おしどり登山隊                                             |山便りへ ホームへ 

木ノ宗山(キノムネヤマ):413.1m〜二ヶ城山(フタツガジョウザン):483.2m
  広島市東区・安佐北区

 山の概要  広島市の東区と安佐北区の境界に連なり二ヶ城山を盟主とする標高400m台の山塊である。
         その一番北に位置するのが銅鐸、銅剣が出土した標高413mの木ノ宗山で山頂には山城跡があり
         展望が開けている。又、盟主の二ヶ城山は標高483mあり、山麓を広げ山陽道の安芸トンネル正面に
         立ち塞がっている山である。その山頂は城跡というにはあまりに狭く城があったとは思えない。眺望は
         南に180度開けている。
         松笠山は蝦蟇ヶ峠を挟んで二ヶ城山の南西に位置する山で標高375mの山だ。蝦蟇ヶ峠にある菰口
         憩いの森から登り、松笠観音への縦走路へて戸坂駅にでるハイキングコースが一般的だ。山頂には反
         射板が設置されており、展望は良い。
         
 Route Map 上深川〜木ノ宗山(413.1m)〜二ヶ城山(483.2m)〜松笠山(374.6m)〜戸坂へ
 Road Map  芸備線上深川駅から三篠川養老橋付近

 広島の城跡を結ぶロングコースを縦走
        
 木ノ宗山も二ヶ城山も交通手段が車の場合、車道歩きが長く何かと不便だ。それなら全山縦走して
          電車を利用し駐車地まで帰るロングコースを計画する。
                

 2011年3月10日(木曜日)
  晴れ時々曇り(山頂で一時雪)

 ホーム7:00.。。 8:07三篠川河川敷駐車地8:10 → 8:16登山口 → 9:17木ノ宗山山頂9:28 →
 9:43展望台9:45 →  9:55三田ヶ峠(木ノ宗山憩の森) → 10:19尾根(休憩)10:25 →10:40加坊山10:43→
 11:20鉄塔(標高341m)11:30 → 12:01二ヶ城山山頂(昼食)12:43 → 13:26蝦蟇ヶ峠登山口13:30 → 
 13:55松笠山14:01 → 14:22八畳岩分岐 →14:30松笠観音14:36 → 15:01琴比羅神社 → 15:10戸坂駅
 15:29  15:53上深川駅15:55 → 16:15駐車地16:18.。。。 17:10ホーム

 行動時間:7時間00分(休憩、昼食含む)
 昼食時間:42分
養老橋付近の河川敷に駐車 三篠川に架かる養老橋
橋を渡って三叉路を左へ、奥の家の前を
犬に吠えられながら進むと山道になる
広場を横切って竹林の入り口(登山口)へ、
そこからは赤いテープに従って進む(マウス ON) 
竹林を抜けると実質の登山口があり急登が始まる ”主尾根に上がれば傾斜も緩くなる””
そんな期待は裏切られ急登が続く。
40分ほど登ったころ一時の緩やかな尾根歩き
岩のある尾根道を気持ち良く登って小さな
ピークを越えると最後の急坂になる。
山頂はもうすぐ!
城跡らしい木ノ宗山山頂
 
山頂からみる白木山、鬼ヶ城の山並み 正面の二ヶ城山目指して出発 
石のゴロゴロした急坂を下る 銅剣出土分岐がある展望台
 
展望台から振り返る木ノ宗山 横木の階段を下ると三田ヶ峠の登山口
 
木ノ宗山登山口の向いにある木ノ宗山憩の森に進み、右手の斜面に取り付くとブルーのテープが
見える。登山口の案内は無いので、後はこのテープを頼りに登ることになる。
憩の森を出ると荒れ気味の急登となるがテープがしっかり案内してくれる。
傾斜が緩くなると鉄塔が現れ、鉄塔の先に分岐がある。
直進の方が道が良さそうだが,ここは藪気味の左の斜面を上がる。 
 加坊山山頂 三叉路は左へ 
藪気味の急坂を登ると標高329.4mの加坊山山頂につく。
急登もここで一段落する。ここからは展望の無い樹林の中をひたすら歩き距離を稼ぐ。
やがて手製の標識がある三叉路に出ると道も良くなり、間もなく鉄塔に出る。
 341m鉄塔 二ヶ城山山頂 
鉄塔で犬を連れた女性に出会い、犬と遊んで暫く休憩する
次の鉄塔が見え出すと道は傾斜が増し、最後の急坂になる。
八木八幡神社分岐の標識が見えると間もなく二ヶ城山山頂に到着する。
三田ヶ峠から約2時間の長い道程がやっと終り、空腹を満たせる。
 
山頂から見る白木山と木ノ宗山  山頂から2142m菰口へ下る 
 
山頂からちょっと下にある三叉路
右は岩の上へ、左は菰口憩の森へ
下山途中の岩の上から呉婆々宇山を眺める
 
良く整備された道を下り、菰口の登山口に至る
登山口には駐車場も有り、何台か停まっている 
道路の反対側にある菰口憩いの森が
松笠山登山口 
 
 公園の中を登って行く
東屋を過ぎると急な山道になり、三座目の山を
迎え体力も限界が近づいてきた。
鞍部の分岐から近道を登り、尾根に出て
右へ進むと反射板のある松笠山山頂に着く 
 
山頂から少し下ると舗装路と平行して
なだらかな道を歩いて行く。 
舗装路と別れ331.5mピークを左に過ごし
しばらく行くと三叉路に出る。
もう八畳岩に行く余裕は無く、松笠観音目指して
急坂を下る。この辺りから膝が痛くなりだした。 
   
奇特な人が掃き清めていた松笠観音  膝通を押して稲尾神社へ
間違えた事に気がつき正規の階段へ 
 
 石組みが不思議な滝の琴比羅神社 龍泉寺観音堂 
松笠観音からの急傾斜の階段道
痛い膝を引きずって琴比羅神社に到着
龍泉寺観音堂の階段を下り
車道を横切り、真っ直ぐ狭い道に入ると
小さな社がある 
社の前を進み赤い鳥居を潜ると戸坂駅  ゴールの戸坂駅 
 ひとこと:ロングコースと急坂のアップダウン、松笠観音からの下りにとうとう膝が泣きだしました。        
ページTOP 山便りへホームへ 

osidori登山隊