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 久住山(クジュウサン):1786.5m
中岳(ナカダケ):稲星山(イナホシヤマ)  大分県九重町

 山の概要
   九州本島で一番高いのは九重山。九重山は山群の総称であってその主峰は久住山。(中略) 最高峰といって
   も断然抜きん出ているわけではなく、山群中の大船山もそれとほぼ同じ高さを持っている。それにつづいて、稲
   星山、星生山、天狗ヶ城、中岳、白口岳など、主峰と五十米とは違わないのだから、これはまさしく久住独裁国で
   はなく九重共和国である。しかもそれが同じような鐘状火山なので、うっかりするとどれがどれだか分からなく
   なってしまう。
   もちろん各峰はそれぞれの個性は具えている。いかつい岩山は星生山、堂々とした山容の三俣山、赤茶けた
   砂礫で盛り上がっている稲星山、中腹に煙をあげている中岳、というふうに。そして何といっても品のあるのは
   久住山である。殊に北側の千里浜とよばれる原から眺めた形は、精鋭で颯爽としていて、さすが九重一族の長
   たるに恥じない。ー「日本百名山」深田久弥著よりー
   
 Route Map牧ノ戸峠登山口から久住山、稲星山、中岳、天狗ヶ城を巡るルート
 Road Map 大分道九重ICから県道40号線、県道11号線(やまなみハイウェイ)を乗り継いで牧ノ戸峠へ
 今までの九重山:2009.05.29&2007.06.01

 九州一の人気を誇る九重連山を周回登山
  
週末の天気は九州が一番良さそうなので九重にリベンジ登山に行くことにする。
  今回は一人旅、8月27日(土曜日)昼前に出発。
  長者原の駐車場は大キャンプ場の状態。中高年の避暑地と化している。大型キャンピングカー25台 ワンボックス
  カー数知れず。
  夕食はレストラン(今日は8時まで営業)で済まし、まったりと時間を過ごす。夜は涼しく車の中も快適な空間だ。
  28日もピーカンだ。朝早いのか登山者は少ない。前回楽しめなかった景色を楽しみながら登る。阿蘇山、根子岳
  の涅槃像が雲海に浮かび印象的だ。
  西千里浜を過ぎ、避難小屋の辺りで熊本の人とご一緒させて頂く。ペースが合って快調に登れる。
  久住山、稲星山、中岳、天狗ヶ城と廻ったところで昼食、だが私は弁当を持っていない。パンをかじりながら登って
  きたのでここでお別れ。有難う御座いました。
  帰りの西千里浜から第一展望台までの暑さは凄かった。久しぶりにペットボトルの水が湯になった。
  第一展望台で谷を渡ってくる寒いほどの涼風を浴び、体を冷やして帰ってきた。   

 2011年8月27日(土曜日)快晴
 
 ホーム10:30.。。。。17:00長者原駐車場(車中泊)

 2011年8月28日(日曜日)快晴
 長者原5:30:.。。。。 5:40牧ノ戸峠駐車場6:05 → 6:14展望東屋6:16 →  6:24沓掛展望台6:27 →

 7:11扇鼻分岐 → 7:21星生山分岐 → 7:41避難小屋7:42 → 7:45久住分れ → 8:10久住山頂上8:21 →

 8:58稲星山9:10 → 9:42中岳(軽食)10:00 → 10:14天狗ヶ城10:24 → 10:50久住分れ → 12:05沓掛山 → 
 12:24展望東屋12:33 →12:40牧ノ戸駐車場13:00。。。。 。。。19:00ホーム

 行動時間:6時間35分(休憩、昼食時間含む)
 昼食時間:ー
壇ノ浦SAで休憩 長者原駐車場は車中泊の車で満車
 牧ノ戸峠駐車場はほぼ満車 牧ノ戸登山口
展望東屋(沓掛第一展望台)まで上がると由布岳、涌蓋山の展望が開ける
 コンクリート舗装の道を沓掛第二展望台へ 雲海に浮かぶ涅槃像 (阿蘇山&根子岳)
岩上の沓掛山頂上(気をつけないと見逃す!)を横目に見て梯子の岩場を下れば、秋の気配漂う登山道 
樹林帯を過ぎると石のゴロゴロした緩やかな上り登山道になる。
振り返れば山並みの向こうに涌蓋山。やがて扇ヶ鼻の分岐に着く。 
星生崎の岩壁、久住山の雄姿を見ながら西千里浜を東へ 峠を越えると避難小屋のある広場に到着。
 
久住別れと星生山、硫黄山から噴煙も見える
 彼方に祖母山 久住山山頂からの眺め   さぁ、次は稲星山だ!
 
東千里浜を挟んで対峙する中岳と稲星山、奥に大船山  稲星山の山頂は赤茶けた砂礫の中だ
 中岳、白口岳の奥に広がる坊がつる  鞍部からは中岳への急登
九州本島の最高峰中岳 御池を中心に九重連山を一望
 
今回最後の峰、天狗ヶ城へは15分程だ  天狗ヶ城山頂から久住山を望む
   
御池  行列をなして登る登山者が見える 
   
右に進み久住分れに向かう   
 
前回、霧の中をさまよった北千里浜、正面は三俣山  避難小屋の広場から久住山 
 
星生崎の奇岩、左の峠を越えれば西千里浜  星生山 
   
久しぶりにペットボトルの水が湯に!西千里浜  暑かった!ビールが飲みたい! 
 ひとこと:ビール欲しさに一目散に帰りました!        
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