絵下山のロングコースを歩く
絵下山は発喜山、明神山とともに矢野三山と呼ばれている。今回は絵下山から発喜山へ下るコースを歩いてみる
ことにする。 このルートは初めての道、,野間神社や矢野城址などもあるので楽しみだ。
絵下山までは前回と同じなので省略する。
絵下山最高点、絵下頭の岩の上で昼食(久しぶりのラーメン)をした後帰途につく。車道を引き返しホームテレビ
のテレビ塔の裏にある下山口から横木の急な階段を下って行く。 10分程下ったところにある明神山分岐を右に
とり、傾斜の緩くなった道をさらに10分いくと次の明神山分岐に出会う。その先が発喜山(標高476m)だが標識
が無ければ見逃してしまいそうだ。
発喜山を過ぎ、開けた場所から振り返る絵下山は高く聳え堂々として見える。
野間氏を祭った野間堂から岩場の混じったジグザグの急坂を7,8分下ると矢野城址に至る。遺構や輪塔墓を見、
案内板を読んで暫し歴史に思いを馳せながら下って行き、鉄塔に出ると矢野の市街が眼下に広がる。
鉄塔を左にとると矢野南小学校への分岐があるが今日は矢野天神バス停に向かう。落ち葉の敷かれた道を気持
ち良く下っていくと深い掘割のような道になると間もなく天神登山口に着く。
熊野道路に架かる赤い歩道橋を渡り、団地の中を矢野天神バス停に歩いていく。バス停からJR矢野駅まで古い
町並みを散策しながらの道程は予想外に楽しく、あっと言う間に終わった。
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呉広島道路の下を潜ったところにある登山口
鉄製の階段を登って則面へ取り付く |
いきなりの階段は慣れない体には堪える |
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階段が終わり、なだらかな雑木林の道を暫く進むと
この岩(表面がギザギザした水晶岩)に会う。
ここから岩場交じりの急登が始まる |
岩場を登って行くと最初にあるモニュメント(屏風岩)
天応の町を貫く呉広島道路の車の数がすごく多い(無料の為)
絶景をバックに記念写真を一枚 |
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緩い傾斜だが大きな一枚岩を登る |
遥か上のほうに岩場の終点カエル岩が見える。 |
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岩の廊下をグルッと回って進む |
大きなカエルの背中に上がり、瀬戸の海を一望する |
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天狗城山山頂は小さな三角点があるだけ、展望も無い |
山頂を越えたところにある展望岩からは
素晴らしい眺望が得られる
写真はこれから登る絵下山とその縦走路にある山々 |
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また、展望岩からは広島方面の眺めも素晴らしく、
先週登った安芸小富士がある似島も遥か下に見える |
天狗城山から急坂を下ると
目の前に中天狗の尖峰が立ちはだかる |
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急坂を息を切らして中天狗頂上へ
山頂は縦走路の中 |
中天狗から急坂を下るとなだらかな尾根道を進み
深山の滝分岐から左に曲がっていくと視界が開け
天狗城山、中天狗を振り返ることが出来る。 |
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樹高が低くなり明るくなると間もなく小松尾山に達する
小松尾山山頂はいつも陽だまりで暖かいが今日は休憩のみ |
小松尾山から見る絵下山
まだ遥か遠くにみえる |
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小松尾山から降りたところが二艘木峠
大きな案内板は各登山ルートの中心地にふさわしい |
二艘木から横木の階段を登ったところにある標識に従って
左に50mほど行った所にある展望台 |
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標高438mピーク(市光山)を過ぎると
緩やかな気持ちのいい尾根歩きになる |
いくつか小さなピークを越え横木の急階段を登ると
視界が開け、ベンチがある子の岳(標高504m)に着く |
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子の岳からいったん下り、急な横木の階段を登って行くと
右手には地デジの鉄塔が目の前に見える |
急登を登りつめると道は左に曲がり、
まもなく絵下山周遊路の車道にでる。
右の階段を行けば展望台と地デジの鉄塔に行くが
今日は車道を直進し、絵下山(絵下頭)に向かう。 |
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車道をすこし下ったところにある山頂への登山口 |
急登の先にある絵下山山頂
今日はこの岩の上で昼食にする |
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矢野天神コースの下山口はテレビ塔の後から |
下山口、小さな指導標から急坂を下っていく |
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矢野三山の発喜山 も標識が無ければ見過ごしてしまう |
振り返れば見慣れない絵下山がある |
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毛利に敗れた野間氏をまつる野間堂 |
矢野城址 輪塔墓が歴史を偲ばせる (クリック 案内板) |
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フカフカの分厚い落ち葉の絨毯は急坂を下ってきた
足腰には優しく感じられる |
深く掘れた登山道 (マウス ON 出口) |
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矢野天神コースの登山口
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熊野道路を跨ぐ赤い陸橋を渡って、矢野の市街へ |
ひとこと:久しぶりのロングコースで脹脛がパンパン!
初めて歩いた天神コース、上りに使うと急で険しく、しんどそう! |