったみたい。」(副隊長)そんな気分になったころ巡視路も#13鉄塔で終わりになる。鉄塔からは墓地
を目指して真っ直ぐ下って行く。墓地からは依田神社、残念社などを巡り、西国街道歴史の道を歩いて帰る。
鳴川コースは山林火災のあと道が不明瞭のようだったが、登山道も整備されテープも十分過ぎる位付けられており
、道に迷うことは無い。
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宮浜温泉 べにまんさくの湯
手前が駐車場 |
経小屋山に向かって駐車場横の道を登って行く |
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宮浜温泉 源泉地 |
案内に従い突き当たりを右へ |
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登山口から山道に入っていく |
コンクリートで補修された掘れた登山道は
歩きやすくなっている
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大きな岩がそそり立っている |
270m地点 展望が良いので一休み(マウス ON) |
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大岩が遥か下に見え出すと間もなく300m地点
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300m地点の標識
(マウス ON ここにもあるんだ!) |
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遥か上に展望岩が見えるが急坂が待っている雰囲気 |
最後の急登が終わると展望岩へ
ここに来るとやっぱりこのポーズ |
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車道を歩いて山頂に向かう |
山頂は木立の中 |
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西展望台 |
展望台から見下ろす鳴川ルートの尾根
ワクワクしてくる! |
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急坂はロープを使って降りる
すごい急坂 ロープ無しでは難しい! |
あっと言う間に降りてきた。
振り返れば西展望台の岩は遥か上に |
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一番手前は玖波コース、その向こうに傘山
遠くに雪雲を被った大峰山が見渡せる |
待望の岩が見えてきた
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鳴川のタンクが見え出すとこのルートも終わりが近い |
鳴川タンク傍にある登山口
山陽道の側道まで下り引き返すことに |
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美しい羊歯の山肌に刻まれた中電管理道 |
管理道も終わり、鉄塔#13から墓地を目指して降りる |
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墓地からは歴史の散歩道
依田神社への道 |
維新の悲劇、残念さん |
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治山ダム この砂防ダムは林野火災に備え水を貯めている |
源泉地の三叉路に帰ってきた |
ひとこと:最後まで楽しい変化にとんだ周回コースだった!
今日の楽しみ:宮浜温泉 べにまんさくの湯 |