冬の陽だまりハイキング
県北は今日も雪マーク。それならばと暖かい島の山へ出かけることにする。
さいわいにも安芸小富士は未踏峰だ。似島学園から登り、下高山を経て似島港へ下るコースを予定。
学園に寄港するのは9時30分の船しかない。 船には3組10人の登山者。
20分の船旅を終え似島学園に到着。学園の運動場を歩いて、体育舘横の階段を登って行く。
「いのちの塔」を過ぎると山道になり、掘れて歩きにくい急坂で高度を稼ぐ。学園や瀬戸の海が眼下に開けてくると
国旗が立っている広場に着く。ここから尾根を離れて谷筋を登って行くと「少年自然の家・展望台の道」と合流する。
風化した花崗岩の滑りやすい道を山頂方向にとり、暫く行くと朱色の塔が立つ安芸小富士の山頂に到着する。山頂
からは瀬戸の島々や広島市内および湾岸の山々を見渡すことができる。
下高山を正面に見て登った道を引き返し、学園分岐を右に取り展望台に向かう。5分も行かない内に次の分岐に出
る。ここでは矢印案内の無い右の方向に向かって行く。雑木林の道を暫く進むと急坂の下りがあり、竹林の中へと
入っていく。竹林を出たところの分岐を左に曲がり、竹藪のなかを少し登ると開けた畑に出る。畑を横切り墓所を抜
けると車道にでる。道路標識に従い左に進むと島高山の登山口の案内がある。
コンクリート舗装した山裾の巻き道をドンドン歩いて行くと尾根の先端から引き返すように登山道が尾根を登ってい
る。木間越しに下高山を見ながら緩やかに登って行くと主尾根の道に合流する。随分歩いてきた積もりが「あと740
m」の標識を見てガックリする場所だ。羊歯の茂った道を10分も行けば下高山の開けた山頂に達する。
360度の展望や沖行く船を見ながら、のんびりと昼食する。やがて他の人たちも到着し賑やかな昼時になった。
帰りは尾根道を直進するが「740m」の標識からは羊歯や蔦類で荒れ気味の道になり、すこし予定と違ったコース
になったが無事桟橋に帰ってきた。
今日見かけた健脚2人組みの女性は「山びこ山ずき」さんでした。
|
|
|
広い宇品第二駐車場へ停める
(マウスON 24時間最高が1000円に一安心) |
約20分の船旅 それでも何か楽しい気分になる |
|
|
早速トレーニングに励む副隊長 ここからも登れる |
体育舘横の階段が登山口 |
|
|
学園を見下ろす高台にある「いのちの塔」
塔の左側を登って行く |
掘れて歩きにくい登山道が続く |
|
|
急な所にはロープが設置してあるが、無くても大丈夫 |
なぜか国旗が掲揚してある。
瀬戸の海を見ながら一息入れたいところだ
ここから左に曲がり尾根から外れる |
|
|
主尾根と合流し山頂に向かう |
山頂までは風化した花崗岩の上を歩いていく |
|
|
航空保安施設の赤い塔がある安芸小富士山頂 |
山頂からは広島市街が一望できる |
|
|
山頂から下高山に向い、滑りやすい急坂を下って
学園分岐まで戻り、右方向の展望台に向かう |
学園分岐から5分ほど行った所の分岐
標識は左方向へ「小富士下山道」と「少年自然の家」しかないが
案内の無い右方向に進む
|
|
|
雑木林の急坂を下ると竹林が現れる
艶やかな緑が美しい竹林を一気に下っていく |
似島港の分岐に出る
ここは左折し少年自然の家に向かって竹薮の中に入っていく |
|
|
竹薮を抜けると畑になる。
電波塔を目指して畑を横切ると墓所に出る |
墓所を抜けると車道にでる。標識に従い
ひだり方向に歩いて行くとカーブの先に下高山の登山口がある |
|
|
下高山登山口(楕円の中の標識) |
コンクリート舗装された道
山裾をクネクネと尾根の先端まで延びる巻道だ |
|
|
暖かい日差しを浴びて、のんびり
これぞ陽だまりハイキング |
20分余り巻き道を歩いて尾根の先端へ
ここから下高山まで1200mの標識
だらだらとした道を登って行く |
|
|
下高山を見ながら緩やかな坂を登って行く |
尾根道に合流
後740mの標識にガックリ |
|
|
尾根道の開けた場所から安芸小富士を振り返る
|
羊歯を漕いで下高山山頂に到着
沖行く船を見ながら、のんびり昼食 |
|
|
案内板に従い狭い路地を桟橋へ |
似島桟橋
ネットでお馴染みの座豚猫の台は空っぽ
散歩にでも出かけたらしい。
港にはそれらしき猫が二三匹たむろしていた (マウス ON) |
ひとこと:暖かくて、のんびり、楽しいハイキングでした |